夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

発表会

2012年04月02日 16時43分49秒 |  岬な日々


日曜日は、弟の発表会でした。
子供たちの演奏を見ていて、ほんとうにいいな~って思いました。
小学校にも入っていない子供たちが一生懸命弾いています。
まだまだたどたどしい演奏もあります。
でも、去年、一昨年から比べると、確実に進歩している。
みんな大きくなってきているんですね。



去年まで、子供子供していた子、それでもちゃんと弾いていたと思っていた子が、譜面、指が動くだけじゃなくって、一人前の女の子になって、自分なりに歌わせているじゃありませんか。
あぁ、私が、相手がいなくって、キョンだの、狸だのを相手にしている間に、みんな大人になって行っているんだって、感慨しきり。。。



去年までは、難しすぎる曲を与えすぎる、曲の構成を考えながら、自分が今弾いているフレーズをもっと歌って欲しいなんて偉そうなことをいっておりましたが、今年は、そんなことを思うよりも先に、上手くなったな~って思いが先に浮かびました。

それにしても、今年はほんとうに小さな子たちが多かったような気がしたので聞きましたら、まだステージに上がれないような、2歳、3歳の子も控えておりますなんだそうです。確かに、ステージに上がった子は4歳が最年少でしたね。
私が教育に携わったのは、大学生相手でした。弟も大学にそのままいたら、めまぐるしく変わって行く才能を見、育てる楽しみは味わえなかったかもしれませんね。





2台のヴァイオリンのためのコンチェルト BWV1043  バッハ