夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

年の暮れというのがだんだん沁みついてきています、、、I wondered lonely as a cloud

2015年12月19日 08時59分11秒 |  気になる詩、言葉


昨日の日記は、「今年も残すとこ2週間を切りましたね」でした。知人のブログにも同じような記事が多数拝見できましたけど、日ごとに年の暮れのあせりを感じるようになりました。
私は、来年の年賀はいたしませんので、賑やか、華やかな雰囲気の中では、ちょっと疎外された、浮いてしまった寂しさを感じております。下の「pensive mood」の中に大きなものを失った寂しさと、秘かな後悔の念を混ぜ合わせたような、、、

ということで、畦に咲いていた水仙さんに来ていただいて、少しの間無聊を慰めるために一緒にいていただきました。

実は、水仙さんを詠んだ大和詩を探してみましたが、実は水仙さんはもともとは外国から来られた方、古い大和詩の時代には日本にはいらっしゃらなかったのですね。ということで、かの国の有名な詩人の、有名な詩から引用させていただきました。


For oft, when on my couch I lie
In vacant or in pensive mood,
They flash upon that inward eye
Which is the bliss of solitude;
And then my heart with pleasure fills,
And dances with the daffodils.

   William Wordsworth
I wondered lonely as a cloud の最後の節
      こちらからいただきました

タイトルのlonelyと、この節のsolitudeの意味の違いなんてのは別にして、、、
ちなみにdaffodilsというのは、ラッパ水仙なんですね。日本の水仙よりももっと華やか。lonelyを言うなら二ホンズイセンの方が、孤独感がますのかな~なんて思いましたが、こちらも一花ならともかく、賑やかに群生してますよね。

身を慎んでいる現状では水仙と踊るなんてのも、控えさせていただきましょう。
けど、my heart with plesure fillsなんてのを秘かに思いたい昨今ではあります。

ねぇ、水仙じゃなくって、可愛いU20ならもっといいのですけど、、、
なんせ、年の暮れ、年賀をしないとは言いながら、掃除や洗濯のリスト、、、 山になっているんですけど。