夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

夜の錦

2015年12月06日 20時17分46秒 |  気になる詩、言葉


見る人もなくて散りぬる奥山の
    もみぢは夜の錦なりけり
       古今集 5-297
       紀貫之


見る人もなく散っていく奥山の紅葉は
錦の着物を夜着ているみたいに甲斐のないものですね~

なんて、貫之さんはおいちゃんのことを言っているのでしょうか????



岬もやっと紅葉を始めましたよ。
でも、鹿(いつものことで、キョンですけど)くらいしか見てない、、、
てか、鹿は何の興味もないでしょうから、見えてもみないか。


おいちゃんの一生は、夜の錦、奥山の紅葉なんですね~
でもでも、こんなのもありますよ。




佐保山のははその紅葉 散りぬべみ
    よるさへ見よと てらす月影
       古今集 5-281
       よみひとしらず

夜だって見てほしいと月が照らしてくれるって、、、
あぁ、おいちゃんだって捨てたもんじゃないですよね~

それでもいまだに実を結んでいないのは、、、
紅葉が悪いわけでも、月が悪いわけでもないはずなのにね~
なんでしょうね~





夕陽って

2015年12月06日 10時56分29秒 |  岬な日々


夕陽ってすごいですね。。
実際はこんなに色が変わっているんですね。

というか、人間の目(脳?)のフィルター作用がすごいのかな。
目で見ていて、多少夕日に染まっているかなって思っていると、写真で上げると、見かけ以上に染まっているんですよね。これだってカメラのプログラムで相当に修正されているんですけど、ホワイトバランスをオートにしていても修正しきれないのですね。
まあ、完全に修正することはできるんでしょうけど、そしたら夕陽も晴天も区別つかないしね。多少は残すようにしてあるのでしょうね。



これだけ見た人は、この鳥ってこんな色だって思うでしょうね、、、
でも、お化粧しちゃっているんですよ~
ごめんなさいね、、、