狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

WHO事務局長「われわれは氷山の一角しか見ていない恐れがある」中国渡航歴ない人々からの新型ウイルス拡大懸念

2020-02-10 20:32:08 | 未分類

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               ★

2020年02月10日 16:35

WHO事務局長「われわれは氷山の一角しか見ていない恐れがある」中国渡航歴ない人々からの新型ウイルス拡大懸念

WHO事務局長「われわれは氷山の一角しか見ていない恐れがある」中国渡航歴ない人々からの新型ウイルス拡大懸念

 
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引用元:【WHO事務局長】中国渡航歴ない人々からの新型ウイルス拡大懸念 「われわれは氷山の一角しか見ていない恐れがある」
http://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1581307772/

1: 首都圏の虎 ★ 2020/02/10(月) 13:09:32.16 ID:d5o7WkrO9
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は9日、中国への渡航歴がない人々から新型コロナウイルスが広がった懸念されるケースがあるとして、同ウイルスに関して「われわれは氷山の一角しか見ていない恐れがある」とツイートした。 
「(中略)」
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-02-09/Q5GH4ZDWX2PV01
3: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:10:09.60 ID:TD1sM9Ge0
評論家はいらないのよ。

5: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:10:43.82 ID:NOwA0GAz0
いまさら

7: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:10:47.87 ID:QyTGzK6v0
またこいつか。。

10: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:10:53.18 ID:UidgU4wN0
こいつはどうしたいんだ?

578: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:45:37.47 ID:5VwTPDCa0
>>10
寄付よこせ

11: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:11:09.59 ID:NOwA0GAz0
いまさら、誰よりも早く気づいたかのような言い方

15: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:11:29.92 ID:F9G/sd1S0
春節前に緊急事態宣言されていれば・・・

19: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:11:56.85 ID:2DlXHL140
懸念はいいから対策はよ

20: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:11:56.32 ID:MLIPVD+C0
前言ってたことと全く違うぞ

28: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:13:08.06 ID:ws2FRoTQ0
日本はもう時すでに遅しな状態

33: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:13:33.45 ID:kkl9tTQd0
寄付したら何か解決するんか?

36: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:13:47.65 ID:20ui8iY20
永山の一角なんて、ずっと前から言われてただろ

38: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:13:52.68 ID:vCptr8ZO0
おまえがもう2週間ほど早く緊急事態発令していれば
かなり拡散は減っていたよ

39: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:02.33 ID:8b/UPIhK0
お前が早く緊急事態宣言出せばクルーズに行かなかった人大勢いたろうな

40: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:03.83 ID:bhAYi0YK0
もういい出てくるな

47: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:18.15 ID:lWO0ypX80
いまさら感

48: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:24.88 ID:UDMC5pRP0
恥ずかしげもなく白々しい

49: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:27.07 ID:TD1sM9Ge0
中国はすばらしい対応したんじゃなかったっけ?
もう行かないの?

53: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:14:46.05 ID:bYbA58jw0
われわれじゃねぇ お前だ!おまえ

60: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:15:24.25 ID:TOq/e07w0
WHO以外の人間は皆その可能性を考えているんだよ

63: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:15:39.13 ID:xmzkFCxn0
今更何言うてんねんこの事務局長…

65: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:15:43.97 ID:zG1MZEcT0
はいWHO解散

68: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:15:50.01 ID:YHQ2Ybze0
え、お前がそれ今言っちゃうんだ!?!?

72: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:16:12.39 ID:GmE6fjmS0
ブレッブレやな

74: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:16:34.34 ID:Sf94uw/y0
いまごろいうか。素人でも分かってたよ

81: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:17:02.73 ID:95OPUoL70
お前さあw

82: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:17:03.87 ID:REr53YOJ0
歴代事務局長はいまどんな思いでこいつを見てるのだろう

83: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:17:06.25 ID:5xpEZ+sD0
掌クルックルしてんなw

84: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:17:13.83 ID:ckJ2vidT0
信用できないやつだな

88: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:17:27.89 ID:/Y75HhT30
対策はないが金は寄越せって?

