今年に入って土鍋でご飯を炊くようになって、炊飯器でご飯を炊いたことがない。炊飯器はもっぱら蒸器になってしまいました。蒸す作業は電子レンジでもやれるので、炊飯器の出番は一年に数えるくらいしかない。使ってやらなきゃかわいそう。
ということで、今日は予定を変えて、芋を蒸かして食しましたです。
まあ、おいちゃんのエンゲル係数は、17世紀の貧乏な労働者とたいして変わってないので、ふさわしい食事かなとも思いますしね。
でも、英訳のポテトイーターなら今日のお題に使えるけど、和訳のほうは確かじゃがいもを食う人々だったよね。それだとサツマイモが入っている今日のお題には使えないね。なぜ芋食う人々にしなかったんでしょうね~。
ところで、蒸器。
台所に何十年もこれがおいてあって、蒸器だったら下にお湯を沸かすものが付くだろうし、、って、疑問に思いながら捨てもせずそのままになっておりました。
グーグルレンズ、最高!!
クーグルレンズで検索をかけたら、出雲の饅頭蒸器とでました。Tーデパートの通販ではなんと24,000円もするんだそうで、我が家の鍋類の中では一番高価なものじゃないかなって!!!
竹の簾をおいて饅頭を載せ、鍋やお湯の上で蒸して、そのまま茶室に持っていけるのだそうで、お茶道具の一種みたいですね。だから高いんですね。
たしか、出雲? 松江だったかな? お茶で出される有名な饅頭があって、買いに行ったような、、、いつものことで、霧の先の朧朧な話ですけど、、、
そう言えば、松江ではお城のそばのお茶室で、半東さんが拳を握りしめて畳をドンとやる、、、ってのは嘘ですけど、、ので怖くなって震えておりましたような。まあ、大名のお茶ではままあることですけどね。
そういえば、大名のお茶、私から言うと不思議なことがままあるんですよね~
お茶やお菓子を運んでくるときに、半歩迫ってくる、、、こんな周りに人がいるところで、、、なんて、おいちゃんは顔を赤くしたりして、、
圧巻のお流からはお稽古場開きのときにお招きいただいたけど、先代のお家元の流れるような所作にはもう参った、、、って。ここのお道具は素晴らしいしね~
でも、一番多くお目にかかったお家元、、、個人的にはこの方がいちばん好きだったな~ 最初にお会いしたときに、お茶をやりたいって言ったら先代のところにいけって母親に言われて、学生の分際で恐れ多いからやめましたって言ったら笑ってらっしゃったけど、お茶のことを聞こうと思ったら、、「お茶のことはわからん。嫁さんに聞いてくれ」なんだそうで、でも、そのお嫁さんって、表千家をやった人なんですよね~
家庭画報かなんかでこの方のお家のお正月の設え、おせちなどを紹介してたけど、すごかった。そりゃ、平安時代よりずっと以前から大名だったお家だもんね、なんの不思議もないけど。。。
芋食う人がものすごく脱線してしまいましたね。
まあ、おいちゃんのブログだからいつものことですけど。
ところでこの蒸し器、お茶席で出される饅頭の蒸し器とはすごい!おいちゃんはお茶にも造詣が深いのですね。
豚が空を飛ぶような話ですね~