狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

異例が続く中国への抗議デモ!ベトナムで3週連続

2011-06-20 12:00:42 | 未分類

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 中国への抗議デモ、ベトナムで3週連続 

【バンコク=深沢淳一】ベトナムの首都ハノイの中国大使館前で19日、南シナ海の領有権問題で対立する中国への抗議デモが行われた。

 AP通信などによると、学生ら約300人が参加した。抗議デモは5、12日に続いて3週連続。共産党支配のベトナムではデモが禁止されているが、当局は警察官を多数配置してデモを管理下に置き、短時間に限って容認している。

 デモは前回までと同じく、南部の商業都市ホーチミンでも行われた。ハノイでは、参加者が「中国はベトナム領海での違法活動をやめろ」などと書いたプラカードやベトナム国旗を掲げ、大使館前からハノイ市内を行進した。商業施設の前では、中国製品の不買を求めて叫ぶ光景も見られたという。

(2011年6月19日17時33分  読売新聞)

               ☆

沖縄に於ける米軍への抗議はあまりにも日常茶飯事が過ぎて、最近では狼少年の様相を呈している。

「トモダチ作戦」に対する誹謗中傷にいたっては、逆に反感を持つ人が増え始めているくらいだ。

ところが、ベトナムでの抗議デモは沖縄とは趣をことにするという。

共産党による一党支配体制の下、デモが厳しく規制されているベトナムで、中国に抗議するデモが行われるのはきわめて異例のことだといわれていた。

その異例のデモが昨日、19日も首都ハノイで行われたというから、これで3週連続の異例の抗議デモが行われたことになる。

その間、ベトナムは中国とのチキンレースをエスカレートさせ、アセアン6カ国に米軍を加えた大軍団による共同演習を公言している。

麻生元首相が主張した「自由と繁栄の弧」による中国封じ込めのカードを突きつけたことになる。

アセアン諸国の西側に位置するインドと日本は、麻生元首相の「価値観外交」を進め200810月22日には、麻生、シン両首相により日印安全保障宣言が締結されている。

その一方インドと中国の関係は価値観の相違や、領土紛争等で必ずしも良好な関係とはいえない。

中国がインドを上海協同機構に引き入れたい理由がここにある。

 サーチナニュースによれば、中国現代国際関係研究院の袁鵬副所長は、東南アジア諸国をはじめ、日本やインドも、中国の台頭がまだ完全ではない今こそが争議を起こす絶好の機会だと見ていると主張した。

同じ価値観を持つインドと日本が両国の間にあるアセアン諸国と軍事的に提携することは、中国にとって最も避けて欲しいことである。

 

産経新聞(2011.6.20 )が、南シナ海問題についてシンガポールの英字新聞ストレーツ・タイムズに特集記事を掲載しているので抜粋掲載する。クリックして拡大する

 < 「マニラは掛け金をつり上げた」という見出しを掲げた記事は、フィリピンにおける中国への対決姿勢の高まりぶりを伝えた。

 例えば、「南シナ海」という呼称に代え、「西フィリピン海」を使用するとしたフィリピン政府の方針を、「いつになく自己の主張を打ち出した措置だ」と分析、フィリピンのある知事が、中国の覇権拡大の動きを「むき出しの交戦性」と酷評し、中国製品のボイコットを呼びかけている動きなども取り上げた。

また、緊張の高まりは「米国が地域の紛争にどう対処するのか、ということへの注目度を増大させている」と指摘。「中国と衝突すれば、米国はフィリピンの側につく」というアキノ政権高官の言葉を引用しつつ、1951年に結ばれた「米比相互防衛条約」の存在に言及している。

 「ベトナム、けんかの最中の実弾演習」という記事では、演習は「手荒なまねをされることを拒否するという、ベトナムの中国に対するメッセージだ」との有識者の分析を紹介し、演習は両国が「“対決”する危険性」を高め、「中国は(演習に)非常に不当な反撃をするだろう」と、有識者の見方を続けた。

 さらに中国国営新華社通信が配信した「中国軍事力増強は作り話」との記事を引いて、中国側の言い分が信じるに足りないものであることを、やはり有識者の言葉でこう指摘した。

 「私は、南シナ海における中国の行動を表現するとき、『独断的』という言葉よりも、『攻撃的』という表現を好んで使うようになった。この2つには極めて重要な違いがある」>

           ◇

日本は米国やインド、そしてアセアン諸国と提携し、中国の南シナ海、東シナ海に於ける、狼藉行為を断固とたる態度で封じ込めることが必要である。

そのためには今回のベトナムが取った断固たる態度がを学ぶため、爪の垢を煎じて飲むべきである、

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コメント (1)

県知事欠席のまま!尖閣の主権訴え決議 

2011-06-20 07:00:34 | 未分類

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一昨日(18日)、石垣市で行われた尖閣を守れ!県民集会に参加された読者のたかさんのコメントです。

同記事は、昨日の紙面には2面に掲載されていましたが、目立たぬ場所のためうっかり見落としていました。

お詫びして訂正いたします

こんにちは。
「尖閣を守れ!県民集会」に参加してきました。集会には地元の方のみならず、東京から百地章先生、葛城奈海さんや熊本県議会議員の先生もお見えになり、石垣市からのメッセージを発信するにふさわしい大会となりました。
また、沖縄タイムスのWEB版では大会のことの記事がありました。
http://www.okinawatimes.co.jp/article/2011-06-19_19377
6月19日午前10時34分掲載ということで、紙面では明日に掲載される可能性もありますが、それでもおそらくベタ記事になってしまうことと思います。
なお、マスコミでは沖縄2紙のほかに、八重山毎日新聞、共同通信もこの大会の様子を見に来ていました。

