狼魔人日記

沖縄在住の沖縄県民の視点で綴る政治、経済、歴史、文化、随想、提言、創作等。 何でも思いついた事を記録する。

孤独な戦い!全体主義の病巣への挑戦

2009-10-18 07:28:44 | 資料保管庫

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サラさんとやっと連絡がついた。

思ったよりお元気の様子でひとまず安心。

本日、某所でご主人共々面談の予定。

 

サラさんの告発を全体主義への挑戦と書いた。

サラさんの受けたのは重大問題には違いない。

だが、これを全体主義への挑戦とはいささか筋違いではないかとの意見もある。

だが、時を同じくして起きた二つの事件は複雑に絡み合っており、これをひも解いていくと、

どうしても左翼識者を中心にした「全体主義の病巣」に突き当たる。

登場人物は市長、国会議員、那覇市議、県会議長、左翼弁護士、文士崩れの左翼塾講師、そして沖縄タイムスの極左記者。

全体主義の島では重大犯罪でも、新聞が報じなければ事件にはならない。

一方、事実無根のでっち上げでも新聞が騒げば、重大事件となる。

サラの日記が告発する二つの「事件」はその典型である。

最近の事例で言えば、沖縄紙が大騒ぎした「米兵中学生暴行事件」も「比女性暴行事件」も、

その実態は「不良米兵とのナンパトラブル」であり「フィリピン人売春婦とのトラブル」であった。

いわゆる「婦女暴行事件」ではなかった。

加害者が革新の大物となると新聞が報道しない例は、外にもある。

高級ホテルの宴会場で太田元県知事がドキュメンタリー作家上原正稔氏に満場の来客の目前で暴行を加えた事件である。 会場には沖縄紙の記者、OBも多数臨席していたが、これが記事になることはなかった。

浦添市の受験塾で起きた「事件」の理解の一助にメールの該当部分を貼り付ける。

                    ◇

9月8日

○○様

数回のメールの往復で、私なりに「事件」の輪郭がおぼろげながら見えてきたような気がします。

①塾長は弟さん(タイムス記者)と違い、健全な保守思想の持ち主で、沖縄の沖教組偏重の教育に反対して、自分の
教育にもそれを実践し、自民党から立候補を依頼されるほどだった。

②津田塾は塾長の教育理念を反映し、順調に発展していった。

③そこへ就職した左翼主義者のT氏に、塾長の「夫婦喧嘩」の夫婦仲につけ込まれ、反証のし難い「セクハラ事件」が勃発した。

④弁舌巧みな外部の組合組織に洗脳された「被害者たち」が、T氏を先頭に過激なビラまき、ポスター張りを行い塾の営業妨害をした。

⑤塾の講師に営業妨害されたので、塾長は首謀者のT氏を解雇した。

⑥既に外部組合と連係していたT氏は「不当解雇」のお決まり文句で、訴訟に持ち込んだ。

⑦主要講師の退職や、信用失墜で揺れる塾経営を、騒ぎに乗じて乗っ取る計画が出てきた。

今までの情報からこのような輪郭が浮かびあがってきましたが、何度も言うように、塾の騒動にしては
余りにも組織的行動が目立ちます。 糸数慶子などが介入するようでは推して知れます。


結局この事件は有望な企業のちょっとした綻びにつけ込んだ左翼集団の組織的企業乗っ取り劇だと考えます。

事件の発端は「セクハラ」という極めて曖昧な事件で刑事事件としての立件もされず、気がつけば、
左翼集団が得意の「不当解雇」に事件が摩り替わっています。

幸いにして乗っ取りは避けられた様子ですが、もしこのような左様集団の組織的乗っ取り劇、あるいは企業潰し劇が通用するようでは、沖縄は無法地帯です。

活字の世界、言論の世界では、私のような右派は全ての発言の場は閉ざされており、それは自覚の上で、ブログ活動をしていますが、

企業でも保守派の考えを持つ企業体が、左翼集団に組織的「企業潰し」に遭遇するとなると、これはもはや恐怖以外の何ものでもありません。

狼魔人

                     ◇

サラの日記は当日記のブックマークに登録してあるので、随時訪問して声援してください。

脅迫や嫌がらせと戦うサラさんにとって、読者の目と声援が一番の心の支えであり、勇気の素です。

「天網恢恢疎にしてもらさず。天知る、地知る、読者知る」

確か、これは手塚治虫さんの言葉です。

 

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コメント (5)

残虐非道な日本兵のイメージ作りに必死の左翼集団

2009-10-17 22:58:03 | ★集団自決

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「集団自決」の軍命論が裁判でも否定され、

検定意見でも否定された。

焦った左翼勢力は、場外バトル試みる。

「集団自決」がダメなら、「10・10空襲」があるさ。

子供を使って「残虐な日本兵」のイメージ作りに必死である。

"タイムスリップした女性教師ら、赤ちゃん殺そうとする日本兵を押しとどめ…" 高校生ら、平和テーマの芝居上映…沖縄

1 :☆ばぐた☆ ◆JSGFLSFOXQ @☆ばぐ太☆φ ★2009/10/07(水) 16:03:38 ID:???0
★那覇で高校生ら、「10・10空襲」あわせ平和の芝居

edc0910071046002-n1・太平洋戦争末期の沖縄戦が始まる約半年前、那覇市が米軍による大規模な爆撃を受けた「10・10空襲」から65年となる10日、同市内の高校生らが戦争と平和をテーマに「那覇センセイション」という芝居を上演する。

現代の沖縄の女性教師たちがガマ(自然壕(ごう))で落雷に遭い、沖縄戦当時へタイムスリップしてしまう物語。ガマの中で、住民の赤ちゃんを邪魔者扱いして殺そうとする日本兵を何とか押しとどめた教師らは、再び現代に戻り、高齢の男性になった当時の赤ちゃんと再会して平和を誓い合う。

出演者は、那覇市の舞台表現ワークショップに参加する小学6年から高校生まで約80人。芸術監督として指導に当たった演出家、平田大一さん(41)は「芝居を通して自分たちの島の歴史を感じ取ってほしい」。

公演は10日午後2時から那覇市民会館で。入場無料。
http://sankei.jp.msn.com/life/education/091007/edc0910071046002-n1.htm

                                                ◇

15 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:05:46 ID:SCDU34/u0
日本兵は何と戦ってんだって話だな、わかんなくなっちゃうくらいなんだろなぁ


793 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 18:22:23 ID:p4rIbhgH0
>>15
まさに。
もうそこら辺の認識がブレブレ。どうにかして日本軍が悪い事にしないといけない理由が何かあるんだろう。


18 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:06:26 ID:mbYXYjOJO
その女教師の脳内世界の間違いだろう
キュージョーの決めすぎでトリップして見た幻覚とか


20 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:06:33 ID:lpW/kY2p0
キ印共の狂宴。カルトだなここまでいくと


24 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:08:29 ID:hQPhA41v0
公務員が日本兵を侮辱とは実に属国日本らしい


29 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:09:12 ID:WZamgHl6O
こうやって洗脳してくわけか
こんな糞芝居やらせる時間あるなら勉強でもさせとけよ


37 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:10:45 ID:EPTYKVlZ0
日本兵を押し止めてるうちにアメリカ兵が攻めてきて殺されたりしないの?


38 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:10:48 ID:NeGu0eYy0
沖縄の話っていつも「日本軍が」だけで
「米軍が」ってのはないけど

米軍が殺したのは軍人だけで沖縄県人を殺したのは日本軍だけと
思ってるのか?


591 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 17:35:45 ID:ArCNcJbk0
>>38 米軍が殺したのは軍人だけで沖縄県人を殺したのは日本軍だけと思ってるのか?

米軍の指揮官が日本軍の砲弾で死んだので、米軍は報復に沖縄の住民を殺しまくったそうですね。
フィリピンの独立戦争で、アメリカ兵が殺された報復に、アメリカ軍の司令官が、
島の住民だけでなくすべての生き物を皆殺しにしたという話があるが、
それと同じメンタリティーによる住民逆殺だと思う。

米軍はそういうことをやる軍隊だから、米軍に見つかることを極度に恐れたんだろう。

 

619 :エラ通信@現在火病発動中 ◆0/aze39TU2 :2009/10/07(水) 17:42:06 ID:n2a6Fbt80
>>591
フィリピン バランギカの大虐殺 推定20万人が殺された事件だな。
1902か1903年だったっけ?

