チビ太の散歩コースの田んぼの稲。
そろそろ収穫へ向けての最後のスパートに入ってきております。
ありがたいことに、今年もまたあの新米を頂く嬉しさを味わえそうです。
退院して病院から我が家へ帰る折に、あと何回春を楽しめるだろう、何回紅葉を見れるのだろうとちょっとばかし、おセンチになって見ておりました岬の自然も、
思ってもみないほどの回数を重ねることができております。
まあこれは、物心ついたときから長くは生きられないって諦めて生きなければならなかった子供の頃にも感じていた喜びでありますので、慣れ親しんだ感覚ではありますけど。
重ね重ねの僥倖を何に対してお礼を言えばいいのか、無神論者の私としては、感謝をする相手に困ってしまっております。
生きながらえる喜びも然りながら、これが見納めかと思いながら、だからこそ愛おしむ草花や、鳥や動物たち、そしてそれ以上に大切な友人たちとの時間、、、
私ってほんとうは恵まれた、幸運の持ち主なのだとつくづく思っております。
なんちゃって、何年に一度くらいは、こんな風なおセンチな文も書いてみたいと思うことがあるのですよ。
反吐が出そうになった方、お許しあれ。