狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

小沢氏の強制起訴と国会招致

2010-12-01 20:13:51 | 県知事選

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「小沢教徒」と呼ばれる集団がいる。

仙谷官房長官と馬渕国交相の問責決議に続き、松崎議員の暴言や中井前国家公安委員長の非礼発言と、溶解寸前の民主党政権で、菅内閣を引き継いで日本を再生するのは小沢一郎氏をおいて他にはいない、という狂信者のような集団だ。

小沢氏の「政治とカネ」の問題も、プロ集団の検察の厳しい捜査の結果不起訴になったのだから晴天白日、何もやましいことは無い、という小沢氏の言葉を鵜呑みにしているのだ。

しかも素人集団の検察審査会が強制起訴に持ち込んでいるのだから、いまさら国会招致に応じ国民に説明する必要も無いというのだ。

次に引用する読売のコラムは特別新奇な議論をしているのではなく、国民なら誰でも感じる素朴な感情を代理して発言しただけに過ぎぬ陳腐なものだが、何故か「そうだ、そうだ」と賛同の拍手をしたくもなる。

12月1日付 よみうり寸評
 〈政治資金突出の陸山会〉――改めて聞かなくても、だれもがそうだろうと思っている。小沢一郎氏の政治団体のことだものと思う。総務省が発表した2009年の政治資金収支報告書の話◆だが、〈突出〉は知っていても、その膨大な資金の出所や複雑な金の流れとなると、よく分からないから、やはりご本人からきちんと説明してもらいたい◆これもほとんどの人が思うことだが、ご当人には一向に通じない。小沢氏の国会招致は、民主党の岡田幹事長が「努力している」と言うばかりで空手形に近い◆「今国会中に」が約束だったはず。突出した陸山会の資金は昨夏の衆院選の民主党候補予定者91人に各500万円~200万円、計4億4900万円が配られた◆うち88人が当選している。〈政治は力、力は数、数は金〉――田中角栄流は小沢流に継承されている。これでは岡田幹事長が努力しても党内で力及ばずなのだろう◆幹事長の要請があれば「自分が決断する」という菅首相。これも当てにはできない展開だ。

(2010年12月1日13時53分  読売新聞)

                                                     ☆

■強制起訴と国会招致は「必殺仕掛け人」の世界■

強制起訴により裁判になっても、筆者は原告の検察側が敗訴すると推測する。 

その理由は、99・9%といわれる勝訴率を維持するため、日本の検察はほぼ100%の勝訴が見込めない案件は、例え限りなく黒に近い心証があっても、不起訴にする。 これが日本の検察の悪しき伝統でありであり、小沢疑惑はこれに相当する案件だからである。

小沢氏周辺のいかにも不自然な金の流れは、充分に黒の心証を与えても決定的な物的証拠を残していない。

したがって物証主義の日本の裁判官は、疑わしきは罰せずで、おそらくは小沢氏に無罪の判決を下すだろう。

では、強制起訴までして裁判にまで持ち込むことに意味はあるのか。

充分に意味はある。

「必殺仕掛け人」の世界である。

法では裁けない悪代官を仕掛け人が暗殺する。

といっても小沢氏を暗殺するというわけではない。

強制裁判と国会招致で国民の前に「政治とカネ」の全貌を晒し、小沢氏の政治生命に終止符打つことに意味があるのだ。

法律では断罪できなくとも、公判の過程で小沢氏の「政治とカネ」の不可解な流れを解明し、たとえ物証は無くとも限りなく黒であることを、国民の前に晒せば、それだけでも充分に強制起訴の意味はある。

だが、法廷は傍聴人の数も限られるし、カメラの持ち込みも許されないので、国民がテレビ中継等で直接公判の情況を知ることはできない。

そこで、公人たる小沢氏は裁判とは別に国会招致に応じてテレビ中継を通じて国民に説明する責任があるのだ。

何しろ国民の血税の使途に関わる疑惑なのだ。

国民のほとんどが要求する小沢氏の国会招致。

これに背を向ける菅内閣にもはや政権統治能力はない。

こんなのも出てきた⇒岡崎氏の問責案を2日に提出 みんなの渡辺代表が表明

一刻も早い解散総選挙こそが、菅内閣が今出来る最大の国益である。

 

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続報!琉球新報の誤報

2010-12-01 06:34:38 | 未分類

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琉球新報が宜野湾市長選挙の投票日当日の朝刊で(夕刊はない)、保守系候補安次富修氏の政策で「市民税を下げる」とすべきを「市民税を上げる」と、真逆の誤報をしたことで、ネット上で批判の嵐が巻き起こっている。

しかも投票結果は46,583票の投票数の中で1801票という僅差で安次富候補は敗北してしまったのだ。 「市民税を上げる」を嫌って安里候補に投票した900人余が、誤報と知って安次候補に再投票すれ勝敗は逆転するほどの僅差なのだ。

