夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

露草 オリンパスTG-3

2014年10月07日 04時09分43秒 |  デジカメ練習帖


オリンパスのTG-3というタフカメラを買ったことはご報告してましたが、これは雨や水中でも使えるという点以外にも、特異なマクロ機能を持っています。それも購入のポイントになりました。
  
タフカメラとしては、届いたその日が雨。そのまま持ち出して雨がかかるのを承知で写真を撮っておりまして、水中カメラの機能はまず使うことはないにしても、いままでこのような状況での撮影はほとんどなかったので、「よかった、よかった」って感じ。
雨中、滴のまだ垂れているような雨後の撮影、たいがい光も弱く、シャッターも長めになるので三脚も必要ということで、カメラやレンズ、三脚を濡らさないようにすることに気を使わなければなりませんでしたからね。それから解放されるだけでも精神的に楽。
これならチビ太を連れて海岸へ行っても、しぶきを気にしなくって撮れますよね。高波に体は持っていかれても、カメラはちゃんと置いていけるなんて。。。
とにかく、頑丈が売り物ですから、バッグの中にいろんな物と一緒に放り込んでおけるのもいいですよね~

ところで、そのマクロ機能。
   トップの白の露草
   f. 4.9, 1/400. ISO 125 35ミリ相当で100ミリ 手持ち撮影

普通のデジカメについているマクロ機能を更に進化させたもの。
   これはミニバラの蕊。一個一個の蕊は1ミリもないものです。
   マクロの2枚 f. 6.3, 1/500 ISO 100 手持ち撮影



おまけに、フォーカスをずらせながら何枚も撮る機能、そのなかから自分の狙う一枚を使うことができます。
   マクロの撮影では、フォーカスがちょっと違うだけで全く違う世界が出現したりしますからね。おまけにどんなにカメラを三脚で固定しても、被写体が動いてしまうこと、野外ではむしろ当たり前なんです。
それ以上に、フォーカスをずらせながら撮った写真をカメラが内部で処理して、ピントの合っている部分を合成してくれることもやれるのです。



   マクロでは被写界深度が浅くなりますので、こうやって広くピントを合わせられるのがどうしても必要になることもありますのでね。


サブカメラが活躍しそうな状況の悪いところでのショット、これ手持ちです。
   それにしても大昔と比べれば、みんな感度がよくなりましたよね。どうしても昔の癖で感度を低く設定して、動きの速いものや、チビの夕方の散歩などでは、手振れ防止がついていてもブラしちゃうことが多いのです。コンデジでもISO 1600でも何とか使えるんですからね。
   f. 2, 1/8, ISO 1600 35ミリ相当の25ミリ 手持ち撮影



今までのコンデジ。小さいし、絵は気にいっているし、望遠側へのズームも効くのでそれなりに気にいっているのですけど、もちろん水には弱いし、バッグのなかに、いろんな物と一緒に放り込んでおいて乱暴に使うなんてのは考えられていないし、それ以上にレンズがニョロニョロって出てくる間に被写体がどっかへ行っちゃう。
その辺をカバーしてくれるってなかなか面白いじゃないですか。

それにしても、コンデジとは言いながら、全部手持ち撮影になってますね~
普段は三脚を持ち歩かないので、それが常態なのですけど、マクロに関しては、もう少し気を使わなければね。