狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

中国を名指しで批判!クリントン米国務長官

2011-06-22 19:26:57 | 未分類

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南シナ海で勃発しているベトナムと中国のチキンレースに、日米同盟の「2プラス2」が、強力なバックアップの手を差し伸べた。

クリントン米国務長官と松本外務相が、それぞれ中国を名指しで批判したのだ。

                *

 

明6月23日が「慰霊の日」にあたるので、この一週間沖縄2紙は例年通り沖縄戦の特集で紙面を飾っている。

読んでいて時々奇異に感じることだが、沖縄戦で県民が戦った敵は、米軍ではなく、あたかも沖縄人を虐殺に来た日本軍であるような印象記事が多い。

この敵味方の逆転現象は戦後66年も経過した現在でも沖縄2紙に見られる特徴である。

戦後、アメリカとわが国は日米安全保障に基づく同盟国の関係にあり、在沖米軍は安保条約に基づき日本の安全保障のために駐留するのがその目的である。

ところが今朝の沖縄タイムスを見ると、昨年5月菅首相とオバマ米大統領が合意した普天間飛行場の移設先を再確認しただけで、一面トップ、社会面トップを使って蜂の巣をつついた様な騒ぎようである。

本日の沖縄タイムスの「反米軍基地」関連の記事だけで、この有様だ。

辺野古V字に決定 普天間移設 2011年6月22日 09時39分 

辺野古V字決定:[解説]「目に見える進展」演出 (2011年06月22日 13:31)

辺野古V字決定:負担置き去り同盟優先 (2011年06月22日 13:30)

憤る名護市長「脅しとしか聞こえぬ」 (2011年06月22日 10:51)

仲井真知事「移設は事実上不可能」 (2011年06月22日 09:59)

V字回帰「脅しの手法」 住民反発 (2011年06月22日 09:38)

辺野古V字決定:県「県民意思に反する」 (2011年06月22日 09:28)

辺野古V字決定:名護市長「意味ない合意」 (2011年06月22日 09:28)

[日米安保協議]破綻を糊塗する合意だ (2011年06月22日 09:28)

米軍や自衛隊に対しては、まるで敵軍に対するように憎悪をむき出しにした記事を書いているのだが、わが国とって仮想敵国は、現在が南シナ海で狼藉行為を続けている中国である。

敵味方が逆転の沖縄2紙は、相手が中国となるとまるで他人事のように頬被りでこれに抗議する記事を書くことはない。

まるで中国軍は味方で米軍と自衛隊が敵軍であるかのような論調である。

 

そんななか、ワシントンで行われている「2プラス2」で、現在南シナ海を荒らしまわっている中国に対し名指しで批判したという。

 日米2プラス2:クリントン米国務長官、中国を名指し批判 海洋進出で地域に緊張

 【ワシントン西田進一郎】クリントン米国務長官は2プラス2で、南シナ海での海洋進出を強める中国について「地域に緊張をもたらしている」と名指しで批判した。松本剛明外相も「中国は東シナ海、南シナ海で摩擦を生じさせている」と指摘。2プラス2後に発表した共通戦略目標の文書では、中国への直接的な批判は盛り込まれなかったが、会議では双方が名指しで強い懸念を示していた。

 今回の2プラス2で本格的に改定した共通戦略目標は、中国に「国際的な行動規範の順守を促す」と促しつつ、「(海洋)航行の自由」やサイバー空間の保護については名指しを避けていた。

毎日新聞 2011年6月22日 東京夕刊

               ☆

 松本外相も「中国は東シナ海、南シナ海で摩擦を生じさせている」と発言したというから、虎の威を借りたにしても一応の評価をしてよいだろう。

ただ、中国に「国際的な行動規範の順守を促す」ということは、糠に釘といおうか、馬の耳に念仏といおうか、

そうそう、ヤクザ屋さんに人の道を説くようなものである。

 