やり直し選挙の声が巻き起こるのも当然の成り行きである。

この悪質極まりない誤報は、琉球新報の対応がまずく、投票時、ほとんどの有権者に誤報としては認識されていない。

午後になってから下記写真のような新聞社の誤報告知を投票場の敷地がいに設置したというが、車で来る有権者でこれを読むものはいなく、たとえ徒歩で来た人でも場外に書かれたこんな張り紙に気をとめる者はいない。 なにより午前中の投票者には全く何の告知もされていないのだ。

問題はその後の新聞社の対応なのだが、次に列挙するいずれを見ても事の重大さがわかっていないのか誠意の一欠けらも見出せない。

(1)ウェブ記事に「おわび」記事を掲載したが一日後には速攻で削除している。

削除されたおわび告知 

2010年11月28日 おわび クリック

 11月28日付3面の宜野湾市長選「市勢発展へ決意熱く」の安次富修氏の写真説明で「市民税の引き上げや中学校3年生までの医療費無料化などを掲げ、市政の変革を訴える安次富修氏の打ち上げ式」とあるのは「市民税の引き下げや中学校3年生までの医療費無料化などを掲げ、市政の変革を訴える安次富修氏の打ち上げ式」の誤りでした。おわびして訂正いたします。

(2)電話の問い合わせにも、散々電話口で待たした挙句、担当者は出ず代理の「謝罪屋」のような若手が出て、ただひたすら謝り倒すだけ。

(3)翌日の朝刊に大きく謝罪文を掲載するといいながら、下記の写真のような虫眼鏡記事(★)でお茶を濁している。

(4)安次富事務所に琉球新報側から謝罪に行っているというが、写真を見る限り「謝罪屋」のような若手が雁首を揃え、その場しのぎの対応に見える。 市長の当落に影響するような重大事件なので、社長が自ら謝罪に赴くべきではないか。



タケ坊さんのコメントです。

 http://viploda.net/src/viploda.net3458.jpg
https://viploda.net/src/viploda.net3459.jpg
投票日と翌日の記事と思われる画像です。保存したい方はどうぞ。
尚、琉球珍宝は電凸の際、11/29日の謝罪記事は二段に分けて異例の対応をしたと主張していたことを付け加えておきたいと思います。

★「異例の対応どころか虫眼鏡対応のお詫び広告」↓

安次富候補を支援する呉屋均宜野湾市議のブログによると、目下公職選挙法の適用による異議申し立てを検討中との事。

以下は呉屋均氏のブログの引用です。

 ご指摘も頂きました、公職選挙法について確認すると

公職選挙法第148条(新聞紙、雑誌の報道及び評論等の自由

この法律の定めるところの選挙運動の制限に関する規定(第百三十八条の三の規定を除く)は、新聞紙(これに類する通信類を含む。以下同じ。)又は雑誌が、選挙に関し、報道及び評論を掲載するの自由を妨げるものではない。但し、虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を乱用して選挙の公正を害してはならない。

今回の琉球新報の記事は、これに該当するのであると思います。

                       ☆

今回の誤報を琉球新報側は「単純ミス」で押し通そうとしているが、「反戦平和」を叫ぶ首長への日ごろの露骨な免罪符行為と、事件後の不誠実な対応を考えると、意図的誤報と考えざるを得ない。

ウェブサイトの「おわび」告知を一日で削除したり、翌日のお詫び記事は「虫眼鏡記事」でお茶を濁したり、電話の問い合わせには代理の「謝罪屋」を海老ボコ(海老蔵化)させて責任逃れする琉球新報。

このような新聞には読者の鉄槌が不可欠。

「謝罪屋」ではなく、琉球新報本体を海老ボコ(海老蔵化)すべきである!

 

 【おまけ】

傲慢不遜な沖縄紙の素顔がここで垣間見れます。

ある作家の惨劇!那覇での出来事

     

                        ☆

「沖縄『正論』友の会」第4回セミナー

 日時:平成22年12月16日(木) 

     17:00~17:30 受付

     17:30~19:00 セミナー

     19:00~20:30 忘年会

 場所:かりゆしアーバンリゾート・ナハ 『ニライの間(セミナー) カナイの間(忘年会』 

 講師:宮本雅史 産経新聞社那覇支局長 『沖縄リポート』 

 
  山本秀也 産経新聞東京本社東アジア室長兼日本工業新聞社取締役

     『虎口の沖縄ー中国の視点でみた戦略拠点』

 会費:セミナーのみ参加=1,500円(食事はありません)

 
     忘年会のみ参加=3,000円

 
     セミナーと忘年会参加=4,000円

  ※12月10日頃までにお申し込みください。

  ✿お問い合わせ✿

  沖縄「正論」友の会事務局(産経新聞社那覇支局内)

   TEL 098-861-6778 FAX 098-860-3070

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