狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

天声人語はビョーキだ!

2008-11-13 08:40:23 | 県知事選

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天声人語
2008年11月12日(水)付


 雷が落ちたかのように驚いたと、去年亡くなった宮沢喜一元首相は回想している。日本の占領時代、帝王のように君臨していたマッカーサー元帥が、トルーマン大統領に解任されたときの話だ▼朝鮮戦争をめぐっての、米政府の政策を顧みない言動が、解任の理由だった。帝王より偉い人物がいることに日本人は驚く。「シビリアン・コントロール(文民統制)とはこういうものか」と若き宮沢は目を開かれる思いだったらしい▼軍隊を文民政治家の指揮下に置く仕組みは、民主国家の原則とされる。それを軽んじる、横着な空気が自衛隊にあるのではないか。航空自衛隊トップの「論文問題」に、封印したはずの「戦前の臭(にお)い」を嗅(か)いだ人は少なくなかっただろう▼その前航空幕僚長への参考人質疑が国会であった。先の戦争についての、政府見解に反する論文への反省は聞かれなかった。「武器を堂々と使用したいのが本音か」の問いには、「そうすべきだと思う」。あれこれ答弁を聞けば、5万の隊員を束ねる人として、不適切と見るほかない▼昭和の旧軍は、「政治に拘(かかわ)らず」の軍人勅諭に背いて横車を押しまくった。ついには政治をほしいままにして戦争に突き進んだ。時代が戻るとは思わないが、武装集団に妙な政治色が透けるようでは国民は不安になる▼ところで今日は、戦争犯罪を裁いた東京裁判の刑の宣告から60年になる。文官では元首相の広田弘毅ひとりが極刑になった。軍に抗しきれなかったとされる宰相の悲運は、文民統制なき時代の暗部を伝えてもいる。

                     ◇  

天声人語は「田母神論文」で、小躍りしてモノが見えなくなった。

喜びのあまりに、大きな事実誤認をした。

シビリアン・コントロールの例として、

マッカーサー解任劇と今回の田母神空幕長更迭を比べて、

アメリカの徹底したシビリアン・コントロール振りを賞賛している。

その例として、「若き日の宮沢氏」まで引っ張り出して感心しているようだが、

両者の「解任劇」は全く次元の違う問題である。

こんなところで引っ張り出されたマッカーサーやトルーマン、それに宮沢元首相も草葉の陰で驚いているだろう。

 

当時のマッカーサー 元帥は軍人の肩書きをもってはいても、日本統治の最高責任者という政治的立場にある政治家であった。

その軍人の姿をした政治家が、上司であり絶対的権力を持つ大統領の政策と異なる言動を取れば解任されるのが当然であり、

何もわざわざ宮沢元首相の回想まで引用して驚いてみせる問題ではない。

一方、田母神前空幕長は自分の立場を忘れて「政治的言動」を取ったのではなく、

歴史、それも戦史に属する論文を発表したに過ぎない。

これを「朝鮮戦争をめぐっての、米政府の政策を顧みない言動が、解任の理由だった」

というマッカーサー解任の理由と比べられたら田母神氏はとんだ迷惑だろう。       

 

> 昭和の旧軍は、「政治に拘(かかわ)らず」の軍人勅諭に背いて横車を押しまくった。ついには政治をほしいままにして戦争に突き進んだ

ここまで来ると、

これはビョーキだ!

時は一気に戦前にジャンプして、田母神氏を「政治をほしいままにして戦争に突き進んだ旧軍」に強引に結びつける・・・。

こうなると、もはや朝日独特のビョーキの発症だとしか思えない。

このビョーキにはどんな症状が続くかって?

◆耳鼻科系⇒キナクサイ臭いがしだす⇒軍靴の響きが聞こえ出す 。

眼科系⇒いつか来た道が見え始める。

精神科⇒「カメ虫」が見え始める。  

カメムシ先生「君が代訴訟」で敗訴確定!

     

ビョーキを放置すると慢性化・複合化して「国籍同一性障害」に進展するおそれもある。

病名 【国籍同一性障害】( こくせきどういつせいしょうがい )とは、

患者自身が日本人であるにも関わらず、自分があたかも中国人・朝鮮人であるかのような錯覚に陥る一種の精神病。

何故か 中国・朝鮮が素晴らしい国・国民であるかのような幻想・シンパシーを抱く 。

症例⇒某ノーベル賞作家

「他国民」である日本・日本人が悪辣で卑怯・無知蒙昧な存在だと思い込むようになる 。

例⇒某ノーベル賞作家

 病状が進むと、自分たちの属する日本国家・国民を根拠無く貶め、批判し、あげつらうことで 自分自身がまるで 正義の味方であり、人権感覚に溢れる国際派であり 弱者の擁護者であり、不正の告発者であり、先進的な改革者であるかのように思い込むようになり それにより 精神的な満足感を得る、といった相当に重篤な症状が発現する。

症例:某ノーベル賞作家

 自分の考えが唯一絶対だと確信しているので、絶対に妥協しない。

あらゆる機会を捕らえて相手方を非難・誣告する 。

日本国家・日本人を自分たちの「敵」であると定義しているので、どんなに不当・理不尽な 言いがかりが日本に及んでも、患者自身が感じるのは達成感・幸福感・高揚感だけである。

症例⇒某ノーベル賞作家 

 外国メディアの論調が日本批判だった場合、彼らと「一体になれた」ような錯覚に陥り、幸福感は頂点に達する。

実際には、自分たち自身が その批判されている「日本人」そのものなのだが

 どんな内容であれ、日本・日本人が攻撃を受ければ受けるほど、ますます自分の正しさ・正当性を確信する。

症例⇒某ノーベル賞作家

 自分たちが国際社会で支持を受けていると思い込んでいるので、いつも「日本は国際社会・アジア諸国から孤立している」
などと主張し、従って日本は自分たちの言うことを聞くべきだ、と結論付ける。

症例⇒某ノーベル賞作家

なお、患者の主張する「国際社会・アジア諸国」とは ほとんどの場合、「中国・韓国・北朝鮮」の 3カ国だけであり、これらの国がしばしば世界全体から孤立し、嫌われていることには気付かないのが通常である。

症例⇒某ノーベル賞作家

 彼らの日本への攻撃は、そのほとんどが 愛する中国・韓国・北朝鮮自身への攻撃にもなっており、自爆が多い 最近では、病状への世間の理解も進み、当然の如く賛同者が減ったため、患者の生活権が脅かされている。

症例⇒某ノーベル賞作家

 治療法はあるにはあるが、自覚症状がほとんど現れないため、手遅れになるケースが大半である。

この病気は「フェミニズム」と言う新種の病気に転移する事でも知られている。

症例⇒某ノーベル賞作家

数々の臨床例によりこの患者は、ある特殊なものに脊髄反射して幻覚症状に陥ることが判明している。

 

参考エントリ:日の丸裁判 教諭側敗訴確定

                     

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