狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

FMラジオ言論封殺訴訟の「表事情」⇒敵は本能寺、ウーマン村本は沖縄で何を語ったか 

2020-02-17 05:24:25 | 資料保管庫

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 入場料: 無料

 芸 能:獅子舞・人間国宝合同地謡・空手演武・雅楽

 式 典:祝辞など

                 ★

我那覇真子さんが2月5日FMラジオ言論封殺訴訟で口頭弁論を行ったことを巡り、同訴訟の裏事情を知っているという人物が登場。

同訴訟により「風評被害で迷惑している人が多い」などと批判する動画を公開。

一時は場外乱闘の様相を呈していた。

その後批判動画は削除され、結局近日中に公開討論をするということで、場外バトルは現在沈静化している。

筆者は、FMラジオ言論封殺訴訟の裏事情なるものを知っているわけではないが、同訴訟は公開されている。その限りにおいて法廷における表事情は知っているつもり。

そこで、同訴訟の表事情について解説を試みてみたい。

沖縄タイムスの論調は極端な「反米・親中」である。

ちなみに連日尖閣近海に領海侵犯を続け、「尖閣は中国領」と主張している中国に対し沖タイは黙殺で通している。

いや、それどころか沖縄タイムスは『沖縄は元々中国領』という論調である。

下記に引用したのは、2月5日の言論封殺訴訟で原告の我那覇真子さんがに行った口頭弁論の陳述書の「まとめ」の部分である。

陳述書 我那覇真子

(略)

⑧私たちの沖縄タイムスの報道姿勢に対する批判は、すべて事実に基づいており、仮に沖縄タイムスがこれに反論するなら、報道圧力という姑息な油断を使わず、堂々と反論すべきです。

⑨今回の訴訟の被告は、FM21になっていますが、同社を放送中止に追い込んだのは沖縄タイムスの「正す会」に対する嫌がらせであるという背景を考えると、被告FM21を間に挟んだ「対沖縄タイムス」代理訴訟と考えています。

⑩つまり、今回の訴訟は、憲法が保障する「言論の自由・検閲も禁止」を露骨に否定する沖縄タイムスと沖縄タイムスと朝日新聞に対する闘いでもあります。

■結論

以上の理由により、原告は被告FM21に対し、不当な契約解除を破棄し原告が被った損害の賠償を求めます。

以上

               ★

■敵は本能寺

本訴訟は原告我那覇真子が、被告のFM21側の不当な契約破棄により放送中止に追い込まれたことに対する損害賠償請求の訴訟である。

ただ、原告は、「真の敵は本能寺」というスタンスであり、FM21に放送中止の圧力を加えた沖縄タイムス・朝日新聞こそが、言論封殺の真の敵であるとして、次のように述べている。

⑨今回の訴訟の被告は、FM21になっていますが、同社を放送中止に追い込んだのは沖縄タイムスの「正す会」に対する嫌がらせであるという背景を考えると、被告FM21を間に挟んだ「対沖縄タイムス」代理訴訟と考えています。

