夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

黒豆に雑煮

2019年11月22日 09時12分45秒 |  食べるために生きる


11月も下旬となりました。
温暖な岬でも、今日は最高気温が13度。
朝から小雨が降って寒い一日のスタートになりました。

今日の写真のホトトギス、これをこの時期に持ってくるのが正しいのかどうか分かりませんけど、散歩道ではまだ咲いているんですから仕方ないですね。
もっとも我が家のジョウロウホトトギスは今年は花もつけてくれませんでしたけど。
ちなみに、このホトトギス。やっぱりピントは一番上の花の部分に合わせるべきなんでしょうね。ホトトギスの名前もそこの模様から来ているんだし。
でも風の吹く中、年を取って体が安定しなくなった中で、手持ちで、クローズアップなんて撮ろうと思うとピントの微調整なんてすごく大変なんです。
連射して動かしながらピントの合ったものを選ぶなんておいちゃんの美意識に反しますしね。



なんてことは別にして、そろそろ、年越しのことも考えなければ、、、
掃除、洗濯、、、なんて、いつも思うだけですけど。
皆さんもそうなんでしょうね、(いえ、思うだけってのは別にしてですよ)昨日私のブログに来てくださった方の中にもお節を検索してこられた方がおられました。
一つは、2006年の12月26日の黒豆のブログ。黒豆とかぜんざいはこのブログではよく取り上げておりました。豆をコトコト煮るってイメージが好きなものですから。このブログの後ろにも小豆やぜんざいの記事へのリンクを貼っておりました。
もう一つは、同じ年の12月30日の雑煮のブログでした。これは雑煮だけでなくだしの取り方にも触れておりましたですね。
そしてなぜか翌年の1月5日のブログも。

まだ体が動ける頃の記事、その頃は思いついて大掃除をしたり、台所に立つってこともあったんですけど、今や、レトルトを買ってきてチンだけですから、、、
2年ほど前は、クレジットのポイントが切れるというので、生まれて初めてお店のお節なぞを買ってみたり、、、
我が家の味を守るなんて口が裂けても言えない状況ですね。
もっとも、我が家の献立表なんてのはちらっと見ただけで中に何が書いてあるのか全く覚えていないし、もし覚えていても料理の名前が書いてあるだけ、それをどう調理し、味付けし、飾り付けるのかが問題なんですけど。もう知っている人はなくなりました。
いつだったか、平戸の松浦家のお節が雑誌に紹介されておりました。見事ってしか言いようのないものでしたけど、、、
あそこはお殿様の家系だし、それ以上にお茶のお家元ですからね。
凄い凄いで当たり前なのでしょうね。
とはいえ、「お茶のことは嫁さんに聞いてよ」って澄ましておっしゃる。
でも、奥様は「私は表千家だったから、、、」なんて口裏を合わせておられましたよね~
もう何十年もお会いしておりませんけど、古き良き時代でしたね~