狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

仮免内閣の災害処理、2号機作業員死亡、国民はとんだ大迷惑

2011-03-13 08:07:48 | 県知事選

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やはり仮免を自称する素人内閣にとって未曾有の災害の処理は無理だった。

阪神淡路大震災時の村山内閣と同じである。

福島原発の事故は「未曾有の人災」(13日のテレ朝、午前8時の発言)といわれるほど人為的ミスであった。

被爆者が190人、作業員が一名死亡!

原発大災害の可能性も。

 

原発情報めぐり官邸後手後手 避難指示は日暮れ3時間後

2011年3月13日5時30分

記者会見する枝野幸男官房長官=12日午後6時19分、首相官邸、飯塚悟撮影

 東日本大震災による影響で緊急事態宣言が出された福島第一原子力発電所の1号機をめぐる対応で、菅政権の国民への情報提供が後手に回っている。原子炉内の燃料の溶融が進んでいる可能性に加え、12日午後に敷地内で爆発音も確認されたが、国民に大事な避難指示の範囲を半径10キロから半径20キロまで拡大したのは、その3時間後。菅直人首相が国民へのメッセージの中で発表したのは、さらに2時間後の午後8時半だった。

 12日午後3時36分、福島第一原発の敷地内から爆発音と白い煙が確認された。2時間余りたった午後5時46分、枝野幸男官房長官は記者会見を開き、「原子炉そのものであることは今のところ確認されていないが、何らかの爆発的事象があったことが報告された」と語った。ただ、さらなる避難指示は否定した。

 枝野氏が会見した時点で、政府は福島第一原発から半径10キロ圏外への避難指示を出していた。会見で「10キロ圏外への避難指示で十分なのか」と問われると、枝野氏は「放射線の計測では、前回の測定結果からは10キロ圏外にいる方は今のところ大丈夫だ」などと繰り返した。

 前日の11日深夜に公表された政府資料には、福島第一原発の2号機をめぐる現状の記載事項の中で「炉心損傷開始予想、22時20分頃」「燃料被覆管破損予想、23時50分頃」といった記載があった。こうしたことから、福島第一原発をめぐっては炉心溶融や屋外への放射線放出の可能性が指摘されていた。

 枝野氏は会見で「破損の確認はしていないのか」などと繰り返し問われたが、「最終的な事実の確認と分析を含めて、それがまとまった段階でしっかりと示したい」と語るだけで、慎重な答え方に終始した。

 枝野氏の会見は30分余り続いたが、その直後の午後6時25分、菅首相は原子力災害対策特別措置法に基づき、福島県知事などに宛てて、福島第一原発周辺の避難範囲を半径20キロ圏外まで広げるよう指示。ただ、この時点で避難範囲の拡大は会見などで発表されなかった。

 午後7時すぎ、福島県は福島第一原発の避難指示の範囲が拡大することを報道各社に明らかにした。一方、首相官邸はホームページ上に「指示書」を掲載したものの、避難範囲拡大を会見で明らかにしたのは、菅首相が国民に向けて自らメッセージを発した午後8時半、爆発音から5時間後のことだった。

 こうした対応に、与党の民主党内のベテラン参院議員は「具体的なデータがないので、『落ち着け』と何度も言われるたびに不安になる」と指摘。鳩山政権時代の閣僚経験者は「情報開示の仕方がお粗末だ。専門家による分析と、政治による説明の仕方は違う」と述べた。

 党執行部には「原子力行政や電力側からの情報提供があまり迅速でない面がある」(党幹部)と、政権を気遣う声もある。ただ、別の党幹部の一人は「何でもっと踏み込んで言わないのだろうか」と漏らした。

 首相は会見で「新たな事態が生じたことに伴い、10キロ圏内の皆さまに避難をお願いしてきたが、20キロ圏の皆さまにも退避をお願いすることにした」。続けて午後8時40分過ぎから枝野氏が会見し、「爆発は建屋の壁が崩壊したものであり、中の容器が爆発したものではない」と説明。避難範囲については「具体的に危険が迫ることはないが、念のため、万全を期す観点から20キロに拡大した」と語り、放射線量が減っているのに避難範囲を広げたことには「放射線量のみで判断すると受け取られたとしたら申し訳ないが、総合的な判断で20キロ圏内からの退避という判断をした」と述べた。

 こうした政府の対応について、災害時の心理に詳しい広瀬弘忠東京女子大教授(災害・リスク心理学)は、「パニックを恐れて、余計な情報は出さないという心理が透けてみえる」と話した。

 避難指示の範囲が拡大された理由の説明も遅れた。広瀬氏は「わかること、わからないことをはっきりさせて、説明するのが危機管理の基本だ。大変なことが起きているのは、すでに皆がわかっている。私たちのリスク観はもっと成熟しているのにバカにしている」と批判した。

                                    ☆

昨夜の菅首相と枝野官房長官の記者会見を見て気になったのは、やたらと「未曾有の出来事」を強調し、原発事故は不可抗力であったかのような印象を強調していることだったが、とりあえずチェルノブイリの悪夢」だけは避けることができたとひと安心したのだが・・・。

やはり学級委員内閣には今回の災害は荷が勝ちすぎることが判明してきた。

問題の福島原発は1号機は40年、2号機は38年の老朽旧路で事故が起きるなら福島原発だと予想していた識者も板というが、今朝のテレ朝報道によると3号機にも一号機と同じ冷却装置に不具合が生じたとの報道があり、福島原発の10キロ県内の病院に入院中の患者190人が被爆しているとの報道もあった。

 