98: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:18:15.00 ID:bzXINlo20
言ってることがめちゃくちゃ

110: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:18:47.81 ID:Ftozlhhz0
物凄く素人臭がするな。
こんな適当なのが事務局長なれるのはまずい。

114: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:18:55.16 ID:0mJWYT9G0
誰かこいつを黙らせろw

115: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:18:55.28 ID:GmE6fjmS0
この前は過剰な対応叩いてたよね

120: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:19:16.41 ID:WOsA9FKW0
お前が調べろよ

122: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:19:24.73 ID:t7FXcOU/0
は?
何を今更
やっぱ解体で

132: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:19:52.92 ID:MnxRMsLU0
こんなんで金もらえるんか
楽な仕事やな

133: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:19:55.69 ID:Wj65/Qb40
そんなこと言ったら全世界で経済が止まるやん

144: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:20:47.07 ID:IPAJJIFZ0
超他人事だな

161: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:21:34.51 ID:AfV/ms+H0
こんなん10日以上前から知ってたわw

182: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:22:42.10 ID:2q+G9OKi0
今更何言ってんの!?

204: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:23:43.85 ID:95OPUoL70
何の為にいる組織なのかわからん
事態を引っ掻き回してるだけ

205: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:23:45.85 ID:ZTzDTG0r0
>>1
だぁからーーーー!
今頃言うな気付くな、もう遅いんだってば

208: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:23:58.95 ID:fxTxSN8M0
>>1
何を今更
そのセリフは2ヶ月遅いわ。

220: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:24:39.48 ID:MIDwBwh00
皆んなが思ってる事を何を今更w

244: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:26:06.19 ID:l55GGeUG0
WHOが緊急性は無いなんてデマを流したせいだろ

251: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:26:29.85 ID:iHgAgiry0
今更過ぎて草しか生えないだろ

286: 名無しさん@1周年 2020/02/10(月) 13:28:17.45 ID:FrzMEq/I0
ちょっとあわててきた?
 
コメント (4)

中国が世界の「覇権国家」にはなれそうもない単純な理由

2020-02-10 12:25:19 | 経済

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中国が世界の「覇権国家」にはなれそうもない単純な理由

2/9(日) 7:01配信

現代ビジネス

 覇権国家となる条件は、寛容政策(他民族を受け入れること)だ。古代ローマは、それによって強くなった国家の典型例だ。現代世界では、アメリカがローマの考えを引き継いだ。

新型コロナウイルス「マスク着用」より先にやるべきことがある

 中国は、この条件を満たせないので、覇権国家になりえない。

覇権国の条件は「寛容」

 エイミー・チュアは、『最強国の条件』(講談社、2011)の中で、寛容主義は最強国となるための必要条件だとして、次のように述べている。

 「今日のアメリカの世界覇権は、アメリカが世界で最も寛容な国であり続けた事実による部分が大きい。世界中から最も優秀な人材を呼び寄せ、彼らを活用する能力に秀でていたからこそ、アメリカは今日の世界において、経済、軍事、テクノロジーの各分野で、圧倒的な優位を築くことに成功したのである」

 ここで、寛容とは他民族を受け入れることだ。

 アメリカの強さは、様々な形で外国人をアメリカ国民として認めたことだ。この例を挙げていけば、尽きることがない。

 そして、これを正反対にしたのが、第2次世界大戦におけるナチス・ドイツの劣等民族根絶政策だった。

 この政策は、大きなコストを伴った。最大のコストは、優れた科学者がドイツや近隣諸国から逃げ出したことだ。彼らの多くはアメリカにわたり、アメリカの科学技術水準を短期間のうちに急激に向上させた。

ローマは寛容政策で強くなった

 寛容が国家を強くしたことは、「歴史的事例を見れば、疑問の余地がまったくないほど明らかだ」と、チュアは言う。

 その代表例が古代ローマだ。ローマは、征服した異民族を属国としたが、支配するのではなく、同化政策をとった。

 このことは、古くからさまざまな歴史家によって指摘されて来た。

 エドワード・ギボンは、『ローマ帝国衰亡史』(ちくま学芸文庫)で、次のように言っている。

 「ローマの偉大さは、征服の迅速さでも、広さでもない。属州の統治に成功したことだ。統治は概して属州の住民のために善政であり、彼らの生活水準の向上に寄与した。だから彼らは、属州化を喜んで受け入れたのである。なかでも、カエサルによるガリアの統治は、典型的な成功例であった」

