狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

沖縄タイムスが発狂?メア発言で、信じられないって

2011-03-08 16:47:12 | ★改定版集団自決

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 図星でトチ狂うのは人間でも新聞でも同じらしい。

メア氏に事実を指摘され、沖縄タイムスが連日半狂乱の様相。

 

 [大弦小弦]外交官に必要な資質とは何だろう…
沖縄タイムス  2011年3月8日 09時14分       

 外交官に必要な資質とは何だろう。思わず考え込んでしまうような発言が飛び出した。米国務省日本部長の要職を務めるメア氏は、日本大使館に長年勤務し、沖縄総領事も務めた。日本での留学経験もある

 ▼「沖縄はごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」。メア氏の発言からは、日本や沖縄での経験から得られたはずの見識はみじんもうかがえない。堪能な日本語をどう生かしたのだろう

 ▼自国の大学生から「偏見に満ちた言葉に驚いた」「人種差別的発言」と指弾されるような外交官が、普天間飛行場移設という重要な交渉の一端を担っていることに愕然(がくぜん)とする

 ▼「普天間」の移設で、県民はメア氏が言うような合意を認めてはいない。米国が望まない方向に進んでいる現実が、彼の本音を引き出したのだろう

 ▼沖縄に対する偏見はメア氏個人に限ったことだろうか。孫崎亨元外務省国際情報局長は、最近の日米交渉にたずさわる米側担当者が、メア氏のような考えを共有している雰囲気があったとコメントしている

 ▼長年メア氏らと交渉してきた日本側担当者は、その認識をただせなかったのか。今回の発言では沖縄だけでなく、日本政府も侮られている。相手国を侮辱する差別的言動にどう対応していくのか。日本外交の質も問われている。(浜元克年)

 

前駐沖縄米国総領事で現在米国務省日本部長のケビン・メア氏の発言で、沖縄2紙は、連日一面トップ社会面トップの大見出しに止まらず、社説からコラムまで動員してメア糾弾の大合唱である。

新聞にはすぐ反応するは県議会が「裏取りの必要は無い」と判断し、お決まりのことながら抗議の議会決議をしたようだ。

当日記の読者ならメア発言は、的を射ているというか事実を語っており、取り立てて騒ぐことはないと思うはずだ。

「ゆすり」発言がけしからんというが、普天間基地基地移設で条件闘争ばかり繰り返して前金ばかり貰う行為はゆすりではないのか。しかも日米 安保には頬被りで、普天間基地を出て行けと叫ぶ。 反戦平和のイデオロギーとして徹底的に利用しようと目論む勢力にとって、声高に「米軍基地出て行け」と叫べば叫ぶほどゆすりの額が増えるのではないか。

 「世界一危険な小学校」と言われる普天間第二小学校だってゆすりのネタにされていることは良識ある県民なら誰でも知る事実ではないか。

小学校を安全な場所に移転させる話が持ち上がった時も、真っ先に反対したのも「米軍基地反対」を主張する勢力だった。

 

「ゆすり」の商売道具が移設されては「平和活動」に不利と言うのが反対の理由と言うから、あまりにも正直過ぎて笑いを誘う。

「世界一危険な基地」を移設しようとすると、宜野湾市長が真っ先に反対する。

 

当日記の読者には旧知の事実だが、問題のメア前米国総領事と伊波洋一前宜野湾市長とのやりとりを再度紹介しておく。

  

伊波市長:「普天間基地の近くには高い建造物があるが、これは危険だから普天間飛行場の飛行差し止めを要請する」

メア米国総領事:「米軍には、基地の外の建造物の建築許可の権限はない。 危険な場所に危険な建造物の建築許可をしたのは、他ならぬ市長、あなたではないですか」

沖縄タイムスの「読者の声」欄にさえも興味深い「声」が掲載されているので紹介する。

2010年8月19日 沖縄タイムス オピニオン面

普天間第二小学校 造ったのは市

又吉康隆さん=62歳 (読谷村)

