狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

左翼の巣窟で講演会!惠隆之介氏が

2011-06-24 18:59:14 | 未分類

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沖縄のメディアを独占する沖縄2紙の極端に偏向した論調に、一斉に平伏す沖縄の大学教授たち。

沖縄2紙に媚を売る教授達の姿を見た大学生たちが、自分で考える力を失い同じように無批判に新聞に平伏していく。

このような大学生達が「全体の主義の島沖縄」の下支えをしてきた事実を、当日記は何度も指摘してきた。

ところが近年のネットの目覚しい普及により、左翼の巣窟と言われてきた大学にも、異変が生じてきた。

例えば安保問題等を論じる場合、偏向した新聞論調や左翼教授の呪縛を解き放たれ、自分の考えで判断できる学生たちの大きなうねりを体感出来るようになってきた。

沖国大といえば左翼の巣窟として知られ、地元新聞に頻出する教授達の名は、ちょっと思いつくだけでも、安仁屋政昭、石原昌家、吉浜忍、佐藤学等々とまるで左翼活動家のような面々が脳裏を過る。

その沖国大で保守の代表的論客である惠隆之介氏が安全保障の講演会をした。

これは講演会の世話係を買って出た同大学の芝田秀幹教授の言葉を待つまでもなく、沖縄の大学にとっては画期的出来事であった。

筆者も聴講させて貰ったのでその様子は「イージス艦を見学する沖縄県民」で一部触れた。

この画期的なニュースを地元紙がスルーしたのはいつもの通りで特に驚かないが、全国紙である世界日報の沖縄支局が発行するメルマガ「ウイークリー沖縄-本土に伝わらない沖縄の真実」がこれを記事にしているのには驚かされた。 この画期的出来事を嗅ぎつけた同紙の記者が取材に来ていたのだろう。

世界日報那覇支局T記者の記者魂に敬意を表し、同記事を次に引用する。(太字強調は引用者)http://archive.mag2.com/0000066872/index.html

◎ 安全保障考える学生集会
 
 昨年9月に尖閣諸島沖で発生した中国漁船衝突事件以来、中国海軍の不穏な動
きが目立つ一方、南シナ海でも島の領有権をめぐって中国とベトナムの対立が激
化している。こうした中国の動きを受けて、「沖縄の安全保障を考える学生の集
い」(主催・同実行委員会)が14日、沖縄国際大学で行われた。

 企画したのは福岡県出身で法学部4年生の田尾憲司さん。「沖縄に来て、マス
コミの偏った報道に唖然とした」という。同集いは、学生以外の参加も可能で、
老若男女が教室をぎっしり埋め尽くした。

 沖縄の大学では過去、学生および外部向けのイベントや講演会が数多く開催さ
れたが、左翼学者や左翼専門家らを招いての集会が定番だった。安全保障をテー
マにした保守系集会は希有。

 集会ではまず、尖閣諸島問題に関するビデオが上映された後、拓殖大学客員教
授の惠隆之介氏が講演した。惠氏は、フィリピンがスービック米海軍基地撤退後
に中国に侵食された事例を挙げ、「安易な米軍撤退の主張は危険である」と警告、
東アジアの安全保障における在沖米軍の重要性を強調した


 同氏はまた、「沖縄ではかつて、感染症発症が全国の8倍で平均寿命は47歳
だった」事実を明示し、「現在長寿なのは、米兵と米看護士団が戦後、沖縄の衛
生環境を徹底的に改善するなど感染症撲滅運動をしてくれたおかげだ」とし、米
軍統治に感謝すべきであると訴えた。

 参加した学生の一人は、「これまで学校で学んだことがなく、マスコミを通じ
ても知ることができなった事実を学んだ」との感想。集会を手伝った芝田秀幹教
授は、「このような集まりが本校で行われたことは画期的なことだ」と評価した。
(T)

 

県民が知りたい地元の出来事を報道しない沖縄2紙は、地元紙としての使命を放棄している、

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ゆすりの誓い新たに!県知事が宣言文で

2011-06-24 06:10:56 | 普天間移設

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「ゆすりたかり」の成功の要諦は相手が実行不可能なことを要求することである。

