狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

心遣い 思い遣り & 講演会の告知

2011-03-22 16:10:24 | 未分類

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TVコマーシャルで「心は見えないけれど心遣いは見える」「思いは見えないけれど思いやりは見える」というようなメッセージを聞き、なるほど、日本語の表現は豊かだなと唸ってしまった。

宮沢章二さんという詩人が「行為の意味」という本に次のように記されているらしく、そこからの抜粋のようだ。 

     「心」は誰にも見えない。けれど「心遣い」は見える。
     「思い」は誰にも見えない。けれど「思いやり」は見える。
    あたたかい心も、やさしい思いも、行いによってはじめて見える。
 
大震災の被害を被り、救援の手を待っている人に何かをしてあげたいと思う心にぴったりのフレーズではある。
ところが人間というものは不可解なもので、いくら心打つフレーズでも毎日これでもかと繰り返し、テレビで放送されると「いい加減勘弁してほしい」という気持ちになるものである。 へそ曲がりの筆者のみの感想かと思ったら、早速義挙人さんから同意のコメントをいたただいて、少しは安心した。 
 
義挙人さんのコメント

狼魔人様
こんにちわ。
いつもは農園(シークァサー園)に行く時間ですが天気が悪く、家でのんびりしています。

このコマーシャルよくテレビから流れます。
最初は、、「いいな~」て、、心打たれましたが、、毎日、毎時間流れるものですから最近嫌になりました。
一、二回でしたら、感動して、落涙しますが、、、、、、例の「メア発言」も同じです。
毎回、毎時間、しつこく流されるとね、イヤになるのは、、私一人でしょうか?
 
しつこい連続CMの理由は被災者のことを考えた多くのスポンサー企業が、この時期の商品CMは自粛すべしとして自粛した結果余ったCMスペースに無料で流しているとのこと。
欧米人が寄付行為やボランティア活動に慣れているのに対し、日本人は善意の支援でも偽善ととられるのではないか、とせっかくの善意の支援を躊躇する人が多いと聞く。そんな人にとって一人心の中で考えるだけでなく、また一人ひそかに思うだけでなく、「心遣い」「思い遣り」として行動に出す勇気を持つべきというCMだとおもう。
 
■沖縄タイムスが恥さらしの社説
 
今朝の沖縄タイムス社説は、性懲りも無く、米海兵隊の震災支援に対し、「見識を疑う」と難癖を付けているのだが、自分は安全な場所にいて他人の「心遣い」や「思い遣り」にいちゃもんを付けるほうがよっぽど不見識ではないのか。

⇒[震災で普天間PR]政治利用に見識を疑う
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-03-22_15716/

もっとも恥も無ければ一欠けらの見識も無い沖縄タイムスに見識を求めることは無いものねだりに過ぎないのだが・・・。
現在一刻も早い救援を待つ被災者にとって、偽善だろうが政治利用だろうが行動を起してくれる「遣り」の人のほうが新聞社でえらそうにホザク連中の寝言より百倍ありがたいのは自明ではないか。
百歩譲って在日米海兵隊の被災地派遣という「遣り」の行動が、政治利用の目的であり、偽善であったとしても、偽善も集まれば善意の束に昇華するという話もあるではないか。
 
そもそも国と国が関わることは人道援助であれ、外交交渉であれ、程度の差こそ会っても政治目的が全く無いかかわりはない。
 
今回の世界各国からの支援だって、大部分は善意の人道支援であると素直に受け止めるとしても、其の支援の何パーセントかは今後の政治的目的が一欠けらもないとは言い切れないだろう。
 
それを承知でいながら在沖海兵隊の支援活動のみを取り上げて「政治目的」云々で批判する己の言説を恥とは思わないのだろうか。
 
そうそう、恥の無い新聞社に恥を求めるのを釣堀に鯨を求めるようなものであった、 失礼。
 
今、被災地で救援を待つ被災者のか方々は、他人の救援活動に「不謹慎」とほざく琉球新報のたわ言でもなければ「不見識」という沖縄タイムスの寝言でもない。
彼らが待っているのは全国から寄せられる「心遣い」や「思い遣り」、そして在米海兵隊の派遣である。
「遣り」は「派遣」の遣であり、行動が伴ってこそ被災者はありがたいのである。
 
「心」と「心遣い」、「思い」と「思い遣り」。
 
テレビで繰り返されるとわけも無くむかっ腹が立つが、一人静かに考えると含蓄のあるCMのフレーズである。
 
 
 