 この点においても、ローマ的寛容政策の正反対にあったのが、ナチスのユダヤ人抹殺政策だ。

 ナチスの軍隊がソ連領内に侵攻した当初、ドイツの兵士は解放者として歓迎されることもあった。それは、ソ連から抑圧を受けていたウクライナやバルト三国において、とくに顕著だった。

 だが、ナチスはウクライナのユダヤ人を絶滅させるほどに殺害した。その結果、ソ連の全人口がナチスに対する憎悪で団結したのだ。

 チュアは、仮にナチス・ドイツがウクライナに対して寛容政策をとったなら、第2次世界大戦の帰結は大きく変わっていただろうという。そのとおりだ。

偏狭さが国家を滅ぼす

 ギボンは、さらに、つぎのように指摘している。

 「属州化は軍事的に勝ち取ったものだから、反抗が生じる可能性はつねにあった。そこで、ローマに従属することに強いインセンティブを与える必要があった。このためにカエサルが行った重要な改革は、ローマ市民権をイタリア人以外にも与えたことである」

 グレン・ハバードとティム・ケインは、『なぜ大国が衰退するのか』(日本経済新聞出版社、2014年)でつぎのように言う。

 「征服した異民族にもローマ市民権を与えるというポピュリズム的な市民権拡大策によって、ローマは救われた。属州のヒスパニアの人々に市民権を与えたことで、カエサルはその後数百年にわたってローマ社会を強化した制度的原則を確立した」

 ローマ帝国の長い歴史の間には、属国の出身者が皇帝になるといったことが生じた。1世紀末から2世紀後期はローマ帝国の黄金時代だとされ、その時代の皇帝は「5賢帝」と呼ばれている。中でも トラヤヌスハドリアヌス、アントヌス・ピウスの3皇帝は別格の皇帝と考えられているのだが、彼らはヒスパニアやガリアの出身だ。

 なお、寛容政策は、カエサルが始めたことでなく、ローマの伝統だった。

 チュアによれば、ローマ人は、寛容の美徳を古代ギリシャを反面教師とすることで学んだ。ギリシャでは、スパルタとアテネがそうであったように、偏狭さと人種差別が憎悪の連鎖を生み出し、ついに戦争になってどちらも没落するということが、しばしば起きていたのだ。

アメリカはローマの後継者か

 ローマの伝統を受け継いだ国がアメリカ合衆国だ。

 アメリカの制度がローマと似ていることは、しばしば指摘される。それは、アメリカ建国の父たちが、古代ローマを意識して新しい国を設計したからだ。

 ハンナ・アーレントは、『革命について』(ちくま学芸文庫、1995年)で、アメリカ独立(アーレントの言葉によれば「アメリカ革命」)は、ローマを再現しようとする動きであったとし、「アメリカ建国時のフェデラリストたちは、独立当初から、ローマ的な共和制を意識していた」と指摘する。

 さらに、つぎのように言う。

----------
「アメリカ革命の人々の活動は、異常なほど古代ローマの先例によって鼓舞され、導かれた」
「マキャヴェリの場合と同じく、彼ら(アメリカ建国の父たち)にとっても、偉大なモデルと先例はローマの共和政であり、その歴史の偉大さであった」
「彼らが自分たちのことを創設者だと考えたのは、彼らがローマの例を真似し、ローマ精神を模倣しようと意識的に努力したからである」
「アメリカは、ビザンティンから欧州という潮流の外にあり、国家と法の権威を宗教に求めることはない。アメリカは古代ローマをモデルとして建国され、その理念は現実的で保守的である」
「アメリカ人が憲法に自らを結びつけた力は、啓示された神に対するキリスト教的信仰でもなければ、同じように宇宙の立法者である創造者へのヘブライ的服従でもなかった。革命と憲法に対する彼らの態度が幾分でも宗教的と呼べるとすれば、『宗教』という言葉を、そのオリジナルなローマ的意味で理解しなければならない」
----------