米軍嘉手納飛行場でB52爆撃機が墜落大爆発したのが1968年11月19日であった。 島中が戦争の恐怖に陥り、命を守る県民共闘会議が」結成され、その時に反戦の標語として「命(ぬち)どぅ宝」がうたわれるようになった。
米軍基地に対する恐怖が最高潮に達し、基地撤去運動が一番昂揚した時期が1969年であったし、ベトナム戦争の最中であったあのころの米軍基地の騒音や危険性は今の比ではなかった。
ところが、同年に「普天間第二小学校」は開校したのだ。
 普天間第二小学校を作ったのは、米軍ではない。 当時の宜野湾市長と市議会である。 昔、米軍は普天間基地から数百メートル以内は危険地帯として)黙認耕作地にしていた。 宜野湾市は、開放した黙認耕作地に普天間第二小学校や国際大学や住宅をどんどん造っていった。 普天間基地を世界一危険にした責任は、宜野湾市にもある。 アメリカだけを非難するのはおかしい。

筆者註:

★1968年⇒沖縄返還が1972年だからその4年前の米軍統治下の時代。

★黙認耕作地 ⇒     駐留米軍施設内の農耕地。基地内への出入りが比較的自由な場所で、基地内ではあるが住民がそこで農業をするのを黙認していたのが始まり。1959年、高等弁務官布令20号「軍用地の一時使用許可」として正式に米軍が認可。 

“無理解”メア氏 「近くに建設許す宜野湾市に疑問」

「メア氏は退島を」 普天間爆音訴訟原告団、要求決議を可決

メア発言 こんな米総領事、要らない

在沖米総領事館に火炎瓶:

⇒「民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局

その「危険な鉄塔」を報じる記事がこれ。

沖縄タイムス 2008年8月12日(火) 朝刊 1面
民間地の鉄塔 撤去要請/防衛局
宜野湾市大謝名/米軍機の安全で
 【宜野湾】宜野湾市大謝名に設置された個人所有の高さ約四十メートルの電波塔に対し、沖縄防衛局が隣接する米軍普天間飛行場を離着陸する米軍機の事故防止を理由に、撤去を求めていたことが十一日、分かった。専門家によると、法律に違反しない建物に、米軍基地運用の妨げとなるとして国が撤去を求めるのは異例だという。(略)

つい先月も知日派といわれたライシャワー元駐日大使の「沖縄人は三枚舌」発言が発覚したばかりが、これも真実の一面をついている。

当日記もこんなエントリーをしているくらいだ⇒ゆすり、たかりはマフィアの生業

 メア氏は総領事時代、石垣港で大浜前石垣市長が率いる左翼集団に長時間にわたりもみくちゃにされたり、喫茶店でコーヒーを飲んでいるときコーヒーをかけられたりしたときも「沖縄人がすべてこんな人達ばかりとは思っていない」と発言していた。

メア氏を格別擁護する気はないが、同氏のこれまでの沖縄での発言を聞く限り、今回の「舌禍」は沖縄の一部のプロ市民のことを指しているのであり、声無き一般の沖縄人のことではないことは明らかである。

これを針小棒大に取り上げ大騒ぎする沖縄2紙こそ、これをネタにゆすりたかりをするつもりではないのか。

明日もこの話題で大騒ぎが続くようであれば、メア氏の「ゆすり」発言が正しかったことの証左になる。

 

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コメント (13)

前原辞任と人情物語

2011-03-08 06:48:37 | 県知事選

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 読者の永田さんのコメントです。

さらに調べて行けば、在日からの要望の強い外国人参政権法案成立に向けて暗躍している民主党議員は全員、在日やパチンコ業界、半島系が多いマルボーから献金をもらい、選挙を応援をしてもらっていることが判明するはず。在日の集いには必ず民主党議員が招かれ、人権擁護法案の成立に向けた力強いコミットメントをしています。
本件ことさら些細な事のように言う人達がいますが、公民権停止まで含む重大な違法行為。これが見逃されたり、もみ消されたりするようでは日本は法治国家とは言えません。>