 

44 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:11:23 ID:RK+2w0ut0
米軍によって爆撃されてにもかかわらず、
とにかく日本兵を極悪非道にしなければ気がすまない狂った人々。
なぜこんな人々が日本国内にいっぱいいるのでしょう。


102 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:18:09 ID:HRD/ff3N0
>>44
なぜネット以外の論調が反日的なのかわからないか?
つまり日本は独立国家でないということだ


46 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:11:28 ID:RH7UVPK10
日教組監修ですね

 


51 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:11:45 ID:Ic4XrkrzP
はいはい
でもそれ現在の自衛隊と何の関係もありませんから
自衛隊の基地を拒否する理由になりませんから

え? 自衛隊は旧日本軍の末裔だからダメ?
じゃあ旧日本軍を蹴散らした正義の味方の米軍様の基地ならおっけーですねw
めでたしめでたしwww


52 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:12:15 ID:x85nmp/N0
日本に謝罪と賠償を請求するニダ
米軍基地を受け入れてる限り永遠ニダ


53 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:12:28 ID:YgrFS8Pc0
これ日本人?


55 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:12:33 ID:oSWSs0VY0
女教師「赤ん坊は殺させないっ!」
赤ん坊「おぎゃーー!」
アメリカ兵「この中にジャップがいるぜっ!焼き殺せ!!」
洞窟内に避難していた民間人と日本兵は全員火炎放射器で
焼き殺されました。めでたしめでたし。


59 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:12:43 ID:RDSjqn58O
すっかりブレインウォッシュされちゃったんだね(´;ω;`)


63 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:13:16 ID:DuPdRCDM0
だから女は馬鹿だって言われるんだよね。
こんな奴らと一緒にされるのは大迷惑。
それにしても高校生にもなって、
情報を自分自身で確かめる事も出来ないなんて、
ずいぶん頭が弱い高校生なのね。


65 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:13:29 ID:Rx/8Uq6MP
沖縄とはこの様なところなのですね


66 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:13:31 ID:a4nOgFry0
今の時代でも未熟な親が刹那的な快感に耽溺し産みっぱなしの赤ん坊を育児放棄して殺す例は腐るほどある
そんな子供が子供を産む時代にしたのがこういう左翼共の欺瞞と偽善に満ちた腐った教育


67 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:13:51 ID:3rVfO8VAO
どう考えても日本兵に殺された赤ちゃんより、アメリカ兵に殺された赤ちゃんの数の方が…。

でも、押し留めるのは日本兵www


68 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:13:51 ID:a3U6FiYo0
沖縄はいつまでも妄想と戦ってないで、現実と戦えよ。


69 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:14:01 ID:2RZNBN/d0
中国様の軍拡はアジアの安定を構築する平和の手段
小日本の軍拡はアジアを侵略した過去を反省しない軍国主義化


70 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:14:02 ID:YmaUHw9sO
自分や同棲相手の赤ちゃんを邪魔者扱いして殺そうとする人も
九条の力でなくしてほしいです。


72 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:14:41 ID:e+l3LFb90
こんな糞左巻きのキチガイ茶番劇を平気で上演できる国
茶番劇には学生らも参加、誰もそれを止めない咎めない国
イデオロギーを劇にしてそれを「平和テーマ」として上演しても誰も反対する者が居ない国

それが沖縄国

沖縄国≠日本国 沖縄人は日本人と名乗らないで欲しい。とても恥ずかしい。

 

75 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:15:11 ID:kMCTv0ne0
そんな残虐な日本兵から救ってくれたアメリカになんで沖縄の人は「出て行け!」とか平気で言えるんだろう?
そんなに恩知らずなのかな沖縄の人って。


85 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:16:31 ID:C5Q4m03X0
北朝鮮日本支店日教組のプロパガンダ


86 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:16:32 ID:T3oFD2EoO
今の価値観で過去を語るから狂ったようにしか見えないんだ

戦国時代で無防備宣言したって平和どころか即座に攻め込まれて
殺されて犯されて奪われるのがオチだ 


97 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:17:46 ID:4sos/04I0
ブサヨの公開オナニー

なんていうかテロリストに占拠された学校を授業中の生徒が
鎮圧みたいな厨二妄想並みw

98 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:17:50 ID:58bUeFee0

どうやったら、こんなくだらないシナリオが作れて、

かつ恥ずかしげもなく公開できるのか知りたいぐらいだ。


104 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:18:18 ID:U19SRbkW0
赤ちゃんだけじゃなくてもっと多くの人を救えただろう。
タイムスリップしたのがこの女教師だったことが残念でならない。


107 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:18:30 ID:clFZDGhN0
例の主体思想研究会が絡んでるのかな?


114 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:18:59 ID:rxZX5JNF0
第28回ファイザー医学記事賞の優秀賞を贈られた、
沖縄タイムスの女性記者は県民の誇り(笑)
http://nobukococky.at.webry.info/200909/article_9.html
僕の母は十十空襲の戦下をくぐりぬけてきた一人。
長男と長女を両手でつかみ、二女は背負い、子供に傷ひとつ負わせさかった。
戦後、友軍(日本兵)の悪口など一度も聞いたことがない。

 

117 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:19:26 ID:yiYBNuGZ0
>住民の赤ちゃんを邪魔者扱いして殺そうとする日本兵

こうやってありもしない事がいつの間にか事実になっちゃうんですね
基地外は救いようがないホント


120 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:19:58 ID:xHQ3ZLi/0
>>1
タイムスリップして大戦末期に行ってみたら「学校で習ってきたこととぜんぜん違う!!」って驚愕するストーリーならもっと共感得ると思うよ。

126 :名無しさん@十周年:2009/10/07(水) 16:20:41 ID:XCO+qQjL0
同じ沖縄の人のこういう証言は、なぜか無視する人達ですね

【歴史】沖縄集団自決、隊長はいさめた「我々の役目はあなた方を守ることだ」 軍強制説否定する新証言
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1203692670/


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コメント (21)

市長からの電話!

2009-10-17 13:55:28 | 資料保管庫

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遂に市長からの脅迫電話が。

本日のサラの日記をご覧の読者は先刻ご存知でしょうが、サラさんは持病の心臓病が悪化して、目下ベッドに伏せながらブログ更新をしている様子です。

そこへあの市長本人から怒声の電話が入って、更に体調を崩したとのことなので、くれぐれも体には気をつけて欲しい。

こんなクズの脅迫で大事な命にもしものことがあっては、どう考えても間尺に合わないでしょう。

場合によっては、しばし休養をして体調を整えてから再挑戦ということも考えられる。 

何しろ市長を相手に電話でやり合っては、命あってのもダネである。

石垣市長の電話ー市長本人からの電話

 

昨日夕方携帯が鳴った。

娘がベットまで持ってくる。

娘はお姉ちゃんだと思い、スイッチをオンにして渡した。

耳にする前に、怒声にびっくりして娘は電話を切ってしまった。

私は激しい胸痛で身動きができない。娘がニトロを開け、舌下してくれる。

次のもの、お父さんの一番上の引き出しから備えを持ってきていつでも開封できるように指をきちんとフイルムに当てている。

激痛が引く。だがまだ苦しい。

手、おろしていいよ、と言おうと思うが言葉が出ない。

ダウンちゃんは生真面目な子が多い。この子も震えて生真面目にいつまでも開けれるように手をおろさない。

ようやく話せる。お父さんにかけて。

留守電を聞いて夫が、すぐ帰る。動くなよと、ほっとして娘が手をおろす。

政治家でもない。運動家でもない。普通の生活者。

録音、録画の知恵もお恥ずかしながら用意はない。

明日、かかってきた電話番号を写真に撮ったので、アップする。

「普通は人の家に土足で入るようなことはできないよ。失礼にもほどがある」

読みづらい記事を皆様、読んでくださって感謝します。

事件のまとめを別にアップします。

何故、ブログにしたか。

昨年9月心臓発作に見舞われ、CCUに入院した。緩和ケア病棟の現場のナースだった。娘の結納が終わって翌日。

死を意識した。毎日、人の終わりをみるのが仕事なので、自分のことも想像つく。

弁護士を雇い、警察に行き、大勢の方に会っていく体力がない。動いてもみた、経緯はあとで書く。

島袋隆弁護士、この男に兄は潰されかかったが、私も同様。お金だけ取られた。兄の事件の実行犯、共産党の赤嶺氏を入れ、那覇高校の同級生。彼らが左翼運動家として手を組んだ。

