美ら海水族館での観光を楽しんでから、海岸沿いの505号線を東に5km程移動して今帰仁城跡に行きました。海岸線から南方に1km程斜面を登るとその史跡があります。今回の旅では、沖縄の世界遺産をすべて見るという方針を立ており、その最初の施設です。それでも実は大して期待はしていませんでした。
斜面の道路を上って行くと、登り切った所に遺跡がありました。観光案内所のような施設や駐車場など、規模は大きくないですが、しっかりと整備されておりびっくり。生憎荒れ模様の天気で、小雨交じりの結構強い風でしたが、せっかくなのでウィンドブレーカーを着込んでいざ観光に。
まずは、記念写真を1枚(写真A)、次にそこから進行方向に向けて1枚(写真B)遠方に見える石垣がどうも城壁のようです。その城壁の中に入って行くと、あちらこちらで発掘の作業場所がありますが、順路になっている通路に従って進むと、先に観光していた人々が現地のガイドさんの話を聞いていました。(写真C)私達も一緒に聞かせて頂きました。
お話によると、この城を作った作業員は支配地内の住民で、恐らく奴隷のように使われていたようだということです。また、御嶽(うたき)という、神を祀る場所についても説明がありました。写真Dは、石垣の一部の石の門です。この辺りで”ぐすく”が凄いという感動を覚えました。石垣の石の大きさは、本州の城のものと比べて小ぶりで、緻密な積み上げ方には見えないのですが、今まで見た事のない不思議な印象です。
更に城跡の上部へ進むと見晴らしの良い場所で増した。そこからの風景が写真Eです。ここに来て初めて気付いたのですが、石垣が自在な曲面で構成されているのでした。本州の城の直線的な石垣とは趣がかなり異なります。その和らいだ構成は、幅が狭い山の頂上付近に作るために地形に合わせて作らなければならないという制約もあるでしょうが、琉球人のおおらかな感性が生んだものかと思います。
写真Fは、頂上付近の広場になっている場所の風景で、屋敷跡の基礎となる石が散在していました。また、写真Gは、写真Eの方面から時計回りで160度程度回転した方向にある石垣で、その先は絶壁になっています。写真Hは、施設の入り口の直ぐ近くにある売店のような建物で、サトウキビをその場で絞って汁を飲ませるなどのサービスを行っているようですが、屋根が恐らく茅葺きで、それが一面草で覆われ、小さい樹木が生えていました。とっても良い感じです。夏はさぞかし涼しい事でしょう。最も茅葺きを放置した結果であるとすると、屋根が壊れてしまうかもしれないので大変でしょうが。
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URL => https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gs_rn=2&gs_ri=hp&tok=kvkyp4aYW3TFBaWElqngGQ&cp=6&gs_id=8e&xhr=t&q=%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%AF&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.r_qf.&bvm=bv.41867550,d.dGY&biw=1009&bih=903&bs=1&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl
http://ja.wikipedia.org/wiki/グスク
http://ja.wikipedia.org/wiki/今帰仁城
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斜面の道路を上って行くと、登り切った所に遺跡がありました。観光案内所のような施設や駐車場など、規模は大きくないですが、しっかりと整備されておりびっくり。生憎荒れ模様の天気で、小雨交じりの結構強い風でしたが、せっかくなのでウィンドブレーカーを着込んでいざ観光に。
まずは、記念写真を1枚(写真A)、次にそこから進行方向に向けて1枚(写真B)遠方に見える石垣がどうも城壁のようです。その城壁の中に入って行くと、あちらこちらで発掘の作業場所がありますが、順路になっている通路に従って進むと、先に観光していた人々が現地のガイドさんの話を聞いていました。(写真C)私達も一緒に聞かせて頂きました。
お話によると、この城を作った作業員は支配地内の住民で、恐らく奴隷のように使われていたようだということです。また、御嶽(うたき)という、神を祀る場所についても説明がありました。写真Dは、石垣の一部の石の門です。この辺りで”ぐすく”が凄いという感動を覚えました。石垣の石の大きさは、本州の城のものと比べて小ぶりで、緻密な積み上げ方には見えないのですが、今まで見た事のない不思議な印象です。
更に城跡の上部へ進むと見晴らしの良い場所で増した。そこからの風景が写真Eです。ここに来て初めて気付いたのですが、石垣が自在な曲面で構成されているのでした。本州の城の直線的な石垣とは趣がかなり異なります。その和らいだ構成は、幅が狭い山の頂上付近に作るために地形に合わせて作らなければならないという制約もあるでしょうが、琉球人のおおらかな感性が生んだものかと思います。
写真Fは、頂上付近の広場になっている場所の風景で、屋敷跡の基礎となる石が散在していました。また、写真Gは、写真Eの方面から時計回りで160度程度回転した方向にある石垣で、その先は絶壁になっています。写真Hは、施設の入り口の直ぐ近くにある売店のような建物で、サトウキビをその場で絞って汁を飲ませるなどのサービスを行っているようですが、屋根が恐らく茅葺きで、それが一面草で覆われ、小さい樹木が生えていました。とっても良い感じです。夏はさぞかし涼しい事でしょう。最も茅葺きを放置した結果であるとすると、屋根が壊れてしまうかもしれないので大変でしょうが。
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URL => https://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&gs_rn=2&gs_ri=hp&tok=kvkyp4aYW3TFBaWElqngGQ&cp=6&gs_id=8e&xhr=t&q=%E3%82%B0%E3%82%B9%E3%82%AF&bav=on.2,or.r_gc.r_pw.r_cp.r_qf.&bvm=bv.41867550,d.dGY&biw=1009&bih=903&bs=1&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=wl
http://ja.wikipedia.org/wiki/グスク
http://ja.wikipedia.org/wiki/今帰仁城
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