今朝の沖縄タイムスの一面トップや社会面を見て、一瞬ある種の錯覚に陥ってしまった。
あたかも冤罪のヒーロー山城博治被告が無罪を勝ち取って釈放されたかのような錯覚だ。
犯罪者を英雄に仕立て上げる沖縄タイムスの面目躍如の紙面である。
犯罪者を英雄に仕立て上げるのに、琉球新報も負けてはいない。
「無罪釈放」ではなく単なる保釈を、号外まで出して狂喜乱舞する有様だ。
コメント欄にも何か勘違いした書き込みが有るが、「宜野湾より」さんや「普通の宜野湾市民」さんが懇切丁寧に保釈の意味を説いておられる。
山城被告をヒーローと妄信するのは思想・信条の自由。
だが、凶暴犯の山城被告を妄信するのは、思想の自由というより信仰の自由といった方が当てはまりそうだ。 オウム真理教の麻原教組に相当するのが山城被告だ。
このような狂信者を作る沖縄2紙の捏造報道は言論の自由に名を借りた、報道犯罪ということが出きる・
2017年3月18日 20:00
名護市辺野古の新基地建設や米軍北部訓練場ヘリパッド建設への抗議活動を巡り、威力業務妨害や公務執行妨害・傷害、器物損壊の罪で起訴され、約5カ月勾留が続いている沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)について、福岡高裁那覇支部は18日午後、地検の抗告を退ける決定をした。山城議長は保釈金を納付し、同日午後8時ごろ、那覇拘置支所を出た。集まった支持者らが拍手で出迎えた。
那覇地裁が17日、保釈を認める決定を出していたが、地検が同決定を不服として同日、高裁那覇支部に抗告していた。【琉球新報電子版】
2017年3月18日 20:05
米軍基地建設への反対運動中に逮捕・起訴された沖縄平和運動センターの山城博治議長(64)=威力業務妨害罪などで公判中=は18日午後8時ごろ、勾留されて…
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社説も含め合計四面を使った沖縄タイムスの「英雄賛歌」の記事が、無罪釈放ではなく単なる保釈に過ぎない。
これを次の記事が物語っている。
保釈条件には「事件関係者」との接見禁止が盛り込まれた。抗議行動参加者の中に「事件関係者」が含まれる可能性があり、抗議への参加は限定的になる。同日も会見場の周囲に集まった支援者約20人は山城議長と会えなかった。池宮城紀夫弁護士は「山城議長を運動に参加させず、実質的な軟禁状態に置くという意思。抗議への弾圧は今後も厳しくなる」と批判した。
なお下記写真の刺青男の添田被告は今回の保釈には含まれず依然として拘留中である。
いくら沖縄2紙が「山城無罪」の印象操作をしようとも、【おまけ】1の記事を見れば確信犯であえることは自明である。
山城被告については過去に何度も記事にしてあるので、いまさらという気になるが「ととろの温泉と美味」さんが「平和活動家」の正体 2015-02-26 を引用希望とのことなので改めて該当記事を読んでみた。2年前の記事だが、色褪せしていないので【おまけ】2で一部再掲した。
勿論当日記の引用は自由である。
【おまけ】1
9秒でまるわかり!