私は全員を知っている。動きも詳細に知っている。彼らのでっちあげた事件を解明できる。

だが兄の事件を知ったのは最近である。あのネット上の置き土産で。

人権擁護だと思って、飛び込んだらアウト。東京弁護士会がアドバイスを下さった。全体主義もわかっている。さすが、レベルが高かった。

大阪の弁護士さんに頼んだところで、再発作、しばらく休養。今がその状態。

大浜市長は事件を起こした。私から内容を聞いた山城達夫、写真家の父親、玉代勢章、実行犯、宮里、仲西、彼女達は石垣まで来た。

市長夫人のほうは、高里鈴代へ。

ちょうど赤嶺議員の政治活動でみなが結集していた。

兄と私はお互いの近況を知らない。また離れているし、事件の共通性も今のようにわからない。

彼らはさぞかし浮かれたことだろう。

これをなしにして、これを表に出そう。

市役所の福島が、残業している私にわざわざ言った。

自分は怖いものはない。あるとしたら翁長さんの兄さんだけだ。

介護長寿課の翁長さんも組合の彼の同志。だからと言って、わざわざ、そう思った。

彼女のお兄さんは県の福祉課の管理職。

あれは、タイムスの弟が兄の事件を新聞に載せていいと、ゴーサインを出した日だったのだと今頃、意味がわかった。

福島の兄は、私の兄の親友だ。それを売るのだ。良心が痛かったのだろう。

そして私も売った。

兄は冤罪。市長は犯罪者。

心臓発作に苦しむ私の状態も知っている。市長はドクターでもある。

センター前の石に、「人の命は地球より重い」 と自筆で彫らせてある。

私の命は家族分でいい。

ブログは遺言状。今できる最善の手段。

2月28日は私の誕生日。

石垣市長選の投票日だ。

私が死ねば、もう労わる必要はないので、子どもと夫が市長を堂々と起訴する。

                    ◇

9月の初め、サラさんから初めてメールを貰った時は、てっきりよくある抗議メールの一つだと思った。

沖縄では珍しい同じ苗字の沖縄タイムス記者をブログで何度も批判していたからだ。

その身内からの抗議と考えたのだ。

何度かのメールの往復の後、9月月10日の午後、本人と面談した。 

そのとき彼女から持ちかけられた相談は、こうだった。

兄である受験塾・塾長のセクハラがらみの「事件」を、

元副塾長のT氏が、「事件」は和解により解決したにもかかわらず、その詳細を明記したウェブ・サイト(注★)を放置してあるので、子供や親族が大変迷惑している。

(注★ー文士くずれの左翼扇動者T氏のサイト⇒ たたかいの経過(時系列)

「事件」を扇動した議員たちに削除を依頼しても無視されるので、何とか削除できないものか、ということだった。

糸数慶子議員や高里鈴代議員は人権問題に敏感であったはず。

確かにサラさん兄弟の苗字は沖縄でも珍しいので、子供たちが迷惑する気持ちも良く理解できる。

これは明らかにプライバシーの侵害である。

削除は警察に被害届けを出せば容易に出来ると進言したら、最初はそのようにするとのことだった。

ところが、話が弾んで結局その日は四時間も話をすることになったのだが、最後の辺りでは「ウェブサイトは残しておいて、それを証拠に徹底的に戦う」と決意を固めたようだった。

なるほど敵の卑劣な手段を告発するためには敢えてプライバシーを晒すウェブサイト残したままにする。

骨を切らして肉を切る捨て身の決意だと見た。

さらにもう一つ彼女の決意を固めたことがあった。

石垣市長が5選を狙う市長選は来年の2月28日。

その同じ日が彼女の誕生日だという。

その同じ日に大浜市長が当選を祝う姿が絶対我慢できないといった。

偶然ともいえる日日の合致に市長糾弾の天命でも感じたのだろうか。

沖縄の弁護士はいずれも左翼で繋がっており、情報が相手方に筒抜けなので本土の弁護士と相談したいとのことだった。

その後、大阪のT弁護士と連絡がつき、面談の日取りも決めたようだが、持病が悪化して延期したと聞く。

 

二つの事件は複雑に絡んで、突然では理解し難いので、サラさんと交したメールのうち、狼魔人発信の文を貼り付けて読者の理解の一助にしたい。

なお、プライバシーを含む部分は削除してある。

                   ◇

9月7日

○○様

メールいただき、正直驚きました。

といいますのは、貴弟Aさんのことを、拙ブログで何度か批判したことがあるからです。

当然それに対する抗議かと思ったのですが、田母神さんに賛同されるのなら、弟さんとは意見が合わないのは良く理解できます。

現石垣市長とのトラブルは、既にWILLに書き送ったのでしょうか。

差し支えなければ、その概略でも教えてもらえないでしょうか。

○○様は沖縄の文壇で活躍のご様子ですが、ご指摘の通り、沖縄では、活字のある所に左翼が集うと言われますので、
「脱カルトをした心境でとても居心地の悪い沖縄生活を送っています」という心境は良く理解できます。

浦添市にあるT塾には子供たちを通わせたことがあるので知っていますが、S塾長がタイムス記者の兄上だと聞き知っていました。

沖縄の文壇に居て、言論の自由が規制された具体的経験をお持ちでしたら、是非ご披露していただきたいと思います。

とりあえず、メールへの御礼まで。

狼魔人

                     ◇

9月7日

○○様

塾長については、私は個人的に面識はありません。 私の娘と息子が高校受験で、お世話になったので、家内を通じて、聞き知っている程度です。

娘、息子共希望の高校に進学出来、家内や子供たちから聞く塾長の評判は、教育熱心で真面目な人柄という印象でした。

娘の次に息子が高校進学した後(塾を卒業後)、例のトラブルを聞き驚きました。


あの教育熱心な塾長が、まさかとは思ったのですが、うわさに聞く話は塾長のイメージを壊すに充分でした。

ただ、そのとき、抗議する先生方の行動で不審に思ったことは、先生方が徒党を組んでビラまきや、盛んに集会活動を
していると聞き、普通の塾の先生にしては一寸やりすぎではないかという印象は持っていました。

事件の真相は一父兄の立場でしたので良くわかりませんが、弟さんの関係で左翼団体が介入していたのなら、
ビラ配り、ポスト投函などの過激な運動も、今になって考えれば納得です。

私どもの家族にとってはT塾は、非常に好印象の塾でしたので例のトラブルを聞いたときは残念に思いました。

「T塾事件」については、ウワサ程度しか知りませんので、これも差し支えなければ、事件の概略をご教示願え無いでしょうか。

狼魔人

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コメント (5)

本邦初!梅澤さんの映像インタビュー[集団自決の真実 ]

2009-10-17 08:06:15 | ★集団自決

 

 

沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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本邦初公開!

映像による沖縄座間味島の元戦隊長梅澤さんのインタビューです。


1/4【沖縄集団自決の真実 Part2】知られざる座間味島の戦いの実相[桜H21/10/16]

2/4【沖縄集団自決の真実 Part2】宮城晴美氏のフィクションが生まれた背景[桜H21/10/16]



3/4【沖縄集団自決の真実 Part2】この裁判は日本の将来のため[桜H21/10/16]



4/4【沖縄集団自決の真実 Part2】梅澤裕隊長の人柄[桜H21/10/16]



昭和20年3月25日の夜、8時時ごろ。

座間味島の本部濠で梅澤隊長と宮城初江さんを含む村の幹部の間に集団自決を巡ってやり取りがあった。

そのときの村人側の唯一人の生き残りである宮城初江さんの証言は、戦後生まれ娘・晴美氏に引き継がれ「母の遺したもの」として出版された。

これまで、3月25日の本部濠でのやり取りについては、「母の遺したもの」の記述を基に語られてきたが、そのときその場にいたもう一人の当事者である梅澤さん自身が生の言葉でそのときの状況を語っている。

