暁のゆふつけ鳥ぞあはれなる
長きねぶりを思ふまくらに
新古今集 1810
式子内親王
、、、歳をとると朝が早くなってね~
一年でも一番長い夜を持て余しております。
一週間に一度でもいいから、ぐっすりと眠りたいものです。
睡眠不足って結構つらいものがありますんでね。
なんて、これが若いころなら自慢話にも聞こえるんでしょうけど、、、
恋ひ恋ひてそなたになびく煙あらば
いひし契りのはてとながめよ
新後撰 1113
詠み人は同じく式子内親王
なんてね。
でも、今や色気は皆無。残ったのは食い気だけの毎日ですからして。「灰になるまで色気」あ~んた、そんなもん公式発表ですよ。
このブログ的には
見しことも見ぬ行く末もかりそめの
枕に浮ぶまぼろしの中
なんてのが相応しいのでしょうね。