旅のプラズマ

これまで歩いてきた各地の、思い出深き街、懐かしき人々、心に残る言葉を書き綴る。その地の酒と食と人情に触れながら…。

村祭りと妻の誕生会 … 恒例の秋の行事

2013-09-30 11:53:26 | 時局雑感

 

 28日は妻の実家(下高井戸)の八幡様のお祭り、続く29日は妻の誕生日。毎年9月の終わりの恒例行事だ。すっかり涼しくなって、八幡神社まで歩いて出向く。

   

 祭りの出店風景は、毎年変わることはない。何時からこのような風景が続いているのだろう。屋台の造りやそこに並べる品に若干の差はあれ、基本的には何百年も変わることはないのであろう。

 
        
   
 祭りの出店以外は見ることのない「あんず飴」や「ハッカパイプ」

 しかし食べるとなると、やはり、「じゃがバター」、「焼きそば」、最後は「焼きとり」だ。

   
   
      
           

     
             けっこうでございました

 こうして今年の祭りも終わり、秋は更けていく…

     
               祭を終えて



 昨夜は、近くの中華料理屋でワイフの誕生会をやりました。今年も残り少なになってきました。


わが家にも彼岸花が咲いています

2013-09-28 12:30:46 | 時局雑感

 

 わが家にも彼岸花が咲いている。わずか10本程度であるが…。
 しかも律儀なことに、中旬ころから一本づつ咲き始め、お彼岸の中日に咲きそろい、今日も元気に咲き続けている。彼岸花という名前を自覚し、お彼岸にはちゃんとその任務を果たしているのである。
 天候不順、経験したことのない天災、…が襲う世の中になっても、自然の営みは確実に行われているのだ。先日のこの稿で、猛暑の夏が長く一挙に寒くなるようでは、秋はなくなるのでは…と嘆き、「暦を作りかえる必要があるのではないか?」と書いたが、この営みを見る限りその必要はなさそうだ。
 ただ、今日の各紙を読むと、国連の「気象変動に関する政府間パネル(IPCC)」が、今の人為が続けば、「2000年前後に比べて今世紀末の海面は最大82センチ、平均気温は4.8度上昇する」と予測している。
 人間の叡智が問われているのである。

 
    
        
        
        


広島カープのAクラス入りを喜ぶ

2013-09-26 09:57:57 | スポーツ

 

 広島カープがようやくAクラス入りを果たした。何とも16年ぶりということだ。70年代後半から80年代にかけて、カープの黄金時代を広島で暮らした私にとって、この16年は、淋しく、哀しい、重い年月であった。
 昨年は3位で9月を迎えながら見事に失速、力はつけてきたと思いながら、どうしてもAクラスの壁は厚かった。
 ところが今年は8月の後半から借金を返し始め、9月に入っても好調を維持してきたので、私は毎日勝ち星を数えながら、4位中日と5位横浜との差を気にしてきた。

 そしてついに、あと6ゲームを残して4位中日に6.5ゲームの差をつけた。黒田(ヤンキース)、前田健などいい選手を育てながら層の薄さに泣いてきた。なにせ平均給与で巨人の半分程度の貧乏球団だ。それを、唯一の市民球団として、地元企業マツダと広島市民が支えてきた。

 さて、クライマックスシリーズであるが、今の勢いからすれば阪神には勝つのではないか? そして、ひょっとすると巨人にも……?
 まあまあ、あまり調子に乗ってはいけない。ここはひとつ、はやる心を抑えて冷静に行方を見守ろう。

   
                    


昨日の続き … 秋刀魚の会の写真

2013-09-23 11:50:55 | 時局雑感


 
 先ずベランダで七輪に炭火をおこし、秋刀魚を並べる
  
   やがて焼けてくると、したたる油が炎となり
  
  焼き上がりにかぼすと大根おろしを添えてできあがり
  
       秋らしいサラダもつきました

 酒は新潟の『鶴齢純米吟醸』と高知の『船中八策辛口純米ひやおろし』。ビールはエビスビールに、ベルギービールの華『ウェストマル』と『シメイのブルー』の大瓶が並ぶ。その写真を収めたつもりが、酔いが回って手ぶれの大ボケ…、まあ恥を忍んで掲げておきます。