60数年前のあの場面で生き残った村人は宮城初江さんと談判相手の梅澤さんだけだと思われていた。

ところが、昨年になって当時梅澤隊長の伝令をしていた宮平少年(秀幸さんー初枝だんの実弟)が、濠の入り口でその場面を目撃していたと名乗り出たことは周知のこと。

結局、その夜の有名な場面にいた生き残りは三人いたことになる。

談判の内容の検証は措いても、次の二点だけは原告、被告両陣営が認める事実である。

その夜、忠魂碑前に集結した村人を代表して、村の幹部が本部濠に押しかけ梅澤隊長と談判した目的は、

集団自決のための手榴弾など弾薬の給付を受けるためであった。

談判の結果、村の幹部達は、

手榴弾はおろか鉄砲玉の一つさえ持参せずに本部濠を後にした。

この二つの事実から判断しても「軍の命令で集団自決した」という主張(手榴弾配布=軍命説)は根底から崩れ去っている。

その夜(25日)から翌日にかけて座間味島の集団自決が実行された。

だが、ほとんどの人は鍬、鎌等の農具で自決が実行されており、手榴弾による自決者はほとんどいなかった。


 

【付記】

集団自決訴訟の争点である「軍命の有無」については大阪高裁で「軍命があった」とは証明されておらず、

事実上軍命論は否定されている。

上告中の最高裁で明らかになるのは、「大江・岩波の出版差し止め」と「被告側の謝罪と謝罪金の支払い」だけであり、

「軍命の有無」に関しては既に大阪高裁で確定している。

従って梅沢さんや故赤松さんの名誉は回復している。

 

大阪高裁は次のような奇妙な理屈でノーベル賞作家を強引に勝訴させた。

「軍命は無かったが、大江健三郎が軍命があったと信じたのは仕方なかった。 従って出版は継続してよろしい。 だって公務員である軍人に人権はないので我慢しなさい」。



沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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何を今頃、寝言は寝てから!中国の軍事力台頭もあり、日米同盟はより重要に

2009-10-16 17:36:16 | 普天間移設

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当日記はサラの日記 さんの勇気ある告発を全面的に応援し、リンクを貼って全国の読者への支援をお願いしている。

賛同する有志の全国拡散をお願いします。

 

早速サラの日記への脅迫、嫌がらせが始まったようだ。

当日記には今のとこそれらしいものはないが、以前は何度も経験した。

そんな場合一番の心の支えは読者の目であり励ましのコメントである。 サラさんは脅迫、嫌がらせの様子をブログでアップしているようなので激励のコメントをお願いしたい。

 

さて、大浜市長が専横をほしいままにする石垣市の西に、国境の島与那国がある。

麻生政権時代、自衛隊招致を巡る町長選挙で、誘致派市長が当選した。 与那国町の民意は自衛隊誘致であり、早速現地を訪れた当時の浜田防衛省は前向きに検討するとの意見だった。

ところが、鳩山政権になるや北沢防衛大臣は早々に与那国の民意を踏みにじって自衛隊誘致の話を反故にした。

反故にした理由が驚きである。

「近隣諸国の懸念に配慮」だとのこと。

与那国に陸自配備しない 北沢防衛相

いやしくも防衛大臣なら、近隣諸国の侵略の懸念にこそ配慮すべきではないのか。

沖縄タイムスは、防衛大臣就任の時、北沢大臣のことを

「リベラルな考え方で芯の通った人。正義感も強い」が周囲の評だ。07年に参院外交防衛委員長に就き、「ねじれ国会」の安全保障審議で腕をふるった。・・・本島中南部の戦跡を巡った経験もあるという。》と紹介した。

だが、この人物の態度如何で日米同盟に亀裂が入りかねないほど要注意の防衛大臣である。

沖縄の南部戦跡をまわっ経験がある程度の沖縄認識で、国境の島の防衛が任せられるのか。

現北沢防衛大臣についてはこんなエントリーをした。

国の安全を北沢防衛相で大丈夫か?侵食される守り 沖縄米軍基地(中)

北沢氏は2007年9月、参議院外交防衛委員長に就任した。

「テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法の一部を改正する法律案」の審議に際しては、
 
田母神俊雄前航空幕僚長を参考人として喚問し、次の様に発言した。

《「
本日、参考人に出席を求めた趣旨は、国民の代表機関たる国会の場において政府に対し、この問題をただす一環として招致したものであり、決して本委員会は、参考人の個人的見解を表明する場ではありません。
参考人におかれてはこの点を十分に理解し、質疑に対し、簡潔にご答弁をいただきますようようお願いをいたします」

「さらに本日の委員会の質疑にあたって、質疑者ならびに答弁者に対し、委員長から一言お願いをいたします。

今回の前航空幕僚長の論文事案は、制服組のトップが自衛隊の最高指揮監督権を有する内閣総理大臣の方針に反したことを公表するという驚愕(きょうがく)の事案であり、政府防衛省において、文民統制が機能していない証であります。このような中で国民が文民統制の最後の砦(とりで)として期待するのは国会であります」

「昭和の時代に文民統制が機能しなかった結果、三百数十万人の尊い人命が失われ、また、国家が存亡の淵に立たされたことは、忘れてならない過去の過ちであります。

国家が存亡の淵に立った最初の一歩は、政府の方針に従わない、軍人の出現と、その軍人を統制できなかった政府議会の弱体化でありました。

こうした歴史を振り返りつつ、現在の成熟した民主主義社会の下において、国民の負託を受けた国会がその使命を自覚し、もって後世の歴史の検証に耐えうる質疑をお願いする次第であります。それでは質疑のある方は順次、ご発言をお願いします
」》

自衛隊に関しては、学生運動家レベルの認識を示し、田母神氏の国会での発言を封じた張本人が、防衛大臣となっては自衛隊員の士気が上がるはずは無い。

そしてこのようなエントリーをした。

北沢防衛相はやはりダメでした!

                   ◇

中国の軍事力台頭もあり、日米同盟はより重要に=北沢防衛相
2009年 10月 15日 17:20 JST

Photo

 [東京 15日 ロイター] 北沢俊美防衛相は15日、ロイターとのインタビューで、今後は中国の軍事力の台頭もあって、日米同盟関係はより重要になってくるとの見方を示した。

 国際社会で中国が台頭してくる中、日米同盟関係の意義は小さくなりつつあるのではないかとの質問に対して防衛相は「それは全くないと思う」としたうえで「中国は、確かに空軍や海軍を増強しているという現実はある。その意図は、私たちにはまだはっきりしない。アジア太平洋で中国の軍事力がどんどん存在感を高めていくとになると、脅威に感じる国は出てくるかもしれない。そういう意味で日米同盟というのはむしろ価値が上がってくるのではないか」と述べた。 

 (ロイターニュース イザベル レイノルズ記者)

                                            ◇

鳩山首相は日中韓首脳会談で「アメリカに頼りすぎた」と発言し中国に尻尾を振った。

一方の北沢防衛大臣は国境の島与那国への自衛隊招致の民意を反故にしている。

それが今頃突然こんな寝言を言い出した。

「中国は、確かに空軍や海軍を増強しているという現実はある。その意図は、私たちにはまだはっきりしない。アジア太平洋で中国の軍事力がどんどん存在感を高めていくとになると、脅威に感じる国は出てくるかもしれない。そういう意味で日米同盟というのはむしろ価値が上がってくるのではないか」

そんなこと今時、小学生でもわかっていること。

寝言は寝てから言ってください、北沢大臣殿。

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全体主義への挑戦

2009-10-16 08:21:07 | 資料保管庫

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全体主義の島では重大犯罪でも、新聞が報じなければ事件にはならず、事実無根のでっち上げでも新聞が騒げば、重大事件となる。

サラの日記んが告発する二つの「事件」はその典型である。

事実は小説より奇なり、を地でいく告発に注目してください。

 

「沖縄のタブーは日本のタブー」というタイトルでエントリーした。

沖縄本島を更に南に下り宮古島の更に南。

その島はある。

そこに長年専横の限りを尽くし更に5期(20年)を狙う「南の島のペンギン王国」で大浜市長が君臨している。

沖縄のタブーを凝縮した「非常識」が南の島・石垣島を長年がんじがらめにしていた。

市長の「婦女暴行疑惑」を知る市の幹部も市長の独裁権力を恐れてひたすらもみ消しに走った。

市の有力者はすべて市長の息がかかっており、誰に相談してもその日のうちに市長に情報は漏れた。

相談を受けた市議(現県議会議長)も、ことは荒立てないようにと市長夫人らと共に逆に被害者側を責める有様。

 