- ヘリパッド建設に反対する市民が訓練場内で直接抗議を始め3週間
- 逮捕も想定され「世論に受け入れられるか」と市民間で温度差も
- 弁護士「これだけ多くの人が逮捕覚悟で反対する現状を直視して」
米軍北部訓練場で進むヘリパッド建設に抗議する市民が、訓練場内に入り直接行動を始めて約3週間。ヘリパッドの早期完成を目指す政府は、「基地内」で市民を法的に排除するための方法を模索しており、今後は逮捕者が出る事態も想定される。にもかかわらず、なぜ行動するのか-。そうでもしなければ大規模な森林伐採が続く基地内の様子が分からず、建設を止められないという“ジレンマ”を抱えている。
北部訓練場内で沖縄防衛局職員(奥)らと向かい合う市民ら(手前)=9月29日(提供)
建設予定地の一つ、N1地区の裏側の通称「N1裏」から市民らが一列になり山へ入る。基地の境界がどこかも分からない、ただただジャングルの森。1人がやっと歩ける幅の獣道を通り抜け、作業現場に約40分かけてたどり着く。
訓練場内での抗議行動が始まった9月22日、市民らはN1地区で伐採されそうな木にしがみついたりして阻止行動を展開。その日以降、防衛局側とのせめぎ合いが続いている。
工事を急ぐ政府は、米軍施設・区域への無断立ち入りを規制する刑事特別法(刑特法)に基づき、防衛局職員による「私人逮捕」を検討。だが、訓練場には施設境界を示すラインがないことなどから難しいと判断し、新たに機動隊による威力業務妨害での検挙を模索している。
刑特法に詳しい駿河台大学の島伸一名誉教授は、市民が建設現場近くで写真を撮っていることから、「フェンスやラインがなくても刑特法違反になる可能性が高い」と指摘。威力業務妨害に関し「米軍基地内の行為であっても、基地から出てきたときに逮捕される可能性がある」とみる。
それでも訓練場内での抗議行動は続く。沖縄平和運動センターの山城博治議長は「そうでもしないと阻止できない。基地外のゲートでどんなに激しく抵抗しても10分あれば排除されてしまう」と語気を強める。
外からはうかがい知れない建設現場は大量に木が伐採され、道路整備が進んでいた。「工事を1日でも、1時間でも遅らせたい」と思うものの、訓練場内への抗議参加は今のところ「自由意思」を尊重している。
中に入らない市民もいる。「ヘリパッドいらない住民の会」の伊佐真次・東村議は基地内行動の趣旨は理解しつつ「逮捕者が出て世論に受け入れられるかどうか」と懸念。「社会に認められ、一緒に頑張れる運動にしたい」と思う。
統一連の瀬長和男事務局長は「建設を止めたい思いは一つだが、方法論で異なる。那覇の路上で抗議する人もいるし、国の強行に対抗する手段として、みんなが模索している」と言う。
抗議する市民を支援する小口幸人弁護士は「問題なのは警察や国の姿勢」と批判。「県道での違法な検問や道路封鎖で表現の自由の弾圧が続いている。逮捕されるのを覚悟の上で、これだけ多くの市民が訓練場に入っている現状を、警察や国、そして県は直視してほしい」と訴えた。
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【おまけ】2
「平和活動家」の正体 2015-02-26
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自称「平和運動家」の山城博治・平和センター議長。
この人物ほどマスコミが報道する姿と、実際に現場で実態を見た人の評価が異なる人物を筆者は知らない。
マスコミ報道によると、辺野古の反基地活動家に「中国の侵略」を尋ねたところ、「米軍に危機は感じても、中国に危機を感じたことはない」と答えたという。
彼ら反基地活動家は、米軍と日本政府こそが憎悪の対象であり、中国に対してはむしろ早く侵攻してくれて中国の自治国にしてほしいと考える者が少なくないからだ。
辺野古界隈では「クルサリンドー山城」として悪名の高い沖縄平和運動センターの山城博治議長が逮捕されたが、彼らの日頃の乱暴狼藉はこの有様。
【動画】暴力的なヘイワ運動家・山城博治
2014年07月28日(月) 23時54分08秒
26日の記事で紹介した動画の中で、1分16秒あたりから
Aさんの車の中に拡声器を突っ込んで「車から引き摺り下ろせ」「殺してやる」などと大声を出していた者は、沖縄平和運動センターの山城博治であることが判明しました。山城博治は昨年の参議院選挙に社民党公認で比例全国区から出馬し、その前回の参議院選挙では沖縄選挙区から出馬しています(いずれも落選)。社民党公認、沖縄平和運動センター代表というところから容易にご想像できることですが、
反基地運動、反オスプレイ運動ではたいてい先頭に立って「テロ行為」を行っています。その一例としてあげられるのが、去る4月19日に辺野古で開催された違法テント設置10周年記念集会での彼の行動です。その集会の場では、フェンスクリーン、ハートクリーン・プロジェクトのリーダーの
