夢幻泡影

「ゆめの世にかつもどろみて夢をまたかたるも夢よそれがまにまに」

ヒヨドリの抱卵

2008年07月07日 12時25分51秒 | 日記

先日はいすみ市でのカルガモの抱卵をお伝えしました
土曜日に行って見ましたら、卵は孵ったようです。
巣には卵の殻だけが残っており、周りを囲んでいた柵も片付けられておりました。
近くに池などの水場がないと心配していましたけど、それほど遠くないところに蓮池がありました、そちらに行ったのかなって思っています。



その日記にもちょっと触れていました、今年も東京のマンションの中庭でヒヨドリが巣を作っています。こちらはまだ抱卵の真っ最中。
ヒナが孵ると、親は餌を運ぶことに大忙しになりますよね。そのときには、かなり緊張しているようにみえます。人の姿を見ると巣には近づかないし、甲高い警戒音を発して、パートナーにも注意を与えながら、こちらを険しい目で見ていました。

でも、卵を抱いているときの親鳥の顔はとても幸せそうで、満ち足りていて、こちらまで暖かくなるようないい顔をしていました。
住民たちは驚かさないように、しらんふりをしながらこっそりと眺めています。



近くのスポーツ用品店の入り口の上にはツバメが二つ巣を作っていて、こちらは子育ての真っ最中。ヒナが大きな口を開けて、親鳥に餌を催促しています。親鳥は朝から晩まで、餌を探しては運んでいます。親はたいへんですね~
でもこのお店も、たいへん。せいぜい一間くらいの入り口の、真ん中に巣を作られています。巣の下に落ちてくるフンが入るように段ボール箱がおいてあり、ツバメのフンに注意してくださいって張り紙をしていました。客は身体をひねるようにしてお店に入っています。
餌を運ぶ親鳥、そしてそれを見守る、お店の人や、客、、こちらもまた心温まる風景でした。


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4 コメント

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都会のオアシス (芝桜)
2008-07-07 14:06:50
しっかり親鳥の顔をしていますね。
驚かさないようにシャッターを切るって至難の技でしたでしょう。とってもいいショットに仕上がっていますよ。
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親鳥 (赤い風車)
2008-07-07 14:39:17
ヒヨはこちらが近づいてきているのも、カメラのレンズが自分を向いているのも、気がついていましたけど、身動きもしないで卵を温め続けていました。
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Unknown (芝桜)
2008-07-07 15:57:37
ちょっとホロリとさせられる話ですね。
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私がおせんちだからでしょう。 (赤い風車)
2008-07-07 16:01:02
でも、歳をとってくるとなんとなく、涙もろい話が好きになるし、そんな風に世の中を見てしまいます。
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