 アーレントがいう「ローマ的意味の宗教」とは、常に先祖の起源に回帰しようとする古代ローマの人々の精神を指す。したがって彼らは「建国の精神」が後継者の絶えざる流れの中で受継がれてゆくことが、国家と法に権威をもたらすと考えたのだ。

 アメリカ連邦議会上院の議員は、ローマ元老院senatusと同じセネトsenateという名で呼ばれる(日本語訳では、ローマの場合は「元老院」、アメリカの場合は「上院」と、別の言葉になっているので気づきにくい)。

 アメリカの国会議事堂の建築様式は「新古典主義」として知られるもので、古代ローマの復活を夢見たものだ。

 その議事堂が建つのは、ワシントンのキャピトル・ヒル。これは、「カピトリーノの丘」の英語形である。この丘は、ローマの7丘で最も高い丘で、ローマの中心地。ローマの最高神であったユピテルやユノーの神殿があった。

 アメリカの国章は鷲である(ハクトウワシが翼を広げ、13枚の葉のついたオリーブの枝と13本の矢とを左右の足に握る)。ローマ帝国の国章も鷲だった。

中国の「内なる寛容性」

 では中国はどうか? 
 チュアは、中国は長い歴史において、「寛容政策をとり、それが成功した」と指摘する。ゴビ砂漠から南シナ海にいたる地域に住む数億という様々な人種集団を、漢民族という概念で統一したのであり、それは、古代ローマがさまざまな人種集団を融合したのと同じだという。

 広東人、上海人、湖南人は、体格も言語も風習も異なっているから、別の人種と考えるべきだが、それらを、中華思想、儒教と道教、科挙制度、天子思想などからなる中国文明によって同化したというのだ。

 EUは、4.5億の人口に対しての同化政策をいま進めようとしている。しかし、中国は14億人近い人口の同化を、歴史のずっと早い時点において実現していた。

 だが、中国の寛容性は、「内なる寛容性」だとチュアは言う。

 中国は外国からの移民を認めてこれを中国の国民とすることはしなかった。これがアメリカとの大きな違いだ。

 現在においてもそうだ。その意味において、中国が覇権国になることはないだろうと、チュアは断言している。

 ただし、中国が経済的に大きくなり、アメリカと対抗するようになるだろうと予測する。また、中国の軍事力がアメリカと並ぶか、これを凌駕する可能性もあると言う。

 それは、アメリカの「一極優位」の時代が終わり、米中という2つの大国が対立する世界だ。

 これが現実に生じつつある。つまり、歴史の動きの基本構造は、アメリカによって引き継がれた「ローマ的寛容」と、外に向かっての中国の「非寛容」との対立だ。

野口 悠紀雄(早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問)

 

 

  • <article class="root"><header>

    f96

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T07:54:30+09:00">22時間前</time></header>

    経済力上がり5Gや宇宙ステーション建設など先進国っぽく見えるけど、未だに貧富の差激しく、衛生環境が悪くパンデミック発生させたりして実情は張りぼて国家だよね。内部は情報統制による強権政治。経済回っているうちは醜い部分があまり表に出ず良かったけど、今回のコロナで経済低迷して、国民の不満も中央に向いてくるでしょう。結局は内部から崩壊して覇権国家まではいかないと思う。

    <footer>

    返信5

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    KGB

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T07:39:46+09:00">22時間前</time></header>

    アメリカの寛容性か…。

    ただ、肌の色の差別がいまだに米国は
    根強く残っているような気がするが
    ここが何とか改善されてこそ
    本当に器の大きな国になれるのになと
    いつも思う。

    <footer>

    返信8

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    bab*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T07:34:48+09:00">22時間前</time></header>

    「覇権国家」自体が、すでに時代遅れの発想でしょう。

    もはや世界は、覇権国家など必要としていない。

    ましてや中国が覇権国家になることなど、誰も望んでいないのでは?