前原辞任に対するテレビメディアの「街の声」は「辞任するほどの問題では無い」といった前原擁護論が多い。

メディアが垂れ流す「山科のオバちゃん」と前原少年の人情話を聞かされたら、擁護にまわる人が増えるのも理解できる。

だが、政治の厳しさと人情話を混同すると国を売ることにもなる。 ましてや前原氏は外務大臣という要職にあるのだ。

 極貧の母子家庭の前原少年をやさしく世話してくれた近所のおばさんとの人情物語だけで、国益を双肩に担う公人として責任とを一緒くたにして判断してはいけない。

前エントリーで前原氏が他の仙谷氏や馬淵氏のような他の民主党閣僚に比べて西田氏の追求後2日に辞任を表明したことを潔いと書いた。

だが、潔く見える辞任の裏には菅内閣の「ドミノ倒し」を避ける思惑と前原氏自身の別の疑惑をウヤムヤにするための思惑があった。

潔いとは裏腹の敵前逃亡である。

4日の参院予算委員会でも西田議員が軽くジャブを入れていたが、前原氏は、野田財務大臣、蓮舫行政刷新大臣に脱税で逮捕された暴力団関係者S氏を仲介し、パーティー券を購入してもらったことなど繋がりが深い。

外国人献金の他に、こちらの追及で自身がボロボロになって辞任に追い込まれると、野田氏、蓮舫氏へも飛び火して、この二人の辞任も避けられなる。 そうなると年金問題の細川厚労相の辞任へと菅内閣は火達磨状態で解散総選挙に追い込まれることになる。

それを避けるためには一見潔い辞任がベストと考えたのであろう。

だが、在日韓国人の違法献金問題は「山科のオバちゃん」が思わず「在日ならみんなやっている」と本音を吐いていたように、前原辞任で終わったわけではない。

さらに暴力団がらみのS氏の問題は、別件でで追求されることが必至である。

民主党と外交人献金との関係や暴力団がらみの献金についてはこのブログが詳しい。

 ⇒

須田慎一郎の政経コンフィデンシャルブログ

 

【おまけ】PN2011030601000611.-.-.CI0003.jpg

「前原少年と山科のオバちゃんの人情物語」を報じる記事。

 ■」「中日新聞」l中日春秋 2011年3月7日 

  旧知の人物からの献金を声高に非難することには、どこか違和感を覚えてしまう
父親が亡くなって引っ越した先で、親切にしてくれたおばさんがいた。貧乏のどん底だった少年が慕ったその女性は偶然焼き肉店を経営する在日韓国人だった ▼女性が実の息子のように思っていた少年は、苦学して政治家になった。女性は応援しようと五万円ずつ日本名で寄付をしていた。そのことが違法献金と激しく指弾されることになるとは、夢にも思わなかったに違いない ▼前原誠司外相がきのう、辞任した。外国人や外国法人の政治活動への寄付を禁じた政治資金規正法違反であることは明白で、国会審議への影響を考えての決断だった ▼外交の責任者であり、将来の首相候補とも呼ばれる前原氏だ。仮に本人が献金の事実を知らなかったとしても、わきの甘さが厳しく批判されるのは当然だ ▼規正法の規定は日本の政治が外国勢力に影響されることを防ぐためだ。だからこそ、外国人と知りながら寄付を受ければ、公民権停止を含む厳しい罰則があるのだが、旧知の人物からの献金を声高に非難することには、どこか違和感を覚えてしまう ▼政権の足元が揺らぐ中での「決断」にしても後味が悪い。今後、インターネットを通じた個人献金は増えていくはずだ。国籍確認は、より難しくなる。これが「前例」になれば、また同じことが繰り返されるのだろうか。刃が自らに戻ってくることを覚悟しなくてはならない。 

