読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

北京旅行:その26:明の13陵

2010年08月09日 19時46分56秒 | ■旅する
ガイドのRさんの手抜きの説明と聞き取りがたい小さな声が遺憾なく発揮されたので、ツアーの参加者は、正直、自分たちが何を見たのかを十分に理解したとは言い難い。だだっ広く暑い地上(写真:A)を、木立を(写真:B)通り過ぎ、地下への入り口(写真:C)を入ってひたすら降りてゆきました。そして、降りきると、Rさんの小さな声が、他のツアーのガイドの大きな声に阻まれて全く聞こえないので、想像しながら見学しました。以下は私の想像です。
降りきった所に案内図(写真:D)がありますが、財宝などのめぼしい展示品はありません。しかし、玉座と思しきものが二カ所に置かれており(写真:E)(写真:F)、その背後には、お約束の竜の彫り物があって、しかも爪が五本あります。皇帝と后妃の玉座と思われます。(写真:G)(写真:H)
その地下の深いことには驚きました。当然気温が低く快適ですが、こんなに深く穴を掘って、地下に宮殿を造る、などというのは、絶対的な権力でないと出来ないことでしょう。また、その穴に掛かる土圧に耐える石材を積み上げて、今まで遺跡として残した技術は凄いと思います。
訳の分からない見学を終えて、長い長い階段を上りやっと地上に帰りました。(写真:I)振り返ってみると山の頂上に小さな建物がありました。これは、軍隊の飛行機が飛行する際に目印にしている建築物だそうで、ちょっとがっかりしました。(写真:J)

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