慰霊の日前後に新聞テレビを通じて行われる「平和学習」。

この集団ヒステリーのような歴史歪曲には、いつものことながら辟易させられる。

 

2プラス2での米国務長官、松本外相の中国批判を 評価すると思う方、

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煮ても焼いても死なないクマムシ首相の粘り腰

2011-06-22 07:56:41 | 県知事選

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2日の首相不信任決議提出以来、連日テレビワイドショーのメインテーマは「菅首相が何時辞めるか」だけで、大賑わい。 不思議な国である。

かつて当日記も、「菅首相が一日でも長く首相の座に止まれば、その分だけ国益を損なうので、一刻も早くやめよ!」と連日叫んでいた。

が、2日の不信任案の逆転秘訣以来、首相退陣に触れなくなって久しい。 その理由は、安易に政権交代を許しても一旦首相の座についたものが、政権に執着したら本人がやめる気を起こさない限り、辞めさすことは不可能であることを改めて認識させられたからである。

野党は勿論与党の幹部に言われても辞める気のない間首相のことを、こう書いた。

<レイムダックと言われようが死に体といわれようが、ついには生ける屍と罵倒されても辞めようとしない菅首相は、まるで

殺しても死なない最強の生物・クマムシを連想させてくれる。

放射能にも強く、仮死状態になっても生き延びというクマムシ首相が連日国益を損なっている・・・>

【地球最強生物】 クマムシ

○最強の生物クマムシ

それでは再度衆院で首相不信任を議決したらどうか、と疑問に思っていたら裁判では周知の「一時不再理」が国会でも適用されるので今期国会では再度の不信任案提出は不可能と聞く。

ならば最後の奥の手は、菅首相がただ1人言うことを聞く人物の奥様に説得してもらうしかないと言うのだが、奥様は「支持率が0%担っても続けるべき」と行っているらしいので、首相の早期退陣論はもはや万策が尽きたかんである。

菅首相は歴史に残る首相になりたいと側近に行っているらしいが、現在の時点で菅首相は歴史に残る「最強の首相」として永遠に日本の政治史に深く刻み込まれるであろう。

煮ても焼いても食えないとはよく言われるが、我らが菅首相は煮ても焼いても死なないというから始末に困る。

高熱にも強く氷結にも強く、放射能にも強いクマムシはどんな逆境でも生き延びると言うが、現在の菅首相そのものではないか。

 

 50日延長で一時合意=民自公
 自民党の逢沢一郎国対委員長は21日午後、党の会合で「民主、自民、公明3党幹事長の間で国会を50日間延長し、2011年度第3次補正予算案は新しい首相が対応することで合意していた」と述べた。その上で「菅直人首相と民主党執行部の間で折り合えないということだ。もう済んだことだ」と語り、首相が容認しなかったため立ち消えになったことを示唆した。 (2011/06/21-15:08
          ☆

あまりにも言動がコロコロ変わるのでついていくのに苦労するが、菅首相と民主党執行部は国会の50日の会期延長で合意したが、第3次補正予算案もも自分が続行して対応すると言い出して反故になった、ということ。

民主党執行部と野党が合意に達したのに、菅首相が辞任前提では合意できない拒否したということである。
菅首相自身が与野党協力を邪魔して、国益を損なっている動かぬ証拠である。
 

どこまで続くぬかるみぞ、である。

こうなったら「一事不再理は一会期内」を逆手にとって、国会延長もせず一旦通常国会を閉会して、臨時国会を開き冒頭に内閣不信任案を再提出するという奇手はどうだろうか。

菅首相が反対するって?

そもそも、不信任案提出以前には、菅首相自身が国会延長もせず二次補正を8月以降にして夏休みに入るつもりでいたのではなかったか。

その点を突けば、一旦国会を閉会することに反対できないはずだが・・・・。

もはや延命しか脳裏にないクマムシ首相に言行一致を求めるのは八百屋に魚を求めるのと同じ類である。

 

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