ビートたけしが、被災地で泥棒を働くヤツは撃ち殺してもよい、と激怒していた。
 
被災者援助に活動する人に対し、自分は何もせずに、やれ「売名だ」とか、やれ「偽善だ」とか、難癖を付けるヤツもついでに撃ち殺してほしいものである。
 
同じように米海兵隊の援助活動を「不謹慎」といったり「不見識」といったりで難癖を付けるしか能の無い琉球新報や沖縄タイムスも、まとめて撃ち殺してほしいものである。
 
 
                 ★

 

小林よしのり氏主唱の「ゴー宣ネット道場」の講師としてお馴染みのの宮城能彦沖縄大学教授をお迎えして、下記の要領で講演会を催します。 なお宮城教授は小林よしのり氏との共著『誇りある沖縄へ』の他多数の沖縄関連の著書もあり、「組み踊り」などの沖縄伝統芸能にも造詣の深い方です。奮ってご参加下さい。

【沖縄と日本の未来を考える講演会】のお知らせ

              記

演題『沖縄の文化に誇りと発展を』
~琉球・沖縄文化の歴史的考察~

講師  宮城能彦    沖縄大学教授

【日時】平成23年3月27日 (日) 午後1時30分開場、午後2時開演~4時終演

【会場】沖縄県立博物館・美術館(講義室) (那覇市おもろ町3-1-1 電話 098(941)8200)

【会費】 1,000円

【主催】 世日フォーラム沖縄

【後援】世界日報名は支局、日本会議沖縄県本部、自主憲法制定沖縄県民会議

【連絡先】世日フォーラム沖縄事務局  担当 敷田 電話:098(868)3037  FAX:098(862)9195

 

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沖縄タイムスの言論封殺!アンケートの恐怖

2011-03-22 06:15:41 | ★改定版集団自決

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■首長アンケート、沖縄タイムスの言論封殺の手口

未曾有の大地震が東日本を直撃した11日までの沖縄2紙は、7日以来連続で一面と社会面トップをメア発言で生め尽くし、社説やコラムまで動員してメア前在沖総領事のバッシングするという狂態を晒していた。 ところがが巨大地震が日本列島を直撃して以来、さすがに震災関連記事に一面・社会面トップの座を明け渡しはした。 だが、それでもしつこく「ゆすりネタ」であるメア氏バッシングの記事も掲載し続けている。

沖縄が全体主義の島といわれて久しい。

新聞が真綿で締め上げるような手法で県内首長の意見を全体主義に束縛していく様を、今回のメア発言は見事に露呈させてくれた。

その卑劣な手口を紹介しよう。 

県内各市町村議会の一斉横並びの「抗議決議」。 こんなもの沖縄タイムスの手にかかれば自由自在である。

先ず狙いを定めた獲物を針小棒大な見出しで一面・社会面で糾弾する。 

そして社説・コラムを動員し一週間連続で獲物(今回はメア氏)を糾弾し続ける。

その間に得意のアンケート作戦で県内全首長の意見を求める。

事前に獲物を糾弾し続けた新聞の糾弾キャンペーンは効果てき面である。 新聞の意図に異論を挟む勇気のある首長はほとんどいない。 異論を唱えれば今度は自分が新聞の糾弾の獲物になるからだ。 アンケートの結果は新聞論調に従った横並びの全体主義的回答に終わるのが常である。

かくして下記引用のような記事が一面に躍り、次々と獲物糾弾の議会決議がナダレ現象をおこして県内各市町村議会で議決されることになる。

そうなると今度はこれに乗じた一部のプロ市民が蠕動し「県民大会」の開催を叫ぶ。新聞がこれをさらにキャンペーン記事で扇動する。

そして一握りのプロ市民の活動を「沖縄の心」だと煽り立てる。

これが全体主義の島沖縄の実態である。

メア氏発言に37首長が謝罪要求 県内アンケート  沖縄タイムス 2011年3月10日  
 
  米国務省のケビン・メア日本部長が「沖縄はごまかしの名人で怠惰」などと発言したことを受け、沖縄タイムス社は9日、県内41市町村長に緊急アンケートを実施した。その結果、9割に当たる37首長が「メア氏に謝罪・撤回を求める」とし、28首長は辞任・罷免を求めた。米軍普天間飛行場の移設問題への影響については34首長が「ある」と答えた。一方、仲井真弘多知事は同日夜、メア氏の処分について「(米国は)きちんとけじめを取るべきだ」と述べ、厳正な対処を米側に求める考えを示した。記者団の質問に答えた。

 アンケートは聞き取り、または文書で回答してもらった。下地昌明多良間村長を除く40首長が答えた。

 メア氏の発言ついて「言語道断だ」(上原裕常糸満市長)などと、保革を問わず批判が相次いだ。

 メア氏の辞任・罷免について、「外交官の資質が問われるとともに、米国の品位にも関わる」(東門美津子沖縄市長)、「このような発言をする人が、日本部長の立場にいるべきでない」(稲嶺進名護市長)など、厳しい処分を求める声が相次いだ。