保存資料として沖縄タイムスウェブ記事を転載しておきます。

尖閣の主権訴え決議 石垣で500人集会

  2011年6月19日 10時34分 

 【石垣】尖閣諸島を守る集い(主催・同実行委員会)が18日、石垣市内で開かれ、市民や国会、地方議員ら約500人が、同諸島への主権侵害を許さないとする決議案を採択した。中山義隆市長や政党代表が登壇し、尖閣諸島の実効支配強化や上陸許可を国へ要望した。

 決議では政府に対し、漁業者の安全操業を確保するための関連法整備や、海上保安庁の警戒監視態勢の強化などを求めた。

 中山市長は「国境離島で経済活動や生活ができずに住民が島を離れれば、尖閣と同じような問題が出てくる。国は手厚い補助策を願いたい」と強調。「できるだけ早く尖閣に上陸し、固定資産税や環境調査、慰霊祭を行いたい」と述べた。

 「日本会議国会議員懇談会」幹事長の下村博文衆院議員(自民)は、国が所有者の意向で上陸を認めない立場を示していることについて「所有者に上陸の了解を取った」と報告。「市長や県知事が正々堂々と上陸できる機会をつくる」と力を込めた。

 民主党の長尾敬衆院議員、たちあがれ日本の藤井孝男参院議員や自民党・領土に関する特命委員会の新藤義孝衆院議員、新垣哲司自民党県連会長、評論家の金美齢氏らが登壇した。

             ★

 

石垣市の集会には、評論家の金美齢さんや国会議員有志も参加されたが、沖縄県知事や件選出の国会議員は中国への配慮と同時に沖縄2紙による無言の圧力により、大会寸前になってキャンセルした議員が続出したと聞く。

これでは大成功どころか、画竜点睛を欠くことになる。

いや、それならまだしも、集まった県民は気の抜けたビールを飲まされたようなものである。

いや、いや、気の抜けたビールなら笑って済まされる。

県知事や県選出国会議員が欠席の、県民集会は、場合によっては中国賛美のメッセージにもなりかねない。

中国に対する抗議集会に、本土の国会議員のみが参加し、肝心の沖縄県知事や地元選出の国会議員が1人も参加していないと言うことは「沖縄は中国の解放軍を待っている」という誤ったメッセージを中国に発信したことになる。

つまり沖縄は明治期の「琉球処分」により無理やり日本に組み入れられたというタイムス史観を中国に発信することになるのだ。

参加した県民有志の方たちには申し訳ないが、県知事や県選出国会議員そして各市町村の首長や議員が揃って欠席するような「抗議集会」が、中国に対する利敵行為にもなり得るのだ。

地元2紙は「平和な琉球王国が日本帝国主義の植民地政策により琉球処分され、不本意ながら日本の一部に組み込まれた」という歴史認識で大キャンペーンを行っているのだ。

沖縄タイムスなどは、現在でも「中国の軍艦が沖縄解放のためやってくる」といった意味のコラムを平気で掲載する有様である。

何度もくり返すが、それがこれ。

沖縄タイムスの妄想、黄色い戦艦が沖縄解放に来る!

 ◆ 沖縄タイムス
[大弦小弦]

 黄色軍艦がやってくる…。船体に黄色の龍の文様を描き、黄龍旗を掲げる清国の南洋艦隊は黄色軍艦と呼ばれたという。知人とこの話をしていたら、黄色軍艦が沖縄を侵略すると、勘違いして話がややこしくなった▼実際は逆で、明治の琉球人にとって清国軍艦は援軍だった。武力で琉球国を併合した明治政府に対し、琉球の首脳らは清へ使者を送って救援を求めている。そして、沖縄側はその黄色軍艦を待ちわびたのだった▼一八八六(明治十九)年に大迫貞清県知事が上申した「事変準備ノ件」が残る。清が軍艦を派遣するとの報に対し、政府派遣の知事は、対策十項目を提案。政府も北洋艦隊から戦艦九隻が派遣されると情報を得て、県に指示を出した▼日清戦争時にも清国の援軍は話題になった。それから百余年が経過し、あれほど待ちわびた援軍をも敵と間違うところに今の位置があるのか。林泉忠著『「辺境東アジア」のアイデンティティ・ポリティクス』は当時の言葉を紹介する▼「生きて日本国の属人と為るを願はす、死して日本国の属鬼と為るを願はす」。生きても死んでも日本とは一緒にならないという激しい決意。中国で死んだ幸地朝常が李鴻章へ送った書簡に残る言葉。歴史の反転は大きかったようだ▼百余年前はともかく、少なくとも最近の銃口や占領者を忘れてはいけない。境で揺れる島だからこそ、平和の選択肢を選び取る覚悟も必要だろう。(後田多敦)

                    ◇

「沖縄人の4人に1人は独立希望」などのデマは琉球大学に巣食う中国人学者が行ったデタラメなアンケートを沖縄タイムスが針小棒大報道したデマである。

勿論、まともな県民なら県民なら誰も相手にしない与太話の類である。

ところが、ネットに馴染めず新聞のみを情報源にする高齢の県民にとっては、「中国と沖縄は昔からなじみが深いので友好平和の付き合いが可能である」と妄信する人が多いのも事実である。

その代表的人物が、沖縄2紙に平伏し、中国人ビザ緩和を希望する仲井真県知事というのだから、中国に対する危機感もひとしおなのである。

「沖縄は中国の物!」、中国の野望!

 

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