旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

ブログは意味があるか

2009-02-26 21:12:14 | Weblog

 世間を騒がす様々な事件の背景の一つとして、ケ-タイをはじめとしたネット環境の問題がある。特に中小学校生たちの不良化やいじめなどに、このネット環境が悪い役割を果たしているのであろう。
 インターネット技術自体に何の罪も無いが、それを使う人間が、規範的にも道徳的にも追いついていないので、悪い面だけが浮き彫りになってくる。事実、先行きに大きな不安を抱かずにはいられない。

 今朝もそのようなニュースを見ながら、ワイフに「貴方もブログに、家庭内のことなど変なこと書かないでよ。書き込みなどされて問題にならないように注意してね」と言われた。
 全くそのとおりかもしれない。一瞬にして世界を飛び交う通信網に載るわけだから、何が起こるか全くわからない。
 それを思うと、ブログなんて意味があるのかと思い始めた。私などは、全く一方的に発信しているだけであるので、それならば何も公開することは無いのかもしれない。「公開日記」の日記に重点を置くならば、なにも公開することはなかろう。対象を設けて論争でもしようというのなら、それは日記ではなく別の目的を持つことになる。
 私のブログなんて、一日の訪問者は80前後で、コメントなど2~3の人がたまにくれる程度で、特に意見を交わしているわけでもない。どうも公開の意味はなさそうだ。
 ここはじっくり、止めるかどうか考えて見よう。
                            


ブログの中身(つづき)

2009-01-12 09:53:54 | Weblog

 酒と旅について書くことを主眼にして始めたこのブログも、昨日まとめたように「時局」に主役を奪われている。「100年に一度の危機」では致し方あるまい。(以下、件数は2年間の通算件数)
 だから「時局雑感」の中身も、政治、経済に関わる内容が45件と、全145件のうちの3割を占める。政府や官僚に対する”怒りまくり”や、アメリカ大統領選に対する”かすかな期待”など、まさに時局を表している。生活一般に関するものが37件でそれに続くが、次に多いのが「人物」に着いて書いたもので、これも政治がらみが多い。音楽14、スポーツ8件などがそれに続く。

 酒のカテゴリーでは、さすがに日本酒に関するものが30件で断トツ。全113件の27%を締める。それにビール11、焼酎7、ワイン4、ラム4、チュバ(ヤシ酒)4、ジェネーヴァ3、ウィスキー3、紹興酒3、ウオトゥカ2件と続き、そのほかテキーラ、アブサン、りんご酒から”ひれ酒”や”卵酒”などにも及び、ほとんど全世界の酒に触れている。
 そのほか「飲み屋(含むパブなど)」については8件書いているが、これは旅のカテゴリーの中で各国の飲み屋について書いているので、これらを加えていくともっと多彩になる。
 
昨日も書いたように酒と旅は多く重なっており、「酒」として選ぶものが「旅」の中にたくさんあり、逆もまたしかりである。

 旅についてもついでに分類しておくと、さすがに国内の旅が19件とトップであるが、それに、ドイツ17、アメリカ10、リヨン9、ロンドン8、台湾8、オランダ・ベルギー7、コスタリカ6、などが上位を占める。
 その他、「旅一般」と分類したものが14件あり、これには各国の事情が含まれ、また先述した酒や飲み屋風景なども出てくる。つまり、「酒」、「旅」という分類より、何か別のものさしを使ったほうがいいのかもしれない。

 そろそろ、『旅のプラズマ』第2編『世界の酒と食』をまとめてみるか。
 それにつけても、時局に振り回されない平穏な世界を望むばかりである。
                            


ブログ開設一周年

2008-01-12 15:16:04 | Weblog

 

 2007年1月12日、つまり昨年の今日であるが、ひょんなことからこのブログを開設した。開設直後こそ数日空いたが、その後、ほぼ「二日に一回」のペースで書き続けた。
 今ブログを開けてみると、総投稿数が193となっている。三つのカテゴリーで書いてきたがその内訳は、旅91、酒54、時局雑感45、その他3である。一日に複数投稿はしていないので、193回というのは「1.89日(2日弱)に一回」の投稿ペースとなる。もっと書きたいと思ったことは何度もあったが、あまりペースをあげると続かないのではないかと思い、二日に一回と決めたことを思い出す。
 振り返って、実に律儀にペースを守って書いてきたものだと思う。
 因みに一回の投稿字数を見ると、一回平均800~900字ぐらいのようだ。千字を越えるような長いのもあったが、極力800字ぐらいに抑えようと思った。それでも長すぎると思うが・・・・・・。
 総字数にすると、154千字から174千字となる。最近の旅行記などの出版物は、1頁平均700字前後であるから、220頁から250頁の本の量となる。事実ある人から、「かなり推敲された文章であるので、そのまま本になるのではないか」とお世辞を言われた。もちろん、そのまま本などにはとてもならないが、我ながらよく書いたものだとは思う。

 ふり返れば、支えてくれた人が沢山いた。
 まず、昨年正月に開設をしてくれた方(特に名を秘す)に改めて御礼を言いたい。その人の強力な薦めと、手際よい開設作業を得なければ今日は無かった。有難う。また写真の挿入に協力してくれたM嬢に心からお礼を言う。
 TN氏には一番多くのコメントを頂いた。つまり彼は私のつたない文章を一番熱心に読んでくれた一人に違いない。厳しく有益なコメントに心から感謝する。
 秋田のクラインの会の方々は、ホームペイジのお気に入りに私のブログを掲げてくれて、お会いする度にご批評を頂いた。
 まだまだ沢山の人の励ましを得た。このような方々に支援されて自分があるのだとつくづく思う。有難いことだ。それを支えに二年目に挑戦することにしたい。
                                 


今日からはじめます

2007-01-12 16:31:26 | Weblog

 

  私の趣味は酒と旅です。その地の酒をその地の食と文化、その地の人々の人情に触れながら飲むのは、この上ない楽しいことです。
  これまで、酒の本三冊、旅の本一冊を出版してきましたが、それらの中から皆さんに読んでいただきたい章を紹介していきます。
  また今後も続けていく酒の旅の中から、面白いエピソードを紹介していきたいと思っています。皆さんの忌憚のないご批評を願ってやみません。

                          07年1月12日   tabinoplasma


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