現役の市長の「婦女暴行疑惑」となると、確かに重大問題には違いないが、それを告発することが全体主義告発とどう関係があるのか。

大上段に構えすぎるではないかと考える人がいても不思議ではない。

だが、ほぼ同じ時期に起きた二つの不可解な事件とその周辺で蠕動する左翼団体の動きを検証すると、どうしても沖縄を覆う全体主義の暗い影がちらついてくる。

事件が起きたのは7年前の夏の夜のこと。

2002年の9月15日の夜、石垣市役所の側にある市役所組合御用達の「割烹はなき」に、女性は呼び出された。

呼び出したのは女性が勤める市役所の最高権力者大浜市長とあれば女性にこれを断る選択肢はなかった。

そして、事件を複雑にするもう一つの「性的事件」が同じ頃浦添市の受験塾で起きていた。

大浜市長の「婦女暴行疑惑」は、サラの日記でご本人が告発の狼煙を上げておられるのでそこで詳細は追々解明されるとおもうが、ほぼ同時進行で起きた浦添市の受験塾・塾長セクハラ事件が、一つの太い線で大浜市長事件に繋がるのだ。

つまり大浜市長の「婦女暴行疑惑」で被害者の女性Yさんの実兄である塾長Sさんが「塾長セクハラ事件」では「加害者」として登場する。

そして沖縄紙は革新市長の破廉恥な犯罪疑惑には見て見ぬ振りをし、その一方では「塾長セクハラ事件」は連日誇大に報道した。

ある目的をもって。

この一見別々に見える二つの事件の間に介在するのが異論は許さない全体主義の元祖沖縄タイムスである。

冤罪である「塾長セクハラ事件」を誇大に報道したのが、タイムスでも特に極左思想の持ち主とされるA記者である。

驚いたことにA記者は被害者Sさんの実弟であり、自分が記事で糾弾したS塾長の実弟でもある。

つまり石垣の暴行疑惑の被害者Yさん、浦添の事件の「加害者」S塾長と沖縄タイムスの極左記者A氏の三人は血を分けた兄弟・姉妹ということになる。

ここに登場する三人の確執には次のような伏線があった。

その原因が異論を許さない「全体主義」であるというから、事実は小説より奇々怪々である。

三人の父は8年前に他界されたが、元来穏健な保守思想の持ち主だった。 

だが弟のA氏が沖縄タイムスに入った頃から極端な左翼思想に走り、仲の良かった兄弟姉妹の間に亀裂が入ってくる。

タイムス記者の弟А氏は自分の思想に同調しない兄や姉との仲は疎遠になり、むしろ敵意さえ持つようになったという。

異論を許さぬ全体主義の元祖沖縄タイムスの影響力の大きさには今さらながら驚く。

結局、A記者は兄や姉とは絶縁状態になり8年前に父親の葬儀以来絶縁状態が続いているという。

 

勇気をもって「沖縄のタブー」に完全と挑戦したYさんが事件の詳細を自身のブログで告発されているようなので、随時ブックマークで読んで欲しいのだが、二つの事件が重なっているので読者は、事件の実態が良くのみこめない、というコメントもあった。

実は、9年ほど前、筆者の息子が高校受験の時、浦添市在ということもあってくだんの塾のお世話になっている。

おかげ様で希望の高校に合格できて喜んでいたのだが、

「事件」は息子が塾を卒業し高校に通い出した頃起きた。

息子が自分の通う高校の門前で「活動家らしい集団」が配るビラによって知ったという。

自分が信頼していた塾の塾長がセクハラという恥ずべき犯罪の加害者として高校の門前で糾弾されている。

思春期真っ盛りの息子にとって大きなショックだったという。

だが、お世話になったとはいえ既に縁の切れた塾のこと。

「あの塾長がねー、とてもそんなことをする人には見えないけどねー」とかみさんが息子に話していたが、

「人は見かけによらないものねー」の一言で、この事件も我が家の話題から忘れ去られてしまっていた。

ただ、そのとき筆者の胸に滓ののように澱むモノが疑問となって残ったことは今でも記憶に残っている。

子どもの教育はすべてかみさん任せなので、塾長の人となりは知らなかったが、疑問に思ったのは次の点だ。

塾長糾弾の運動が、塾職員にしては各学校でのビラ配り、アパートへのポスティング、そしてプラカードを掲げた糾弾集会等々、とても素人には出来ない見事な組織的行動であったこと。

何よりも塾長糾弾の中心になって運動を煽っていたのが被害者ではなく副塾長のT氏であるということを聞いて、

「きっとT先生が好きな女性が被害に遭ったのでしょう」というのが当時の父兄の噂だった。

後でわかったことだが、左翼が介入した事件には必ず顔を出す社民党の国会議員や市会議員が運動を後押ししていた。

例え冤罪とはいえ訴訟に持ち込まれ、家や職場そして教え子が通う学校まで押しかけ、ビラ配りなどで怒声をあげる左翼プロ集団に気の弱いS塾長は精神的にボロボロになり、不本意ながら和解金を支払って「事件」は決着した。

にもかかわらず、である。

左翼集団は決着済みの「事件」をウェブサイトに残したままにして、執拗に塾長とその家族のプライバシーに嫌がらせを続けている。

事件を扇動した糸数慶子議員や高里鈴代議員にサイトの削除を手配して欲しいと連絡してもなしのつぶてだという。

文士くずれの左翼扇動者T氏のサイト⇒ たたかいの経過(時系列)

事件の詳細は追々サラの日記により解明されるだろうが、何しろ二つの事件には、市長選挙や左翼グループ、そして全体主義や優良企業の乗っ取り、それを扇動するのが左翼思想に固まる文人くずれの元国費学生・・・となると理解が難しい。

当日記はサラの日記の告発を別の視点から見て、読者の理解の一助にしたいと考えている。

従って随時ブックマークに登録のサラの日記を参照しながら読んでいただけると幸いです。

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15日、Xディ 犯罪者は市長になれない!

2009-10-15 14:49:46 | 資料保管庫

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10月15日、Xディ、決行の日。

沖縄の一人の女性が「沖縄の暗部」に向かって遂に立ち上がった。

沖縄は全体主義の島である。

女性が反撃の狼煙を上げた対象は彼女をこれまでがんじがらめに押さえ込んできた沖縄の全体主義である。

彼女は自分が受けた女性としての最大の恥辱を弁護士や新聞社など、沖縄の識者に相談した。

が、すべてもみ消されてきた。

加害者が長期政権を誇る革新市長だったからだ。

沖縄の二紙に異論は許されず、それが紙面を飾ることはない。

最近の例で言えば沖縄二紙に敢然と異論を唱えた星雅彦、上原正稔両氏の勇気ある告発が記憶に新しい。

沖縄紙の論調に媚びて紙面を独占する「有識者達」は、紙面に掲載されないのは中身が無いからだと嘯く。

沖縄二紙を中心にした沖縄の言論空間が全体主義か否かで小林よしのり氏と佐藤優氏が戦争中であることは前稿で述べたが、長年沖縄に在住する沖縄県人の筆者が身をもって体験しただけでも、この論争は小林氏に理がある。

本日、沖縄の全体主義に敢然と宣戦布告した女性は、「不都合な事実」には目を閉じる沖縄の新聞人、政治家、弁護士などいわゆる有識者と言われる方々の「全体主義」的態度に悩まされ、自分が受けた婦女暴行の事実が、闇に葬られようとするのに我慢できず、勇気を持って告発したのだ。

沖縄の知識人が、革新市長が犯した犯罪疑惑(不都合な事実)を隠蔽しようと画策するする様は正に「沖縄の闇」そのものである。

告発は、来年の2月28日の石垣市長選で5選を狙う大浜石垣市長の婦女暴行疑惑に対してだ。

現役の石垣市長大浜長照氏が、市の女子職員に対して婦女暴行という恥ずべき犯罪をおかしたという疑惑があるのだ。

大浜市長については過去に当日記でも触れたが、婦女暴行疑惑については女性のプライバシーに関わる問題なのでそれについては伏せてきた。

南の島のペンギン王国! 皇帝ペンギンの五選を阻止せよ!

