夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

海の幸、山の幸

2005年10月17日 18時00分57秒 |  岬な日々

岬に来て小さな喜びを発見した。
それはこの地が海の幸、山の幸に恵まれていること。

岬も、隣の大原は漁港なのは知っていたけど、大原が日本で一番イセエビの取れるところだとは知らなかった。
大きなスーパーでも新鮮ないわしなどがバケツ一杯250円なんて売り方をしていたりする。
今は秋刀魚が店頭を賑わしている。
もともと長崎出身で東京の魚なんか臭くて食べれないと言っていた私なので、新鮮な魚にありつけるのはとてもうれしい。

果物は、岬は岬梨で有名なところ。梨の時期には栗も、葡萄も、柿も出回る。
栗は自宅の周りに3本ほど見つけた。買わなくてもたくさん食べられる。
柿は農家のおばちゃんたちがやっているお店で、庭に植えられていた柿、姿の悪い、売り物にならないようなものだけど、安くで手に入る。でも味は同じ。

若手がやった村おこしで、あちこちにみかんが植えられている。ただ長崎生まれにはこちらのみかんは甘さがなくて、ちょっと敬遠。でも花の時期のあの匂いはすばらしい。そのうちマーマレードか何か工夫して見ようと思っている。

春から初夏にかけても、国道に面した農家の売店ではいろんな果物が売られている。
果物が好きな私としては、思いもかけないプレゼントだった。

もちろん、野菜類も新鮮なものが手に入る。でもこれはそのうちに自分で作ってみようと計画中。

農家のお店には花もたくさん並べられている。新鮮。花を生けて、一週間、二週間後に戻ってきてもまだかれずに咲いている。これは一番うれしいこと。