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読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

ダナエ

2011年03月15日 22時13分54秒 | ■読む
藤原伊織著、文藝春秋刊 2007年に出版された短編集です。内容は表題になった「ダナエ」と「まぼろしの虹」それに「水母(くらげ)」の三作です。「ダナエ」とは、(私も知りませんでしたが)ギリシア神話に出てくる王女で、勇者ペルセウスの母であるそうです。そして、本作は、レンブラントによって描かれたダナエという作品が辿ったと同じ被害を、主人公である作家の作品が被る所から始まります。 ------------ . . . 本文を読む
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バイオハザード4 アフター・ライフ/DVD

2011年03月14日 20時03分06秒 | ■見る
前作まで、結構楽しめました。しかし、今回は、つまらなかった。残念です。結末が付かないままで、何となくハリー・ポッターシリーズを見ていてがっかりしたのと似ています。映像は良いのですが、脚本が何とも・・・。しかし、冒頭の東京はクールでした。 ------------------------------------------------------------ URL => http://ja.wik . . . 本文を読む
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粘着の技術 カモ井加工紙の87年

2011年03月10日 20時05分33秒 | ■読む
「粘着の技術」編集委員会 吉備人出版刊 幼い頃、自宅や色々な所にハエを捕るためのリボン状のものが吊り下げてありました。打ち上げ花火の底の部分を3,4cm程切り取ったようなボール紙で出来た円筒家の筒から上へ螺旋を描いて薄い茶色の粘着テープが上に伸びており、その先っちょが天井から吊り下げられていました。こんな原始的で単純は物に、たくさんのハエがくっついていたのでした。昔はハエが多かったので、本当にあち . . . 本文を読む
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シャッターアイランド/DVD

2011年03月09日 18時45分12秒 | ■見る
余り興味が無いままに見始めたのですが、サスペンスとして一級の作品に仕上がっています。レオナル・デカプリオが出演する映画を初めて観て、見直しました。なかなか味わいのある演技でした。脚本もキャストも申し分在りません。久方振りにサスペンス映画を堪能した感じです。 ------------------------------------------------------------ URL => htt . . . 本文を読む
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遊戯

2011年03月08日 20時14分30秒 | ■読む
藤原伊織著、講談社刊 藤原さんらしい、相変わらず、ほの暗いトーンの物語です。陰を引きずった主人公と、少しばかり変わったヒロイン。その二人の魂が少しずつ惹かれ合って行く。そんなステップと平行して、奇妙な、違和感のある出来事が生じる。それは、ぼんやりとした出来事の連続であったけれども、次第に焦点を結んで行き、ある種の不気味さが姿を現して行きます。 本書は、そうしたストーリーの頂点で、作者の死により未完 . . . 本文を読む
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アンコールへの旅/ビデオ

2011年03月07日 18時42分45秒 | ■見る
カンボジアにかつて君臨したアンコール王朝が築いた寺院建築を取り上げています。かつて自然に埋もれていた頃には自然の力によって、近代になってからは内乱によって損傷を受けましたが、現在は、国連や世界各国の協力によって修復が進んでいます。しかし、材料が砂岩とラテライトであることも、損傷の深さを助長しているのかもしれません。 ----------------------------------------- . . . 本文を読む
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チベット旅行記

2011年03月06日 22時12分58秒 | ■読む
河口慧海(えかい)著、旺文社文庫刊 大分前に読んだ書籍で本書の存在を知り、古本屋でやっと見つけました。昭和53年に660円で出版されましたが、2年程前に古本屋で発見し、1、000円で購入しました。いつものごとく、読まれるのを待っていましたが、ようやく順番が来たので読みましたが、何とも凄まじい旅行記でした。 元々普通の家に生まれ育ったが、勉学を志し、縁あって仏門に入り精励刻苦した。やがて、仏典の大本 . . . 本文を読む
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アジア・知られざる大自然:第2巻:島は進化の魔術師/ビデオ

2011年03月05日 17時28分28秒 | ■見る
シリーズの二巻目です。ボルネオ付近の多島海の島々を巡る生物のルポです。氷河期には大陸と陸続きであった土地が、地球の温暖期に差し掛かり海面が上昇したことにより、多くの島々が生まれました。世界地図で全体を見渡すとインドネシアの付近は海峡が多いものの、多島海である、という実感はありません。しかし、更に詳しい地図を見ると、スマトラ、ボルネオ、ジャワ、セレベス、ニューギニアなどの大きめの島々意外にも膨大な島 . . . 本文を読む
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5万4千円でアジア横断

2011年03月04日 16時46分26秒 | ■読む
下川裕治著、新潮文庫刊 まぁ、いくらなんでも、こんな金額でアジアを横断出来るのかねぇ? という疑問から手にとって読みました日本の東京から出発して、アジアの最も西に当たるイスタンブールまでを、出来るだけバスを使って移動し続ける、という企画です。残念ながら、ビルマ(現マンミャー)だけはビザが取得出来なかったので、その間は分断されたものの、バス路線のない海上や短い区間は別として、ほとんどをバスで移動した . . . 本文を読む
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レオン/DVD

2011年03月03日 21時16分32秒 | ■見る
中々に評価の高い本作を観ました。期待に違わぬ作品でした。主演のジャン・レノが当然良かった。あの顔と存在感。そして、主人公の生い立ちや学歴、そして秘められた知性など、良くもまぁ演じられたものだと思いました。そして、悪徳麻薬捜査監役のゲイリー・オールドマンも良かった。ハリー・ポッターでの善人役も良いけれども、こうした危ない悪役を演じると、なお良いと思います。 --------------------- . . . 本文を読む
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バガボンド

2011年03月02日 19時10分26秒 | ■読む
井上雄彦著、講談社刊 かつて、夢中で読んだ漫画を読まなくなって随分経ちます。昨年から、昔の漫画を読むようにはなりました、かなり限られた範囲の作品です。たまたま、読んだ「バガボンド」にビックリ。作者は「SLAM DUNK」の井上雄彦さん。息子が夢中で読んでいた作品で、その影響からか、息子はバスケットをやるようになりました。しかし、私は「SLAM DUNK」に興味はなく、こんな漫画が流行なんだなぁ、と . . . 本文を読む
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ナショナルトレジャー2/DVD

2011年03月01日 18時48分25秒 | ■見る
面白かった。シリーズ第二作で、第一作目のなつかしい登場人物が。そして、主人公のお母さんも新たに加わります。下記のURLによれば、第一作目が2004年に公開されており、本作はその三年後の公開です。とにもかくにもアクションの連続で、映画に楽しみを求めるのであれば、誠に良い作品に仕上がっていると思います。 ------------------------------------------------- . . . 本文を読む
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