夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

天よりもかがやくものは

2008年08月29日 03時40分25秒 |  気になる詩、言葉


天よりもかがやくものは蝶の翅 
         山口誓子




毎度、代わり栄えのしない蝶です。
家の下にいつもいて、私を待っていてくれます。
たまたま、私が早いときには、ちょっと待っていると、すぐに飛んできてくれます。
花ももう終わり、なのに一生懸命この花によってきます。
そして、私にも。



花開蝶満枝
花謝蝶還稀
唯有奮巣燕
主人貧亦帰

花が咲けば蝶は枝に満ちる
花が終われば帰ってくる蝶は稀
燕だけは古い巣に戻ってくる
主人が貧しくとも帰ってくる

蝶は帰ってこない?
いすみの蝶はちゃんと待っていてくれます。
枯れようとする花も、貧しいボクちゃんも。
   




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4 コメント

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Unknown (さち)
2008-08-29 09:48:43
枯れた花にも魅力がある何かがあるのかもしれませんね。
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そうです (赤い風車)
2008-08-29 09:53:31
残り香はまだいいとして、、、、
怨念、、、、
呼んでいる。。。。。。
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Unknown (芝桜)
2008-08-29 16:16:13
私なんか永遠に枯れないもんね。

なったってドライフラワーじゃ。
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善哉善哉 (赤い風車)
2008-08-30 19:10:39
まあ、自分のことがわかっているというのは、すばらしいことで、、、、、
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