A・トッドハンター著、文春文庫刊
本書は2005年に発行されましたが、原書はその数年早い時期だったのでしょうか。パリの高名なレストランで、現在はミシュランの2つ星しながら、出版当時は3つ星だったようです。アメリカ人のフリージャーナリストである著者は、フランスに奥さんと移住後に、タイユバンの厨房で体験的な見習いとして仕事を手伝い、やがてある晩、奥さんとタイユバンへ食事に出掛けます。
本書は、著者と奥さんがタイユバンに着いた所から始まります。そして入店。席に着いて食前酒を頼みます。以下、品書き、ワイン、前菜、小休止、主菜、チーズ、デザート、退出、と20:15に入店してからの4時間を描いています。
本書は、それらのステージごとに、著者が厨房で経験したことやそれぞれの料理にまつわること、料理人達の話など、非常に深く広く、様々なことを書いています。最初は、こうしたサイドストーリーがちょっと煩わしく感じましたが、フランス料理の歴史から料理人の生活や世界までの多彩な内容は、読み進める内に、単なるグルメリポートにしないための効果的な手法であると納得しました。
チップを除いた、サービス料15%を含む料金は「2,000フランをすこし超える額」だそうで、今日のレートだと232,000円。ゲッ。私には無理です。そしてチップは200フランとのこと。はぁ~。無理だなこれは。
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URL => http://yaplog.jp/rose_tomoe/archive/2345
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評価は4です。
======= 写真 ========
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本書は2005年に発行されましたが、原書はその数年早い時期だったのでしょうか。パリの高名なレストランで、現在はミシュランの2つ星しながら、出版当時は3つ星だったようです。アメリカ人のフリージャーナリストである著者は、フランスに奥さんと移住後に、タイユバンの厨房で体験的な見習いとして仕事を手伝い、やがてある晩、奥さんとタイユバンへ食事に出掛けます。
本書は、著者と奥さんがタイユバンに着いた所から始まります。そして入店。席に着いて食前酒を頼みます。以下、品書き、ワイン、前菜、小休止、主菜、チーズ、デザート、退出、と20:15に入店してからの4時間を描いています。
本書は、それらのステージごとに、著者が厨房で経験したことやそれぞれの料理にまつわること、料理人達の話など、非常に深く広く、様々なことを書いています。最初は、こうしたサイドストーリーがちょっと煩わしく感じましたが、フランス料理の歴史から料理人の生活や世界までの多彩な内容は、読み進める内に、単なるグルメリポートにしないための効果的な手法であると納得しました。
チップを除いた、サービス料15%を含む料金は「2,000フランをすこし超える額」だそうで、今日のレートだと232,000円。ゲッ。私には無理です。そしてチップは200フランとのこと。はぁ~。無理だなこれは。
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