                      ☆

■「法律知らず迷惑かけた」 献金の在日韓国人女性
 【京都新聞の記事】前原誠司外相に献金していた京都市山科区で焼き肉店を経営する在日韓国人の女性(72)は、当時近くに住んでいた前原氏と中学生時代から家族ぐるみの付き合いで、「山科のお母さん」と呼ぶほどの仲だった。前原氏の違法献金問題が表面化して以降、女性は京都新聞社の取材に対し、「私が法律を知らなかったばかりに迷惑をかけてしまった」と話していた。
 政治家になった前原氏との関係は衆院旧京都1区から日本新党で当選した1993年ごろからだったという。「献金は親心で少しでも足しになればとやっていた。見返りに何かを頼んだこともない」と語気を強める女性。少なくとも4年間の献金について「郵便振り込みだったので、大臣は(私の献金を)知らなかったのでは」と話した。
 4日の参院予算委員会で問題が発覚してから連日報道関係者が詰めかけ、同日夜には前原氏から「おかあさん、ごめん。迷惑かけて」と直接連絡があったという。女性は翌日5日午後、「マスコミからの電話が鳴りっぱなしで、仕事にならない。大臣は悪くない。わたしが悪かったんです」と疲れ切った表情だった。………(2011年03月06日 23時33分)
<全文はこちら>

                     ☆


 第1回 沖縄戦を考える集いのご案内

 

 映画「太平洋の奇跡-フォックスと呼ばれた男」が国民の共感をよび、全国で大ヒット上映中です。

 

沖縄戦に於いては、島田叡知事、荒井退蔵警察部長の他にも、県立一中鉄血勤皇隊を導いた篠原保司中尉、積徳高女学徒看護隊を守った小池勇(少佐)軍医、中部戦線で米軍の圧倒的な戦力に怯むことなく勇戦した賀谷與吉中佐等、指導者の鑑となる生き方が沢山あります。また、敵弾を恐れず負傷者の救護に当った比嘉堅昌(中尉)軍医、上原貴美子婦長、数千人の一般住民を米軍兵士に同行し、壕から救い出した米須清一氏等、人命救済に勇敢に行動した気高い生き方は、いつの時代にも語り継ぐべきものです。

ところが、米軍政府・民政府統治時代の宣撫工作や、沖縄返還後の左翼活動家等により行われた、旧軍に対する憎しみを植え付ける平和教育により、史実が歪められた為、沖縄戦の真実を知る者は極わずかとなっています。

精神的に荒廃した昨今は、平時にもかかわらず人命が簡単に奪われるようになってしまいました。国を愛する心は言うに及ばず、道徳心までもが薄らぐ社会となっています。

このような現代に生きる私達は、極限状態の中でも、利他に徹する生き方をした人物に学ぶことにより、郷土と祖国の再生を可能にする行動が出来るようになるものと思います。 これから、沖縄戦を見直す運動を始めましょう。

つきましては、以下の如く、第一回沖縄戦を考える集いを開催致しますので、参加頂きますようにご案内申し上げます。

 

                  記

 

講演者:  伊藤玲子-建て直そう日本女性塾幹事長
            「沖縄県平和祈念資料館を糺す

         :  上原正稔-ドキュメンタリー作家 
            「赤松・梅澤両氏の汚名を晴らさねば沖縄県民は人間としての尊厳を失う」


         :  徳永信一-パンドラの箱掲載拒否訴訟主任弁護士
            「裁判の経過報告」

 

日時: 3月20日(日曜日) 午後1時30分開場 2時開演

開場:  総合結婚式場・ジュビランス 2階 会議室

宜野湾市野嵩736番地 (宜野湾市役所・市民会館の道向い)

会費:1,000円

主催:沖縄戦を考える会・共催:三善会

問い合せ:070-5536-3868 當山正範・090-9780-7272ニシコリまで

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