明日から七月…、今年も折り返し点を迎えた。前半もいろいろあったが、今年の主要な行事は後半に集まっている。
夏場七、八月の大きな行事は、山びこの会の「白馬Alps 花三昧 in 2012」(7.21~22)と、娘が企画するオペラ『秘密の結婚』の公演(7.28~29)、それと調布西馬音内盆踊り愛好会の「秋田 西馬音内盆踊り」への参加(8.17~19)だ。
まず「白馬Alps…」。私は若い時から山が好きで九州の山々はかなり登ったがアルプスに登ったことがない。あの上高地さえ5年前に、70才を超えてようやく行った。今回初めて白馬岳とか五竜岳とかいうアルプスの一部に足を踏み入れるのだ。といっても、この年になって本格的な山登りをするつもりはなく、また出来もしない。この山行のテーマの中核にある「花三昧」という言葉に惹かれての旅だ。山びこの会からの案内状によると…、
先ず初日は「栂池自然園」の散策。「新幹線長野駅からバスで栂池高原駅、そこから栂池パノラマウェイに乗って、標高830mの麓から一気に1830mまで空中散歩、ミズバショウ・ワタスゲ・浮島・展望の4ッつの湿原と傾斜地で構成された園内には遊歩道も整備され、様々な高山植物をまじかに観察できます」とある。
また二日目は「五竜高山植物園」の散策。ホテルから麓まではバスで行き「そこから植物園のある標高1515mのアルプス平まではテレキャビンで8分間の空中散歩。およそ5ヘクタールの広大な面積に、200種類100万株の花々が咲き乱れる“白馬五竜高山植物園”を散策します」となっている。(その間希望者は五竜岳の入り口、小遠見山まで登山)
これなら喜寿を迎えた老いぼれでも参加できるのではないかと思ったわけだ。標高千数百メートルの目的地までは、新幹線とバスとケーブル(空中散歩というのがいい!)が運んでくれる。初日の4ッつの湿原のうちの一つの湿原の一部ぐらいは歩けるだろう。二日目の5ヘクタールのうちの一隅、千メートルや2千メートルぐらいは歩けるだろう。それで200種類100万株の高山植物の一部でも見ることができれば、大満足といわねばなるまい。
とはいえ、標高2千メートル近くの高地トレッキングだ。千メートル歩くだけでもなめてはいけない。明日からトレッキングシューズを履いて家の周辺を散歩するなど、トレーニングに入ることにしよう。あと二十日では間に合わないかな?
高山植物ならぬ我が家の玄関に咲く花