第二弾!南の島のペンギン王国 長期政権を阻止せよ

女性が告発する対象は大浜市長だけではない。

大浜市長に関わる参議院糸数慶子氏、那覇市議の高里鈴代氏、弁護士の島袋隆氏、県議長の高嶺善伸氏などの日頃沖縄紙の紙面を飾る面々を初めとする、左翼運動家達もまとめて告発している。

沖縄紙は米兵の起こした事件となると、女子中学生とのナンパトラブルや比売春婦とのトラブルを、「米兵婦女暴行事件」として大々的にキャンペーンを張る。

その一方、長期政権を誇る革新市長が起こした「婦女暴行疑惑」には沖縄紙は見て見ぬ振り、女性の人権には敏感なはずの糸数慶子参議院議員や高里鈴代那覇市議に相談してもウヤムヤにされ闇に葬られる。

相談した弁護士もすべて裏ではこれら左翼勢力と繋がっており、瞬時に情報は加害者側に筒抜けになる。

女性は熟慮の結果、勇気を持って自らブログという手段で告発に踏み切ったのだ。

とにかく本人の筆による勇気ある告発を読んでください。

なお当該女性とは面談し、本人確認済みである。

以下は告発をした女性のブログサラの日記 よりの引用です。

                   ◇

15日、Xディ 犯罪者は市長になれない

(被害者の証言)

沖縄の全体主義の犠牲となり、8年の歳月をへて全様を語ることができるようになった。

15日、

現石垣市長を含め、参議院糸数慶子、高里鈴代、弁護士の島袋隆、県議長の高嶺善伸、などの面々を初めとする、左翼運動家のしてはいけなかった事件を公にする。

事件捏造をつくり連日タイムスに載せ叩き続けた。営業妨害も甚だしい、恐ろしくもやりたい放題の運動振り。新報は載せなかった。

これは石垣市長が女性職員に暴行事件を起こし起訴という騒ぎになり、その女性職員の兄の企業を狙い、セクハラ事件をそちらででっちあげた。職員の兄は追い詰められ、市長と歩み寄るという罠に落とされた。

これらを来年五選を当然のように出馬する予定の、お花畑へ向けて宣戦布告する。

五選すれば、20年。

その間に、与那国、石垣と危ないのはいまさら語るまでもなく、

彼らは、仲間から芸術家を出す。仲間を食わせるために反戦運動を食い物にする。

「反戦商人」

彼らはその事件のあと、美味しい汁を吸っている。

それを取り上げようと思っている。

県議長は、被害状況を知りながら穏便にとふたをしたまま。公人のとるべき態度ではない。

糸数慶子、無知なジェンダーおばさんは、セクハラと聞くだけですぐに応援。

実際はあなたの足元が火元。脅迫に手を貸したあなたも公人として情報収集を怠り、あわや沖縄の教育産業に貢献の大きい人材を潰そうとした罪は大きい。これも問います。

何故なら、あなたに相談持ちかけた当人がセクハラの実行者、犯人側に立つ政治家は辞めていただく。

高里鈴代、大浜石垣市長妻より相談を受けたあなたがすばやく動いた結果です。

市長夫人、文子は女性職員の勤務先で大声で罵倒、上司を集めて罵倒、八重山病院のカルテ開示を求めてドクター数名と騒動となる。

富里八重子石垣市議は、市長妻と常に脅迫時に同伴。

ビラ配りなどは異常な行動。市長の性的対象として応じなかったことで、組合が反発。

女性が結婚すると、仕事への妨害をし、組合入会を許可せず、日々、圧力をかけ、女性は体調を崩し退職。女性の兄は運動家たちへこれ以上の混乱を避けて680万円を支払った。

公用車で女性職員の実家に乗り込むこと頻回、仕事として夜間の呼び出し頻回、非常勤務から本採用という条件をちらつかされての呼び出しだったが、

結果的に上司が女性職員を必要と判断し、お願いしているが、それを数年、えさのように伸ばし続けた。

女性職員は事件後。精神的にうつ状態に陥り通院加療を続け、完全な回復を得た。

石垣市を全体主義の権力者の意のままにはさせない。独裁政治を終わらせるために、一網打尽の心構えで挑みたい。

事件の詳細、時系列は別枠でまとめてアップします。

市長は独裁者。みなイエスマン。嫉妬深いので優秀な人材は育ちません。傍におくことはなによりいや。

有名人大好き。全部面談。子ども二人はちゃっかり市職員。当然採用は全て市長の胸三寸。

 

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小林よしのりvs佐藤優、「沖縄戦争」勃発!沖縄本で

2009-10-15 06:32:36 | 未分類

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同じ雑誌「SAPIO」(小学館)で各々連載を持ちながら「戦争」中という、不思議な関係の小林よしのり氏と佐藤優氏。

有名論客のご両人が「沖縄」を論点にがっぷり組んで論争してくれれば興味も湧くのだが、目下のところ佐藤氏のほうが敵前逃亡の状況。

ところがこのご両人が時を同じくして(10月)、「沖縄関連本」を出版した。

同じ時期に「戦争」の原因である沖縄をテーマに出版するとなると、第二次「小林よしのりvs佐藤優」戦争の再開である。

小林よしのり「ゴーマニズム宣言 NEO2 日本のタブー」

佐藤優「沖縄・久米島から日本国家を読み解く」

しかも、両者とも第一次戦争のあった小学館からの発行だというから勝負の行方に興味は尽きない。

で、勝負の判定は?

話は簡単、どちらが多く売れたかで一件落着だが、目下のところ小林氏が桁違いにリード(10月15日10:22現在アマゾンランキングで小林氏51位、佐藤氏1975位)しているが、最終的にはどうなるか。

これを機会に当日記で過去に取り上げた「小林vs佐藤」関連のエントリーを一部加筆して以下に再掲する。

                   ◆

【眼光紙背】小林よしのり氏とパチンコ問題
2009年06月05日11時00分 / 提供:眼光紙背
 佐藤優の眼光紙背:第51回
政治漫画家の小林よしのり氏のキャラクター『おぼっちゃまくん』がパチンコになったことが問題になっている。6月3日発売の『SAPIO』(小学館)で、小林氏が以下の釈明をしている。この釈明を読んで、筆者ははじめて小林氏の台所事情がわかった。

<作品は6人がかりで一日12~13時間描き続けても、一日2枚しか上がらない。だが原稿料の作画にかかる経費のことは一切考えられていないので、ものすごく安い! 毎月、累積する赤字を単行本の印税で補填するしかない! 単行本が年30万部以上売れなければ大赤字が出る。この出版不況でそれだけ売るのは、益々、困難になってきた。

わしが30年以上やってこれたのは、子供を諦めて働き、貯蓄し、ヒットが出ない時は、貯金を切り崩してピンチをしのぐようにしてきたからだ。

こんな不況の中で、一般誌に連載していない『卑怯者の島』を2~3か月、原稿料なしで描ける余裕などない。だがパチンコがヒットすればそれも可能になる。これはありがたい!>

実に正直な告白だと思う。ちなみに小林氏はこの釈明の中で、筆者についてこう言及している。
<佐藤優と鈴木宗男とその腰ぎんちゃくや金魚のフンどもが奇妙なことを言った。小林よしのりは金儲けのために描いている!>

確かに私はそのような認識をもっている。しかし、筆者はそれを「悪い」とはひとことも言っていない。筆者を含む職業作家は、誰もが「金儲け」のために仕事をしているからだ。問題は、どのような言説で金儲けをするかである。筆者は、小林氏のいくつかの言説に強い異論をもっている。そのことで筆者と小林氏の間に諍いが生じた。この点については他の媒体で詳しく論じているので、ここでは繰り返さない。この諍いの過程で、筆者は小林氏が、北方領土が千島列島に含まれるか否かという、領土問題の基本認識ができていないのではないかという疑念をもつようになった。これは些細な問題ではない。1951年のサンフランシスコ平和条約2条c項で日本は千島列島を放棄している。「北方四島は千島列島ではない」ということは、領土問題の基本中の基本だ。筆者は、現役外交官時代を含め、北方領土問題には真剣に取り組んできたつもりだ。沖縄問題、アイヌ問題についても小林氏の言説には違和感があったが、北方領土問題をめぐる小林氏の態度を見て、この人の思想に対する基本姿勢が筆者とは根本的に異なるという認識が決定的になった。

小林氏が、子供を諦めて働き、貯蓄し、ヒットが出ない時は、貯金を切り崩してピンチをしのぎ、パチンコであてて何を表現したいのだろうか? 筆者にはそれがまったく見えない。

小林氏は、<身を持ち崩すような毒もパチンコにはあるかもしれないが、それこそ自己責任だ>と自己責任論を展開する。また、小林氏は批判に対して、<ネット右翼は、商売を汚いことだと見なす社会主義的な体質がある。>、<パチンコひとつでガタガタ言っているような匿名のカスなど眼中にない!>と言い切る。ほんとうに小林氏はそう思っているのだろうか? ネットで本件について書き込みをしている人々の多くは、小林氏の愛読者で、小林氏のことを心配しているのだと思う。小林氏の釈明を読んで、何とも形容しがたい悲しみを覚えた。(2009年6月3日脱稿)