FM21を訴えずに沖縄タイムス・朝日新聞を訴えるべきという意見も散見される。

だが、民事訴訟の性格上「圧力を加えた」という理由で沖縄タイムス訴えることは困難を極める。

そこで、契約破棄をしたFM21を訴えて、勝訴を勝ち取り、沖縄タイムスらの「圧力(言論封殺)」に関しては、口頭弁論の中で明らかにする、というのが原告の作戦という。

したがって陳述書の中で沖縄タイムス・朝日新聞の名前が「言論封殺の黒幕」として記録されただけでも、本訴訟の目的の一つは達成したとのこと。

さて、陳述書で詳述の通り、被告は契約破棄の具体的理由を提示することなく一方的に契約破棄を行った。

■放送違反は誰の判断か

そもそも、ラジオ・テレビなどの番組が放送法に適法か否かのメディア内容チェックは誰の責任で行われるのでしょうか。

FM21側や審議会がすべての番組の内容チェックをするのは物理的に不可能です。 そこで、リスナーのコメントが問題提起に重要な役割を果たします。

放送法第六条の5の三には、「放送番組に関して申し出のあった”苦情その他の意見″を審議会に報告しなければならない」と規定されています。

【(放送番組審議機関)
放送法第六条

5 放送事業者は、総務省令で定めるところにより、次の各号に掲げる事項を審議機関に報告しなければならない。

三 放送番組に関して申出のあつた苦情その他の意見の概要】

ところが、本来リスナーの苦情・意見などを審議会に申し出るはずのFM21は、私たちが再三督促したにも拘らず、ただの一件の苦情の提示も行っておりません。

結果的に唯一の苦情は沖縄タイムスによる圧力だけでした。

沖縄タイムスの圧力の一例です。

「中国の脅威 沖縄タイムス」の画像検索結果

               ★

つまり、原告が契約解除の理由を再三被告に督促しても「放送倫理違反」と繰り返すだけで、どの部分が「違反」なのか具体的指摘はありませんでした。

沖縄防衛情報局の放送の中で、「沖タイには中国の工作員がいると考えても可笑しくない」などと、発言したことはある。

だが、それは沖縄タイムスの極端に偏向した論調への批判だ。

沖タイの報道は、米軍基地批判は繰り返すが、中国の尖閣侵略については殆ど沈黙を守って、「中国には親近感を感じ、米軍には脅威を覚える」と発言する伊波洋一氏を支援する論調だ。

沖タイの反米一辺倒で、中国批判をしない論調に「中国の工作員と言われても仕方がない」と考える県民は多いはずだ。

例えば軽薄な論調のお笑い芸人ウーマン村本氏の意見でさえ、親中的であれば英雄的に報道するのが沖縄タイムスだ。

 

沖縄タイムス+プラス 沖縄タイムス+プラス ニュース ウーマン・村本さんが切り込んだ石垣の問題 「玉城デニー知事も目が向いていないのでは」

沖縄タイムス+プラス ニュース

ウーマン・村本さんが切り込んだ石垣の問題 「玉城デニー知事も目が向いていないのでは」

2020年1月16日 07:34

 【石垣】吉本興業所属のお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さんが15日、石垣市の劇場で独演会を開いた。沖縄の米軍基地や原発問題をネタにした漫才に定評のある村本さん。この日は、賛否を巡り石垣島を二分する陸上自衛隊配備計画の矛盾に舌鋒鋭く切り込んだ。「基地が造られて、もし何かあっても置いた張本人たちは無責任だからほっておくよ」と皮肉り、「賛成でも反対でもそれをコントロールしているやつがいる。大人として本質を見抜く目を持つべきだ」と笑い飛ばした。

「自分が本当にやばいと思わないと民主主義のスイッチは押せない」と語る村本さん=15日、石垣市のゆいロードシアター

 昨年2月に配備の賛否を問う住民投票条例案が市議会で否決されたことについては「民主主義は民意で成り立つ。それをさせないのは独裁だと思う」とした。

 自身も原子力発電所が立地する福井県出身。配備計画を原発問題と重ねて「民主主義はもてあそぶと腐る。腐ると国はラッキーだ。為政者が思うままに決めることができるから」と指摘した。

 

 
沖縄タイムス+プラス ニュース

「THE MANZAI」「朝まで生テレビ」後… 村本大輔さんは沖縄で何を語ったか 独演会詳報

2018年1月8日 06:00

 米軍基地や原発問題を漫才にし、「本当の危機は国民の意識の低さ」と指摘したお笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔さん(37)が3日、那覇市で独演会を開いた。テレビ業界から芸人仲間、無関心層まで日本社会の矛盾に切り込んだ公演の詳細を紹介する。

独演会で社会をぶった切った村本大輔さん=3日、那覇市・桜坂劇場

 「沖縄戦で10代の少年が銃を持たされ、今も米軍基地の7割が集中する。それは理不尽。年末、安倍晋三首相は翁長雄志知事とは会わないが松本人志とは会ってる。ごっつ嫌な感じ。日本にとって沖縄は何なのか」

 大みそかの討論番組「朝まで生テレビ」に出演した村本さんは憲法9条に絡み日本の「非武装中立」を主張。井上達夫・東京大学教授から「無知を恥じなさい」と叱責(しっせき)された。

 「恥じたら人間どうしますか。隠す、知ったかぶりをする。人はいろんなページを持っているのに一つのページしか見ずに決めつける。知ったかぶりで『沖縄は』『原発は』と決めつける。いろんなページを見ないと物事は分からない。直接聞かないと分からない。無知こそ最強の道具だ」

 「殺したくもないし、殺されたくもない。自衛隊員も一緒だと思う。『自衛隊員の命を懸ける』『沖縄に負担を掛けている』という自覚がなく『政治の話は重い』と言う人が多い。47部屋のルームシェアで沖縄君の部屋だけ基地がいっぱい。僕の出身の福井県は原発でいっぱい。他の部屋の人間は見て見ぬふりで快適に暮らすバカどもだ」