2号機に携わっていた作業員は死亡との報道もある。 

テレビでは入れ替わり立ち代り専門家が御託を並べている、福島原発の現場に携わった作業員の意見はこうだ。

以下は今朝の沖縄タイムスの引用である。

「危険 想定を越す」

原発作業員 炉心溶解 あぜん

放射性物質が外部に漏れた福島県の東京電力福島第一原発の作業員の男性は12日午後、1号機の周辺で放射物質のセシウムとヨウ素が検出され、爆発が確認されたことに驚いた様子で語った。 
男性は長年、第一原発の管理等を担当し、定期点検中だった4号機の原子炉建屋で作業中に被災、大きな揺れに襲われた瞬間、「炉心の水が漏れたら危ない」と感じたが、実際は炉心が溶解したと知ってあぜんとした。 「1号機の運転状況は分からないが、間違いなく危険。 漏れているというより放射能が飛んでいる状況で、より広い範囲で住民を退去すべきだった」と訴えた。
枝野幸雄官房長官と経済産業省原子力安全・保安院は「冷静な対応」を求めたが「それでは間に合わない。 もっと広報を積極的にするべきだ」と批判した。 男性は12日夜、福島第一原発から30キロ超離れた避難所で過ごすことにしていたが「炉心の核燃料が溶解し、放射物質が周辺に拡散したとの報道を受けて、もっと遠くに避難するかもしれない」と話した。(沖縄タイムス2011年3月13日)

              ☆

 

以下は「ジャーナリスト水間政憲」の引用です。

緊急拡散《福島原発の情報は信用できるか!》

ttp://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/
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福島第1号原発建屋崩落爆発事故で4人負傷して、病院に運ばれた。



負傷者を運び出しても、場所が分からない。と、東電が発表。


倒れていた場所が分からない訳がないだろ。


小生は、一時期、東電の内部情報をいろいろ聞ける立場にいたが。


社員の体質、特に原子力部門の社員は、とても一流企業のものではなかった。もし、原発でとんでもない事故が起こるとしたら、福島原発と確信していました。それは、福島原発の所長・総務部長クラスの倫理観と言うより常識レベルは、ほかのセクションと比較しても酷いものでした。


原子炉隔壁が凹んだまま設置し、バブコップ日立の設計者が告発するまで、東電の原子力部門は隠蔽していた。


また、原子炉に付属したパイプに棒切れを突っ込んでいて問題になったこともあった。


この事故は限りなく人災と思われる。


柏崎原発は直下型地震で、尚且つ今回より激しい状況だったが、心配されるような事故は起きていない。


そもそも、事故で冷却水を供給するための電気が止まったとき用の、自家用ジーゼル発電機4台が故障して、電気を供給できず炉芯溶融状態に陥った。これは人災です。


民主党政権になって、通産官僚が東電副社長に天下っていたが、これら内実人事の癒着が、すべ後手後手になり、
「炉芯溶融状態」まで悪化したと思っています。他の原子力発電所の自家発電機の緊急点検が必要だが、官邸が緊急指令した様子がない。


皆様、自分で出来ることは、自分でやりましょう。

放射能を吸い込んでも、最低限、喉頭ガンを防ぐための「ヨード剤液」や「イソジンうがい薬」(ヨードを含有)は常備しておきましょう。


皆様、原子炉本体が地震で故障しても、それをバックアップする自家発電機がすべて故障することなど、あってはならないのです。ここに福島原発の根本的問題があるにも拘わらず、マスコミがこの問題に触れないのは、東電が年間約200億円の広告宣伝費で、新聞やテレビの報道番組をコントロールしているからです。

けっして、あってはならないことが起きてしまいました。


★ジャーナリスト水間政憲:
ネットだけ転載フリー(条件:全文掲載・非営利)
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     ★★お知らせ★★ 

 

日本会議では、日本会議沖縄県本部と協力し、3月13日(日)~18日(金)の6日間、

「尖閣を守れ」沖縄縦断キャラバンを実施します。

 

 沖縄と本土の青年学生がキャラバン隊を組み、沖縄県内各地で「尖閣諸島を守る集い」を開催するほか、地方議会・首長、団体への訪問活動を行うとともに、街頭で署名活動を実施します。

 今回のキャラバン活動を通じて、尖閣諸島が我が国の領土であることをゆるぎないものとすること、そして沖縄と本土の絆を一層強固なものとしてまいりたいと隊員の一人は決意を語りました。

 3月13日は、那覇市で尖閣諸島に14回上陸した仲間均石垣市議会議員の特別講演があるほか、18日は宮古島市において支部設立総会を開催いたします。

 沖縄にご在住の方はぜひともご出席いただきますとともに、沖縄にお知り合いがいらっしゃる方は、何卒ご案内をしてください。

 

 

日時: 平成23年3月13日(日)13:30 受付開始 14:00 開会予定 16:00 終了

開場: 沖縄県護国神社・会館 [那覇市奥武山町44 TEL098-857-2798]

参加費:500円

主 催 日本会議沖縄県本部 〒900-0031 那覇市若1-25-11

TEL098-868-3697  FAX098-868-4219(石田)

 

■キャラバン隊の主なスケジュール (参加費は其々500円)

 3月14日(月)18:30 「尖閣諸島を守る宜野湾市民の集い」

   於 普天満宮・会館

   16日(水)19:00 「尖閣諸島を守る国頭村民の集い」

   於 道の駅「ゆいゆい国頭」国頭村観光物産センター・会議室

   17日(木)19:00 「尖閣諸島を守る糸満市民の集い」

   於 ホテルスポーツロッジ糸満

   18日(金)17:00 日本会議沖縄県本部・宮古島支部設立総会  

   於 宮古島商工会議所会館・会議室

 

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