手登根安則さんが、山城博治に「ここはお前の来るところじゃない、帰れ」と怒鳴りつけられました。そして、山城博治は数十人の仲間とともに、手登根さんを無理やり会場から追い出しました。その時の様子が、以下の動画の5分55秒あたりから流れています。
【動画】 【アーカイブ】沖縄の声-社民党公認「山シロ 博治」率いる自称市民団体の平和運動の実態[桜H26/7/29]
(辺野古ケート前で米兵相手に乱暴狼藉をしている「平和活動家」。彼らが攻撃しているYナンバーは米兵・軍属の車両。)
組織の上では警官の上司は翁長知事ということになる。 知事と同じく「辺野古移設反対」を叫び、違法行為を繰り返す「平和活動家」の対応に、沖縄県警も困惑しているようだが、トラブルを恐れ違法行為も見てみぬ振り。
その気になれば公務執行妨害・暴行罪などで現行犯逮捕を執行できるはず。
彼ら「平和活動家」たちの傍若無人な態度に堪忍袋の緒が切れた米軍側。 雇用関係にある警備会社に逮捕を執行させたのが今回に山城氏の逮捕劇、ということになる。
「クルサリンドー山城」として悪名の高い沖縄平和運動センターの山城博治議長らの狂態は、こちらに動画に写っている。
暴力団も驚く彼らの狂態を新聞記者たちは承知のうえで報じているのだろうか。https://www.youtube.com/watch?v=GxfnLSEvzlg&feature=youtu.be
自家用車の窓にメガフォンを突っ込んでいるクバ傘の人物こそが、今回逮捕された山城議長。 山城氏の前職は、公務員(県職員)とのこと。
【おまけ】
一般に、「軍人」は戦争が無ければ得をします。訓練の厳しさは大変だとは思いますが、スポーツ選手も負けてはいません。戦争が始まる直前に退役する事で利益の最大化をはかることが出来るのですが、通常は郷土愛によって止む無く戦争に参加します。誰もが死にたくないので、最も平和を望むのが「軍人」と言えます。
戦争史を見ると、平和を構築する手段として「和平による平和」や「平定による平和」が繰り返されてきました。変則的な方法で戦争回避する場合も有りますが、事実上これらの平和構築は総て武力が背後に無ければ成立しません。
和平; 戦争を中断して休戦協定を結んだり、戦争終結の為に平和条約を結んで平和をもたらします。これが一般的な平和の形態です。
平定; Peaceの語源であるPaxが意味するように、覇権によって形成される平和です。「パクス・ロマーナ」や「パクス・アメリカーナ」がそれです。
鎖国; 江戸時代の250年の平和が有名です。しかし、これは徳川家康の強大な武力による平定の結果であり、外国勢力は許可なしに近付くことが出来ませんでした。
中立; スイスの永世中立国が有名ですが、スイスは国民皆兵で各家庭には銃が保管され、国民の負担は大きいのですが、武力による平和の正統派と言えます。
偽計; 単なる「運による平和」と言えます。経済的価値の無い国家なら簡単に成立し、自国の無価値さをアピールします。支配層以外の人民が等しく貧乏になる事で「侵略しても何の価値も無い」と対外的に宣伝しますが、外国勢力が別の価値を見出した場合は成立しません。半島や、最近の日本はこれに該当します。
夢想; これは「平和時にしか成立しない」ので無意味なのですが、「夢想家」は信じているので無視は出来ません。と言うのも、これを信じている人たちは、所謂「知識人」と言われる人たちで、組織の上層部を占めているからです。「平和」を観念的にとらえる事で成立しますが、、北朝鮮に拉致された自国民や、竹島の略奪時に殺された漁民など、見たくないモノは見ません。憲法9条によって日本の平和が成立していると脳内だけで判断しますが、 今のところは「核の傘」で守られていているのですが、認めようとはしません。
戦争利得者は、この「知識人」を利用して国家を弱体化し、戦争を起こしやすくします。低所得の労働移民を「人道的」に受け入れるのが最も効率的です。当初は「上層部」には経済的損失が及ばないので、反対する人はいないのですが、治安が悪化した時はすでに遅しで、外国による自国民保護を理由に軍事介入してきて、戦争が起きます。
「軍人」は戦争になると自分たちが死ぬので戦争には反対しますが、産業界のトップや政治家・学者など「知識人」は、自分たちの権益が脅かされると、その権力をもって「軍隊」を利用し自身の権益を守ろうとします。
教育関係の「知識人」は中立平和を主張しがちですが、中立国が戦争当事国にとって地政学的に有利な場合、利用の為の攻撃対象になる恐れが有ります。 1940年に、英国海兵隊により中立国であるアイスランド王国への侵攻作戦が開始され、後に米軍により「予防占領」されて、ナチスドイツとの戦いに利用されました。 第二次大戦中に、永世中立国であるスイスは、領空侵犯機により半数近くの戦闘機を失ったとされています。
「知識人」とは支配者により教育を施され、その中で優秀とされた人々なので使い勝手が良く、平和な時には平和の大切さを説き、戦争時には戦争の正当性を説くように躾けられています。平和は戦争の為の手段であり、戦争は平和を勝ち取る手段である事を理解していません。
「平和愛好家」が増えると、間もなく戦争が始まります