 
     
 


短いだろう秋を楽しみたい

2013-09-22 11:20:47 | 時局雑感

 

 昨年のブログを読み返すと、9月21日付の題名が「ようやく来てくれた秋」となっている。そこには、「ずっと夏日が続き、最高気温が30度を、最低気温が25度を割ったのは、ここ2,3日のことだ」と書いてある。
 昨年も今年と同じような暑さが続いたのだ。そして、「毎年この傾向を強めるとすれば、暦を作り替えなければならないのではないか?」と続けている。われながら同感で、このような年は一挙に寒くなる傾向にあるので、それだけ秋は短くなるのであろう。
 一番いい季節…、春と秋はだんだん消えていくのではないか? その貴重な時間を、極力有効に楽しまねばなるまい。

 今日は今から、有志が集まって秋刀魚を食べに行く。これぞ秋だ。私の担当は「酒とカボス」だ。カボスは郷里から届いてたっぷりある。さて酒は何にするかなあ…? (その写真は後日)


快晴、満月の中秋の名月

2013-09-20 11:47:02 | 時局雑感

 

 昨夜は中秋の名月。いわゆる旧暦8月15夜の月が満天に輝いた。しかも昨夜の月は満月であったということだ。何となく中秋の名月は満月と思っていたが、ここ3年はそうであったが、来年からは少し欠けた中秋の名月となり、次に満月となるのは8年後ということだ。
 月の欠け満ちと暦の月日が一致しないことを考えれば当然のことだが、世の中は、言われてみなければわからないことばかりだ。早速、何はさておきと写真に収めた。

       

 これでは面白くないので、都会の月らしく、わが家のベランダやはなみずきの葉かげの月を撮ろうとしたのだが…。

 
        

 やはり物干し竿は生々しすぎて、月の風情には合いませんね。次の「電線にからむ月」は、少しは「都会の月」を示すでしょうか?

    
               電線が見えるかな? 

 最後は甲州街道に出向き、「ケヤキの葉がかかる月」まで撮りました。

    
          


異常台風去って文化の秋に期待

2013-09-17 10:03:14 | 時局雑感

 

 最高気温41度などという異常猛暑の夏を経た秋、「数十年に一度」という豪雨を伴う異常台風がやってきた。京都嵐山の名勝渡月橋を洗う桂川の濁流は、まさに異常気象を印象付けた。
 そして今後(来年以降)は、これらの異常気象は異常ではなくなり、通常のこととして世界各地を襲うのであろう。

 台風一過、快晴の青空を仰ぎ久しぶりにおいしい空気を吸っている。気がつけば、机の上に秋の行事のお知らせや案内が重なっている。

・まず日蘭協会関係
 10月3日「ハーリングパーティ」(オランダ大使館)
 10月4日~12月23日「ゴッホ・スーラなどの美術展」
   (国立新美術館)

 10月19日同上「クローラー・ミューラー美術展講演会」
・10月6日「純米酒フェスティバル」(主催者の一員)
・10月10日「かわせみ寄席」(日野、七生公会堂)
・10月17日「太洋会」(M銀行有志同窓会の一つ)
・10月20日講演会「原発に頼らない社会目指して」
   (九条の会)

・11月10日「パリのエスプリと江戸の粋を楽しむ会」
   
…要するにシャンソンと落語を楽しむ会

 以上のごとく、酒と芸術が織りなす文化の催しが続く。その間に、またいろいろと行事が入ってくるだろうが、楽しみな文化の秋だ。


バレンティンの本塁打新記録を称える。

2013-09-16 13:27:46 | スポーツ

 

