永井一史著,誠文堂新光社刊
エネルギー問題に関するレクチャーを受けた後、デザイナー30人が、それぞれが、省エネに結び付くよう、知識を与えたり、行動を促したりするための仕掛けを、デザインしたものを紹介しています。例えば、温度が変わると色が変わる塗料を利用して、例えば20℃以下では暖色系に、28℃以上では寒色系に変化する。20~28℃では白色。そのように変化する壁紙を作り、部屋に貼ることにより、例えば28℃以上になると寒色になるので体感温度が実温度より下がるのだそうです。(実験によると、色によって3℃の効果があるそうです)
また、オフィスの温度は夏には28℃が標準温度ですが、外回りの営業から帰った人などが、クールダウンするための部屋を別に用意し、見た目に涼しくなるよう工夫するとともに、実際に部屋の気温を22℃に下げることにより、火照った身体を海やかにクールダウンすることにより、他の部屋はエコな温度にする事により、全体として省エネが達成できるとうアイディア。
まぁ、良く考え付くものだと感心しました。デザインが秘める可能性と役割の拡大を示すために企画されたワークショップの成果を書籍にしたようです。掲載されたデザインも秀逸です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/永井一史
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/cf/17_nagai/p1.html
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評価は4です。
エネルギー問題に関するレクチャーを受けた後、デザイナー30人が、それぞれが、省エネに結び付くよう、知識を与えたり、行動を促したりするための仕掛けを、デザインしたものを紹介しています。例えば、温度が変わると色が変わる塗料を利用して、例えば20℃以下では暖色系に、28℃以上では寒色系に変化する。20~28℃では白色。そのように変化する壁紙を作り、部屋に貼ることにより、例えば28℃以上になると寒色になるので体感温度が実温度より下がるのだそうです。(実験によると、色によって3℃の効果があるそうです)
また、オフィスの温度は夏には28℃が標準温度ですが、外回りの営業から帰った人などが、クールダウンするための部屋を別に用意し、見た目に涼しくなるよう工夫するとともに、実際に部屋の気温を22℃に下げることにより、火照った身体を海やかにクールダウンすることにより、他の部屋はエコな温度にする事により、全体として省エネが達成できるとうアイディア。
まぁ、良く考え付くものだと感心しました。デザインが秘める可能性と役割の拡大を示すために企画されたワークショップの成果を書籍にしたようです。掲載されたデザインも秀逸です。
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URL => http://ja.wikipedia.org/wiki/永井一史
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/cf/17_nagai/p1.html
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