見る人もなくて散りぬる奥山の
もみぢは夜の錦なりけり
古今集 5-297
紀貫之
見る人もなく散っていく奥山の紅葉は
錦の着物を夜着ているみたいに甲斐のないものですね~
なんて、貫之さんはおいちゃんのことを言っているのでしょうか????

岬もやっと紅葉を始めましたよ。
でも、鹿(いつものことで、キョンですけど)くらいしか見てない、、、
てか、鹿は何の興味もないでしょうから、見えてもみないか。
おいちゃんの一生は、夜の錦、奥山の紅葉なんですね~
でもでも、こんなのもありますよ。

佐保山のははその紅葉 散りぬべみ
よるさへ見よと てらす月影
古今集 5-281
よみひとしらず
夜だって見てほしいと月が照らしてくれるって、、、
あぁ、おいちゃんだって捨てたもんじゃないですよね~
それでもいまだに実を結んでいないのは、、、
紅葉が悪いわけでも、月が悪いわけでもないはずなのにね~
なんでしょうね~