 昨日正午ごろ、友人M君から「バレンティンがんばれ。日本野球に負けるな」と題したメールが届いた。過去、王の本塁打記録に迫った外国選手(バース、ローズ、カブレラなど)を、敬遠策で本塁打を阻止した日本野球を批判し、「オリンピックをやる国がこんなスポーツ精神でいいのか」と結んでいた。
 私は、「同感です。日本人の最も未熟な面の表れでしょう。日本人は『つつましく、勤勉で、清潔で、おもてなしの心を持ついい民族』ですが、この『変なナショナリズム』が困りましたね。島国、長い鎖国…などの所為でしょうか」と返信しておいた。

 ところが、その数時間後、バレンティンは見事にその壁を打ち破って、半世紀ぶりに日本の本塁打記録を塗り替えた。真向勝負したヤクルトの榎田投手も天晴れ、それを重圧をはねのけて叩き返したバレンティンはもちろん天晴れ! 
 ほとんどの日本人も、この快挙を喜んだのではないか? 王さんは日本の誇る打者であるが、今更その記録の破られたことを悲しむ人は居まい。
 野茂、イチロー、松井、黒田…、その活躍を心から称賛してくれるアメリカの人々…。日本人もようやくそのグローバリズムに近づきつつあるのではないか?
 M君に返信した「変なナショナリズム」という言葉は訂正しなければなるまい。

       


シリア軍事攻撃の回避と、世界の紛争処理の道

2013-09-15 16:16:05 | 政治経済

 

 アメリカのシリア軍事攻撃が何とか回避されそうで、その方向を見守っている。大量破壊兵器である化学兵器を使うなどもってのほかであるが、それが真実だとしても、他国の軍事攻撃が正当化されるとは思えないからだ。
 このような問題こそ国連の出番であり、国連の調査に基づき真実が解明された場合は、それこそ全世界の世論をもって兵器使用をやめさせるべきであるからだ。
 ところが、国連には大国5国の拒否権という制度があって、その大国の意見が絡む問題では、国連は正常に機能しない。その一国がノーと言えばすべて決めることができないからだ。
 今回は、その大国の中の大国アメリカとソ連が、兵器を廃棄させることで意見一致した。それにシリアも同意したので、話し合いで解決する道が付いた。アメリカも振り上げたこぶしの下しどころを得たというものだ。
 その背景には、軍事攻撃にはイギリスは議会の同意が得られず、フランスや、当のアメリカも民意の合意を得られそうにないという国際世論の意向の反映があっただろう。その民意を背景に国連のもとで化学兵器が処理されば、それに勝るものはない。

 今回はうまくいきそうだが、拒否権という大国のエゴで機能マヒに陥っている国連を、真の世界紛争解決機関に高めるにはどうしたらいいのだろうか?


秋田の酒を堪能する

2013-09-11 14:49:23 | 

 

 久しぶりに高瀬斉さん主催の「呑斉会」に参加した。たくさんの秋田の酒を飲める企画というので、秋田に会社を持つ弟と参加したわけだ。
 まず、予想以上の多種類の秋田酒が並んでいるのに驚いた。喜久水、白瀑、福小町、出羽鶴が各2品、しかもこの4蔵は蔵元もご参加だ。その他に、雪の茅舎、春霞、新政、天の戸、ゆきの美人、一白水成、太平山が各1品で合計15銘柄。加えて乾杯酒は、喜久水の今年の金賞受賞酒「喜一郎の酒大吟醸・生原酒」ときた。
 これらをアレンジした秋田能代の天洋酒店さんも参加された豪華な会。

  
     

 まさに「秋田を飲んだ」という感がして大満足であった。いずれも純米酒が中心で、それぞれの蔵の個性が良く出ていた。そしてつくづく秋田酒の水準の高さを感じた。
 福小町のように400年の歴史を誇る蔵とともに、近時、若手蔵元を中心にした「NEXT 5」の新しい試み(2012年1月30日付本ブログご参照)など、古嚢に新酒を盛る試みが続いており、秋田酒の新たな発展を期待してやまない。


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