簡単に実行されてはゆすりにならないからである。

その点でいえば仲井真県知事は名人の域に達している。

勿論「ゆすりたかり」の、である。

仲井真沖縄県知事は、菅首相が臨席する戦没者追悼式の平和宣言のなかに「県外」を盛り込んで、「ゆすりたかり」の強いメッセージを菅首相に送った。

首相の座にしがみつくことに必死の菅首相に対し、「県外」を要請することは、実現不可能なのは仲井真知事自身が百も承知の上での発言であることは、言うまでもない。

「慰霊の日」の翌日の沖縄紙は、例年、お約束どおりの「反戦平和」の記事が満載であるが、本日の沖縄タイムスの一面トップの大見出しは少し趣を異にする。

非武の誓い新たに

知事、宣言に「県外」

首相、「難しい」

従来だったら「非戦の誓い新たに」とすべきところを「非武の誓い」としてある所に沖縄タイムスが、「ゆすりたかり」で県知事をバックアップしている様子が垣間見れる。

菅首相では実現不可能な「県外」とは、普天間基地が県内で抑止力を発揮し平和に貢献するのではなく、武力(米軍基地)そのものを県外に撤去し、非武装にすることを意味する。

首相が「難しい」と答えるのは想定内のことである。

            *

昨日の「慰霊の日」関連の記事が満載の今朝の沖縄タイムスが、完全にスルーしたある出来事を、産経新聞が報道しているので引用する。

「靖国参拝!」のヤジ 「沖縄全戦没者追悼式」出席の菅首相に
産経新聞 2011.6.23 13:02
 菅直人首相は23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園で営まれた「沖縄全戦没者追悼式」(県など主催)に出席し、「東日本大震災、原発事故の中で慰霊の日を迎えることは感慨を覚える。沖縄には基地が集中し、皆さんに負担をおかけしている。沖縄だけ負担軽減が遅れていることは慚(ざん)愧(き)に堪えない。今後、危険性の除去に最大限努力する」とあいさつした。

 菅首相の出席は2年連続。出席者からは「靖国参拝(しろ)!」とのヤジが飛んだ。首相は園内の「国立沖縄戦没者墓苑」で献花した後、追悼式に臨んだ。

             ☆

沖縄の新聞を見る限り、沖縄では島ぐるみで「反米軍基地」であり、「靖国反対」であるような印象を受けるが、同じ沖縄県人の戦没者が祀られている「靖国神社」を首相が参拝しないことに不満を持つ県人が多数いる。

事実筆者の身内にも戦死した父親が靖国に祭られているので、上京の機会があるときは必ず靖国参拝をしているようである。

首相が靖国に祀られている戦没者の遺族に代わって参拝してくれることを望む県民が多数いることを、沖縄の新聞では知ることは出来ない。

「靖国参拝!」の野次が飛んだ場面はテレビの実況中に見たが、静まり返った参列者のなかに野次ははっきりと聞こえた。SPが動揺する様子もそのまま放映されたが、野次についてのアナウンスは一言もなかった。

今朝の沖縄タイムスが完全スルーしたのは言うまでもない。

何度も書いた事だが、地元の出来事を地元紙によらずに、全国紙の報道を見なければならぬ沖縄はやはり、小林よしのり氏に「全体主義の島」と嘲笑されても仕方のないことである。

産経にはこんな記事も。

「菅首相は靖国参拝を」 沖縄の遺族連合会会長が要望
2011.6.23 14:35

「平和の礎」に名前が刻まれた犠牲者に黙とうをささげる米軍関係者=23日午前、沖縄県糸満市の平和祈念公園
 沖縄県糸満市の平和祈念公園で23日に営まれた「沖縄全戦没者追悼式」で、沖縄県遺族連合会の仲宗根義尚会長が菅直人首相を前に、「菅首相は早急に靖国神社を参拝し、感謝の誠をささげ、恒久平和を祈願するよう強くお願いする」と要求する場面があった。

 仲宗根会長は追悼の言葉の中で「小泉(純一郎)元首相は在任中、毎年靖国神社に参拝し、遺族、国民から感謝された。(以降の首相は)参拝しなかった。残念でならない」と述べた。

 菅首相があいさつを始める直前、参列者の一部から「靖国参拝」との声も上がっていた。

最後に、いまや名人の域にある仲井真県知事による、「ゆすりたかり」の要諦を新聞の見出しで復習してみよう。

無理難題を吹っかければ吹っかけるほど、その分だけ実入りは大きい!

非武(非武装)の誓い新たに

知事、宣言に「県外」

首相、「難しい」

 

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