 3日の公演前に沖縄入りした村本さんはツイッターで呼び掛け、辺野古や高江で座り込む住民と直接会い話を聞いた。

 「辺野古にはいろんな人がいる。東京から反安倍の人も来る。米兵に口汚くののしる人もいる。その男性は沖縄戦で米兵に家族を殺された。ネットでは怒鳴る映像だけ出て、その人の背景までは分からない。100人いたら100人の事情がある。後輩芸人やツイッター上には本当か分からない情報を簡単に信じるやつらがいる。レッテルとうそとデマを広げるより、現場に来て、見てみろ」

 政治発言を避けるテレビは、つくられた世界の「テーマパーク」と表現。芸能人も「着ぐるみを着たおもちゃ」と風刺した。

 「日本で本音を言うと炎上する。うそばかり建前の国だ。ゴールデンのお笑い番組で辺野古、原発という言葉が出ただけで大騒ぎする。笑いは王様や権力の上にある存在だと思う。リア王では芸人(道化師)が王の間違いを指摘した。社会に牙をむき、かみつくのが芸人だが、首輪をされた芸人ばかりでテレビがつまらない」

 「基地や原発のネタの後、お笑いをやって初めて『ありがとう』と言われた。その言葉を各地で返したい。沖縄や仮設住宅で一生懸命訴える人の話を聞き、フラストレーションをお笑いに変える。無色の空気やニュースにネタで色を付けたい」

ウーマン村本氏は、一見沖縄を支援している論調だが、実際は『沖縄は元々中国領でしょ?』と公言するほど無知蒙昧である。

このように、中國に肩入れするお笑い芸人を英雄視した報道をする沖タイを「中国の工作員と言われても仕方がない」と放送することのどこが「放送倫理」に抵触するのか、FM21は論理的に説明する義務がある。

『沖縄は元々中国領でしょ?』が、沖タイの論調なら良識ある県民なら、沖縄タイムスは中国の工作員の巣窟と考えても可笑しくないだろう。

 

 

【おまけ】

坂田さんのコメント

『沖縄は元々中国領でしょ?』 この“公言”を読む度に、沖縄県民に怒りが込み上がる。

それが、県民の自尊心を傷つけたからだ。

沖縄県民を、そこまでコケにするウーマン村本氏の正体とはなんなのか。

彼は、沖縄に何に付け知識が無いから結果が嘘になるだけだ、善意で言えばだが。

自分の嘘に自覚無いから彼はそう言う男だ。

マスコミが、しょうもない言質を繰り返す彼を相手にして採り上げるから、間違いなんだ。

そもそも、『でしょ?』程度のデマの認識を糺すマスコミが正常機能していない訳さ。

ウーマン村本氏の『でしょ?』の意味は単にネタだ。彼はわざと無知に因る誤解を世間に発信していることに気付かなくてはなりません。

彼は、政治ネタとして単にお笑いを執ってる。

ウーマン村本氏はお喋り漫談芸人ゆえに、自分が或る時に社会的に問題が在りそうな発言をすれば、普段から情報に飢えているマスコミが早速採り上げてくれると理解している。

マスコミの世界に居住まいを求めたウーマン村本氏が、業界で生存のためにあの様なマスコミ操縦術を編み出した訳さ。芸人の価値は、マスコミに出てなんぼのものだからだ。



沖縄史の事実は、有史以来、薩摩藩を除いて、沖縄は大国の挟間で生き抜いて来た歴史に於いて只の一度も占領された事がない。

それが、沖縄県民の独立心且つ自尊心で在り強かな島人精神の現れの史実だった。

但し、400余年前に徳川家康公が決裁した薩摩藩に因る沖縄武力占有で、沖縄は薩摩藩の『首里王府温存式間接統治時代』に移行して、爾来、明治時代迄250年間続いた。

400余年前に沖縄が日本領になった。550年前に沖縄本島の三山戦国時代を統一した首里王時代が150余年後に終わったのだ。

いま、訳が分からない自称内地の一井の左派が、『沖縄が日本の植民地だった』とうそぶいてる。マスコミが濾過せずに嘘を拡散だ。

事実は、沖縄が島史上で経済と文化が一番繁栄した時代とは、薩摩藩に因る『首里王府温存式間接統治時代』250余年間だけだ。

今の伝統文化の組踊古舞踊やエイサーや壺屋焼や、沖縄の象徴で在る染物『紅型』も薩摩藩に因る江戸文化の導入が基になる。

このどこが『沖縄が日本の植民地だった』と言えるのか。どうして、琉球新報が流すのか。

琉球新報が、度々『琉球王国が明治に日本に編入された』と嘘の記事を垂れ流している。

『琉球王国』と言う漢字が巷に溢れる現実、元々は本土復帰後の初代知事が内地からの観光客を誘致せしめんとした『観光誘致キャッチフレーズ』の造語だった、琉球王国は400余年前に消滅している。