    そもそも一つの国家だけが強すぎる力を持ちすぎると、ろくなことがない。

    国際社会においての力関係は、バランスがとれていたほうが遥かに健全ではないだろうか。

    <footer>

    返信9

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    hal*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T08:49:21+09:00">21時間前</time></header>

    ちゃうんやで……

    寛容だから覇権国家になれるというのなら、イギリスからの移民を受け入れたアメリカ先住民だって覇権国家を築いていたはずで。

    なんで覇権国家になれるかって、寛容になれる余地があったから、これに尽きる。
    そもそも社会が拡大、成長のベクトルを向いているうちは、移民排斥なんか起こらない。
    アメリカが移民大国だった19世紀には、まだ大平原は未開拓のままだった。
    でも、現代ではどうだ。ラストベルトの白人達は、とっくに寛容なんて忘れてる。

    社会の成長の余地、少子化問題などはセットで起きる。
    とすれば、アメリカの覇権も確かなものではなくなりつつある。

    <footer>

    返信2

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    sj_*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T08:05:29+09:00">22時間前</time></header>

    寛容で覇権国家になった代表例がローマとアメリカだと言うが、それ以外にどこがあるんだ?

    スペイン、オランダ、大英帝国はここでいう「寛容」ではないが覇権国家だっただろう。
    少なくとも大英帝国は…

    <footer>

    返信3

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    tas*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T09:41:21+09:00">20時間前</time></header>

    なんかズレてる気がする。
    米国の場合、寛容性より先に移住に対する魅力があった。つまり米国に行けば成功できるかもという強烈な夢と魅力があり続けてきたというのが原点だろう。
    中国はどうだろう。要はかつてはそういう魅力はなかった、としか言いようがない。それは共産党の非寛容さが根本原因ということはないだろう。

    世界の人々が中国に行きたい住みたいと素朴に思える魅力、それを共産党が将来生み出せるかな?

    <footer>

    返信1

    </footer></article>
  • <article class="root"><header>

    嵯山

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T11:29:17+09:00">18時間前</time></header>

    寛容 非寛容の議論の前に、その国家の公用語としての言語支配がものを言うような気がする。イギリスか大英帝国時代から英語をヨーロッパに認めさせ、アメリカは更に世界の公用語にまで普及させた。戦後の世界経済のリーダーとして同盟国だけでなく、国際機関の多くもアメリカに置いたり、映画や音楽等の文化の発信地としても、
    より英語をばらまいた。米ソの拮抗時代でもソビエト つまりロシア語は普及しなかった。中国語も世界の公用語にはならないね。言語圏からの分析も面白いと思う。

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    amd*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T08:45:38+09:00">21時間前</time></header>

    軍事力では経験と同盟国存在、海を抑えているアメリカ有利であることには今後は変わらないと思う

    経済に関しては中国は成長するけど同時にアメリカも成長する予測となっているから、GDPでアメリカを超えたとしても、その後は中国の成長率低下などで均衡する予想となっている
    2040年には人口動態では中国よりアメリカが若くなる

    結論としては中国はアメリカと互角な力を持つことはあっても覇権を握ることはない

    21世紀後半には米中印(EU)で均衡した状態になるか

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    mit*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T14:11:58+09:00">16時間前</time></header>

    ドイツは他国へ責任を押し付けがちだし、イギリスは階級主義的排他性がある
    どの国にも長所があるのならば、その逆となる短所が必ずあるものだ(長所がないのであれば短所もない
    日本にとっての問題は、ドイツと日本の組み合わせが最悪の結果を招いた歴史的事実だろう
    ブレグジットの例にみられるように、半々の可能性であったとしても、ドイツの宣伝に乗せられて、日本民族特有の同調圧力からEU一辺倒、すなわち反ブレグジット一辺倒の論調になってしまう
    これでは戦前にナチス・ドイツが負けるとは思わなかったという結果が生まれる
    ドイツが第一次世界大戦の敗戦国であるのにかかわらずである
    冷静に考えれば、一方的な結果に終わるはずにないとわかるはずであったが、それが全くわからなかった、もっと言えば同調圧力にかき消されてしまったのであろう
    その基本的な構造は100年前と変わっていない
    同じ過ちを繰り返さないよう願いたいものだ

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    pon*****

     | <time class="date yjxDate" datetime="2020-02-09T14:48:44+09:00">15時間前</time></header>

    単純に少子高齢化で成長率、社会活力が落ちていくと思いますけどね

    他には選択肢のない共産党一党支配により、上手くいかなくなると大衆の不満が爆発して香港のような事態に容易になりやすいことです

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コメント (2)