                                             ◇

次々と有名雑誌が休刊に追い込まれ、出版業界も厳しいとは思っていたが、小林よしのり氏ほどの人気漫画家でも台所事情は厳しいというのは大きな驚きだが、これを書いた人が目下小林氏と冷戦中である天敵・佐藤氏となると別の興味が湧いてくる記事だ。

実際の戦争にせよ、法廷闘争にせよ、争いごとは経済的裏付けがなくては、勝利を勝ち取るのは困難だ。

戦争相手の経済的逼迫をチャンスと見、「眼光紙背」のギョロ目を向いて戦闘を仕掛けるあたりは、流石インテリジェンスの専門家と感心させられる。

何しろ佐藤氏は「佐藤バブル」とも「佐藤優現象」とも称されるほどのべストセラー作家で、台所事情でいえば当代最強の経済力を持っているはず。

敵が弱っているときを勝機と判断したのだろうか。

もっとも「佐藤優現象」に関して批判的ブログも出始めているが・・・。

■沖縄決戦■

沖縄に飛んだ佐藤氏は6月6日の講演会で、一時中断していると思われた小林氏攻撃の狼煙を上げた。

 土曜教養講座第445回 『沖縄の未来を語る 大田昌秀×佐藤優』

日時:2009年6月6日(土)13:00~17:00
場所:沖縄大学

主催:沖縄大学地域研究所
協力:JAROS21/21世紀フォーラム
   フォーラム久米塾 
                     
   

佐藤氏は演題のいたるところで小林氏の名を挙げ、氏を執拗に挑発した。 

その講演会は沖縄大学の地域研究所主催で、太田昌秀元沖縄県知事と佐藤優氏の講演と両者の討論ということ。

聴衆の大部分は佐藤氏に興味があり、佐藤氏のテーマの中でも、特に小林よしのり氏との「戦争」に興味が集中していたようだ。

だが、佐藤氏は当面の敵は小林氏ではなく、沖縄での小林氏の支援者である宮城能彦沖縄大学教授を最初の攻撃目標としているようだった。

「佐藤さん、敵は本能寺、いや、よしりんですよ!」といいたくなる講演会の参加報告です。

 佐藤、太田という沖縄にしてはいつになく豪華なプログラムに、普段は人影の少ない筈の土曜の昼下がりの沖大キャンパスは、オジーとオバーの時ならぬ「巣鴨銀座」と化した。 

豪華メンバーの割りに無料ということももさることながら、流石人気評論家佐藤優氏の顧客動員力は大きく、

ご本人が琉球新報に連載中のその日の「ウチナー評論」に次のように書いてあれば、暇をもてあましたオジーオバーが大学に集結するのも納得だろう。

琉球新報 6月6日『ウチナー評論』 佐藤優

半年ぶりに沖縄を訪れている。 6日午後1~5時まで、沖縄大学で開かれる土曜教養講座第453回「沖縄の未来を語る・・・(略)・・・に参加するためだ。
このシンポジウムでは、タブーを一切なくして、時間が許す限り、あらゆる問題について太田氏と議論したいと考えている。具体的には、筆者は以下のテーマを考えている。
沖縄は全体主義の島というキャンペーンについて。 沖縄における歴史修正主義について(なぜ、一部の沖縄出身の知識人や経済人が、歴史修正主義に過剰な迎合姿勢を示すのかについて)。(以下略)

佐藤氏は天敵小林氏が経済事情が苦しいという情報を得た瞬間、前もって決まっていたテーマを「小林攻撃」に急遽変更し、その日の琉球新報コラムで告知するというインテリジェンスの達人らしい素早い行動を取った。

「コラム」では名指しこそしていないが、去年の沖縄講演会で同時刻に講演がかち合った小林氏を意識したテーマだし、

さらに沖縄大学の教授であり、当日の主催者である地域研究所の前副所長でもある宮城教授に、挑戦状を叩きつけるような但し書きを見れば興味はなお倍加する。

なお、オジーとオバーの群と書いたが、聴衆はほとんどがオジーであり、オバーの姿は1割にも満たなかったが、大学という場所柄かパラパラと学生らしい若い女性の姿も見え、くすんだ会場の雰囲気に活気を与えていた。

沖縄の有名人では宮城広岩氏の顔もみえたし、桜井沖縄大学学長らしき人も聴講していた。(間違っていたらゴメン)

佐藤優氏の昨年の講演会にも参加したので、両者の確執を復習したい方はここを。

戦争勃発!小林よしのりvs佐藤優

同講演会での佐藤氏の発言を上記エントリーで次のように述べた。

「全体主義の島」を煽る小林よしのりを、支援する沖縄の知識人がいるのはおかしい、

と「小林講演会」にも出演したM教授を名指しで非難し、

M教授との公開討論を企画してくれと、会場の記者に要請していた。 

それだったら小林よしのり氏本人との公開討論が本筋だと思うのだが。

本人が相手では怖いのか。

それにしても小林よしのり氏を沖縄の知識人が応援するのが何故悪いのか理解できない。 

佐藤氏に名指しで公開討論を挑まれたM教授と思われる方のブログはこれ⇒影のスタッフ ⇒【追記】宮城教授のブログは現在封鎖されています。 封鎖せざるを得ないほどの「同調圧力」が沖縄にあるようです。

 

佐藤氏の執拗とも思える「小林一派」への挑発は続くが、以下は次回へ。

(続く)

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「故人献金」、五大紙がコラムで競演!

2009-10-14 09:23:58 | 県知事選

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「首相の犯罪」ともいえる「故人献金」については、テレビメディアは相変わらずスルーが続いている。

鳩山首相がテレビに登場する時は、やれ服装が夫人選定で高価なものであるとか、鳩山御殿が凄いとかおべんちゃら番組だけ。

麻生首相が自分の金でホテルのバーで飲んだのを庶民感覚がないと、叩きまくったのとは大違いである。

ところが、検察が関係者の事情聴取を始めるや、活字メディアが活発に動き出した。

「故人献金」をスクープした朝日を先頭に、全国五大紙のコラムが遂に全紙揃って「故人献金」を取り上げた。

各紙とも代表的コラムの筆者には優秀な記者をあてると聞く。

寸鉄人を刺す風刺の効いたコラムは記者の腕の見せ所。

大上段に構えた「社説」で取り上げるより、各紙の看板コラムで看板記者に斬られたほうがある意味インパクトは強い。

各紙の工夫を凝らした切り口で「故人献金」の問題性をえぐってみよう。

さて、思わぬ導入部からどのように核心に迫るか。

中には導入部に強引過ぎるこじつけも見られるが・・・。

                  ◇

読売新聞 10月6日付 よみうり寸評
 〈71%〉――奇(く)しくも同じこの数字が別々の二つの設問で出た。読売新聞社が2~4日に実施した全国世論調査が示した結果だ◆一つは鳩山新内閣の支持率で前回調査の75%からはやや下降だが、なお高い水準を維持して堅調だ。鳩山さん、大いに喜んでいい。もう一つは首相の資金管理団体を巡る偽装献金問題だ◆これについての首相の説明に「納得できない」が支持率と同じ数字なのだ。こちらは前回の69%より上がった。東京地検特捜部が捜査を始めた折でもあり、同じ高水準でも、これは無論喜べない◆国連総会に、両国国技館に、IOC総会にと大忙しで舌も滑らかに滑り出した首相だが、この問題となると歯切れが悪い◆「私の知る限りはもう話してある」「個人献金が少なく、分かったら大変だと秘書が思ったのではないか」というが、これを71%の人が納得していない◆「捜査に影響するから話さない」も通らない。むしろ率先して説明を果たすべきだ。今後、二つの71%はそれぞれどう推移するだろうか。

(2009年10月6日13時46分  読売新聞)

 