とにかく、知事に因る南国の琉球王国キャッチフレーズ効果は絶大で、それまでの新婚旅行先だった宮崎県を絶滅に至らしめた。

その、琉球王国と言う観光言葉を琉球新報があらゆる場面で活用している。沖縄は日本と違うとする政治的なアッピールのためだ。

可笑しいことに、沖縄所在大学の史学教授が只の一度も琉球新報を正そうとしない。

琉球新報が、薩摩藩に因る『首里王府温存式間接統治』の意味を判っていないのか、或は知らんぷりしているのかのどっちかだ。

『首里王府温存式間接統治』は判り易く言えば、終戦直後に連合国が日本に執った『天皇制度温存式間接統治』と同じことで在る。

遠隔地を治めようとしたら、その地の王を温存させれば住民の反発を宥める効果が在るからだ。統治側が警戒するのは反乱だけだ。

そして、住民の統治権限を従来の首里王府に移譲したらコストが掛からない薩摩藩の間接統治になる。

権限委譲された首里王府が、従来通りに町内会単位までの行政を担うから便利だ。

この、薩摩藩に因る『首里王府温存式間接統治』を、それまでの生活と同じだったことを誤解して、琉球新報が『琉球王国が明治に日本に編入された』と嘘を垂れ流す。

沖縄タイムスも後追い嘘記事を垂れ流しているのが現状だ。イデオロギーに囚われてる。

その嘘には根深い現実が在る、沖縄の義務教育では今から400~150年余前の薩摩藩統治時代を周知させていない。

沖縄歴史を550年以上前と後に遡って生徒に教えない。教えたら、『沖縄が独立国家』とする矛盾が出て来るからだ。

更に言えば、沖縄のマスコミも県庁も教育機関も、沖縄史実を1000年以上前に遡ることを好まない。

1000年も遡ったら、沖縄方言が平安古語で在ることがばれてしまうからだ。

もっと言えば、『琉球大学医学部 本島住民の遺伝子に大陸の影響はない、むしろ内地と互いに影響し合っている』と解析を公表した。

大陸渡来人と内地民の混血が激増したのは8000~6000年前からのことだ。

だから、現代日本人の顔が中國人とそっくりだが、中國人の顔が沖縄県民と似ていない。

序に言えば、『18000年前の沖縄本島南部港川遺跡の遺骨から抽出されたDNAは日本人だけが保有する証明になる』だった。

このDNAは九州に多く分布している、西日本を北上する毎に減少して関東手前で絶える。

推測だが、どうやらこの辺りが東日本を勢力圏に治めるアイヌ民族との東西生活境界線だったと見做してる。なぜなら群馬県にアイヌ語由来地名が在ったからだ。群馬県はその名の如く、弥生時代迄軍馬の飼育地だった。

沖縄の伝統木造漁船にサバニ(サメを獲る漁船の意味)が在る、この造船材は縄文後期3000年余前から宮崎県日南市の飫肥杉で造船する『掟』になっている。

その時代は、日本を初統治した女王卑弥呼が生誕の千年前のことだ。

今も、うるま市の越来造船が飫肥杉で伝統木造船を造る。古代沖縄人が、飫肥杉が杉の中で一番油分が多く水をはじくので造船材に最適で在ることを知っていたことが驚きだ。

ところが、この様な古代史・中世史を沖縄では義務教育で周知させない、沖縄二紙も言及しない。言及したら社の誘導指針に背く。

周知させるのは、今から550~400年前の独立国家首里王府だけだ。この様な歪で誤った歴史教育が平然として行われている。

『琉球』も同じことだ、600年前の明国が沖縄諸島を『大琉球』と呼んだ。台湾を『小琉球』と呼んだが、現代台湾人は台湾は台湾だ。

実は1000年前の平安時代に、沖縄は古語で沖縄と自称していた文書が残されている。

それから400年後に明から大琉球と呼ばれたことを良しとして、巷に『琉球』の漢字が溢れている。

琉球と言う地名も名前も沖縄に無い漢字が溢れる様を観ると、沖縄県民のアイデンティティはいずこにの観が在る。古代人に背いた姿勢で良いのだろうか。

一方で、日本が外国からジャパンと呼ばれるのを良しとする矜持も同じことで在り、実に情けなく不甲斐ないことだ。

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