 仲井真知事はメア氏の辞任要求について、「『けじめ』と言えば、おおよそそういうこと」との認識を示す一方、「相手の考えること。あれこれ言うのは差し控える」と明言を避けた。

 在沖米国総領事時代のメア氏の言動を振り返り、「前から付き合いたくなくなるような人物だった」と指摘。その上で今回の発言について「県民を愚弄(ぐろう)し、外交官の品性、知性にもとる話だ」と強調した。

                           ☆

県内首長を全体主義で縛り上げる沖縄タイムスのアンケート作戦を上記「メア氏糾弾」の例で検証してみる。

「謝罪要求」の問いに対し、「反対」を表明したのは中山石垣市長ただ一人で、回答拒否した下地多良間村長との二人を除く全首長が謝罪要求をしている。

回答を拒否した多良間村長はともかく、日頃の言動にしたがって「反対」の意思表示をした石垣市長はその後、沖縄タイムスの糾弾をどのようにかわしたのか。

11日付沖縄タイムスの「記者メモ」という小さなコラム記事で、石垣市長が次のように写真つきで弁解ているが、これは記者の追及に閉口した市長の苦し紛れの弁解だと筆者は見る。

形だけの謝罪はいらない

○・・・米国務省のケビン・メア日本部長の差別発言を受け、本紙が実施した県内市町村長へのアンケートで、同氏の謝罪、撤回を「求めない」とした中山義隆石垣市長。 これはもう、メア氏本人の考え方だと思う。 形だけの謝罪、撤回になるのであれば、それこそ(メア氏が日本の政治家について発言した)『本音と建前』になるため、「いらない」と批判した。 「事実誤認も多く、沖縄に長く駐留した前米総領事の言葉としては非常に残念。 政府もしかるべき対応をするべきだ」とした・(石垣)

結局中山市長も当初の謝罪を「求めない」とした沖縄タイムスの論調に反対の意見は、記者の追及で変更させられた形の竜頭蛇尾に終わった。

それにしても市長の「形だけの謝罪、撤回になるのであれば、それこそ(メア氏が日本の政治家について発言した)『本音と建前』になるため、「いらない」と批判した」、という弁解はいかにも苦しいではないか。 全体主義の島で新聞論調に逆らうことの難しさを中山石垣市長が身をもって示してくれたことになる。

ここで中山市長が突っ張って「メア発言には真実も含まれているし、謝罪要求するほどのことではない」などと明確に反対しておれば、それはそれで立派なこと。 だが、「ここで沖縄タイムスを敵に回すのは政治家として得策でない」と判断し早々に白旗を揚げたのも一政治家としてはやむを得ないのだろう。

ここで石垣市長も「メア擁護の裏切り者」とレッテルを貼られ、連日一面トップで糾弾されてはたまらんとでも考えたのだろう。

「政治家も落選すればただの人」。 中山市長には同情を禁じえない。

 

■太っ腹の下地多良間村長

そしてもう一人、沖縄タイムスのアンケートを「謝罪要求」はおろか「普天間移設先」に至るまで全て回答拒否したツワモノの村長がいる。

下地昌明多良間村長のことである。

多良間村長については小さな島の大きな義捐金&恥知らずなゆすり議員たち」で次のように書いた。

<小さな島の下地村長の英断についてはもうひとつ付け加えることがある

沖縄タイムスの圧力を敢然と跳ね返した武勇伝だが、これについては次回に触れたい。>

 そうです。

沖縄タイムスの(メア氏に対する)「謝罪要求」や「辞任要求」のドサクサ紛れに「普天間移設先は県外か県内か」と言ったアンケートの回答を一切拒否した。 そして未曾有の大震災の知らせを聞くと、今度は真っ先に、小さな島にしては大きな義捐金を送ると言う太っ腹の村長はこの下地昌明・多良間村長のことである。

 

 

2011年3月15日、多良間村が『沖縄、ふるさと百選』に選ばれたときの下地昌明村長(左)と諸見里朝仁多良間村山羊生産組合長の笑顔。

お二人の表情が良いね。

何事も「反戦平和」に結びつけるゆすり県議長との顔付きの差は歴然である。

 

大震災で混乱する交通機関を物ともせず、はるばる東京にまで乗り込んできて在日米国大使にゆすりたかりを企てた集団を率いた男はこの人物。

 ↓

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高嶺善伸沖縄県議会議長=ゆすり集団の団長

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