読売新聞 10月9日付 編集手帳
 詩人の薄(すすき)田(だ)泣菫(きゅうきん)はフランスの日刊紙「フィガロ」に風変わりな広告を見つけた。「飼っているオウムの発音が悪いので、正確なフランス語の話せる人を家庭教師に雇いたい」。大正年間のことである◆鳥の言葉にさえ敏感なお国柄を称(たた)えたあと、詩人は随筆を辛口の一文で結んでいる。〈多くの代議士に狗(いぬ)のような日本語で喋舌(しゃべ)らしておいて、黙ってそれを聴く事の出来る日本人の無神経さがつくづくいやになる〉と◆岩波文庫「茶話」の一節だが、泣菫が今の世にあれば筆勢を緩めただろう。好き嫌いは別にして、鳩山首相はこの上なく丁寧な言葉遣いで知られる◆その丁寧な人が自身の献金疑惑では情理を尽くして語らないのはなぜだろう。東京地検は捜査に着手したが、首相は口をつぐんでいる。「疑惑はこうしてぬぐえ」と説明の手本を示すことで政権交代の意義を訴えることもできように、不可解である◆詩人が“狗のような”と形容した乱暴な物言いの政治家が当節、見当たらないのはありがたい限りだが、代わりに「セツメイズミ、セツメイズミ…」と繰り返す“オウムのような”首相が現れても困る。

(2009年10月9日01時11分  読売新聞)

 

 

毎日新聞 10月8日 

余録:
 プラボ・ヤズディーはアイルランドの交通警察には天敵といえる名前だった。何しろスピード違反や駐車違反を懲りもせず繰り返す。違反の記録は50件以上にのぼった。警察が追及に乗り出すと、その意外な正体が判明した▲「プラボ・ヤズディー」とはポーランド語で「運転免許証」を意味したのだ。交通警官はポーランドの免許証に書かれたこの言葉を人の名前と勘違いしてせっせと違反切符を切っていたのである。先週発表されたイグ・ノーベル賞で文学賞に選ばれたアイルランド警察の“業績”だ▲今年はパンダのフンの菌の研究で田口文章北里大名誉教授も受賞したイグ・ノーベル賞だ。そんな人を笑わせ、考えさせる研究に与えられる一方、アイルランド警察のようなおかしくも「イグノーブル=不名誉な」業績にも授与されてきた▲アイスランド金融危機をもたらした銀行経営陣の経済学賞選出もイグノーブル系だ。過去の経済学賞授賞例には資金操作にまつわる怪しい発明発見もあった。そう聞けば、もしや初の政治学賞に選ばれはせぬかと心配になってくる鳩山由紀夫首相の資金団体の「故人」献金問題だ▲何しろ亡くなった人の献金が報告されていたり、それら虚偽報告を削除したら中に実際の寄付者がいたりというこの間のドタバタだ。しかも虚偽報告の理由説明は何とも不可解である。だが告発を受け地検が参考人聴取を始めると、首相は捜査を理由に説明の口を閉じてしまった▲こと政治とカネをめぐる問題ではかつて秘書に責任を押しつける政治家を批判した首相である。国民の抱く不審には自らの言葉で答えるところに、一国の指導者の名誉はあろう。

 

産経新聞 【産経抄】10月7日
2009.10.7 02:36
 強敵を破って南米初の五輪招致に成功した美酒に酔ったのだろう。ブラジルのルラ大統領は、3代続けて1年で首相が交代した日本の政治状況をこう皮肉った。「おはようとあいさつした首相とは別の人に、午後にはこんにちはとあいさつすることになる」。

 ▼記者たちは爆笑したそうだが、まったくもって恥ずかしい。鳩山由紀夫首相には「明日もまた会いましょう」とジョークで反論してもらいたいところだが、高支持率でスタートした鳩山首相に早くも暗雲が漂い始めた。

 ▼亡くなった人が首相の資金管理団体に寄付するという世にも不思議な「故人献金」問題が明るみに出たのは、衆院選前だった。選挙に影響が出てはいけないと東京地検は捜査を手控えていたようだが、ようやく参考人聴取に踏み切った。

 ▼首相は「公設秘書が個人献金数を多く見せかけるためだった」と釈明しているが、どうも釈然としない。有識者とおだてられている人の中には、虚偽献金の賄賂(わいろ)性は薄く、そんなに大した問題ではないとかばう向きもおられるが、これが自民党の首相だったら口を極めて罵(ののし)っていたことだろう。

 ▼首相は6年前、自らのメールマガジンで、「政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしば『あれは秘書のやったこと』とうそぶいて自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです」と言い切っている。因果は巡る糸車とはこのことだ。

 ▼ルラ大統領にまたバカにされないよう首相には、短期間で政権を投げ出さずにがんばってほしいが、間違っても捜査当局に圧力をかけないよう願いたい。人権擁護に熱心な千葉景子法相が、「政治主導」を錦の御旗に指揮権を発動し、捜査を中止させるシーンは想像するだにおぞましい。

 

日本経済新聞 春秋(10/7)
 ツグミという鳥は、ほとんど鳴かないのだそうだ。秋からはとりわけ無口になるらしい。ひたすら口をつぐむ鳥だから付いた名がツグミ、と物の本にある。ひょっとしたら、今をときめく官邸のハトもそれをまねているのかもしれない。

▼鳩山首相の政治資金管理団体をめぐる献金問題について検察が捜査を始めた。亡くなった人からのカネまで収支報告書にぞろぞろ、という選挙前からの疑惑である。首相にはこのさい情理を尽くして説明してほしいものだが沈黙を決め込んでいる。「捜査に影響する発言は避けなければならない」との申し開きだ。

▼野党になった自民党は手ぐすね引いて待ち構えているという。このままでは臨時国会がスキャンダル追及で混乱しかねないし、せっかくの政策論戦もかすんでしまう。鳩山さんもそれは本意ではあるまい。逃げる黙るの政治家に世間が抱く思いは「よほど都合の悪いことでも隠しているのか」という疑心であろう。

▼かつて勢いあまって、検察の動きを「国策捜査だ」と難じたこともある首相だ。それがこんどは「捜査への影響」をタテに口を閉ざすとはいかにも苦しい。ちなみにハトは「クークー」と鳴くという。ツグミになったハトの心境は「苦苦」だろうか。そろそろ真相を洗いざらい打ち明けてラクになったほうがいい。

                          ◆  

 

朝日新聞が欠けているが、これについたはここ。⇒天声人語が「裏切り」?「首相の犯罪」小口献金も虚偽記載

 

【番外編】

岐阜新聞              ぎふ寸評 2009年10月 8日(木) 
 

 コラムは権力者や世相を、上手にやゆしたり茶化したり冷やかしたりするから受ける。それが民主党中心に政権交代してからは、何だかやりにくい。

国民の大きな期待を受けて誕生した政権だし、支持率も高いから下手な批判はできない。読者を敵に回すことになりかねない。誕生間もない政権の揚げ足取りも大人気ない。

◆ああ、読み間違いやら失言やらで、次々とネタを提供してくれた前首相の時代が懐かしい。(輝)
 

 
                       ◇

岐阜新聞については「博士の独り言」さんが、報道「民主党不問」の闇 (10/12) で批判されているのでここでは省略します。

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中国が沈黙するわけ、北朝鮮ミサイル発射、韓国は非難

2009-10-14 06:55:37 | 普天間移設

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北朝鮮ミサイル発射、韓国「決議違反」と非難 (10月13日 11:33)

 【ソウル=前田泰広】北朝鮮は12日、短距離弾道ミサイル5発を日本海に向けて発射した。


 韓国外交通商省は13日、弾道ミサイルの発射を禁じた国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議1874などに違反すると非難し、北朝鮮に決議の順守を求めた。

 北朝鮮のミサイル発射は7月4日以来。複数の韓国政府当局者によると、発射されたのは射程約120キロの地対地弾道ミサイル「KN―02」。東部の咸鏡南道(ハムギョンナムド)・新浦(シンポ)付近から午前に2発、午後に3発、移動式発射台を使って発射された模様だ。北朝鮮は20日まで、日本海と黄海で船舶の航行禁止区域を設定していることから、さらに発射する可能性もある。

 「KN―02」は旧ソ連製短距離弾道ミサイル「SS―21」を改良したもので、核や化学兵器を搭載でき、約5分間で発射態勢に入れるため、韓国軍や在韓米軍にとっての最大の脅威とされる。

 金正日(キムジョンイル)総書記は10月4~6日に訪朝した中国の温家宝首相との会談で、米朝対話を求め、核問題をめぐる6か国協議復帰の可能性に言及。日本や韓国との関係改善の意向も示したとされる。こうした情勢から、韓国政府や北朝鮮問題の専門家の間では、通常訓練の一環との見方が支配的だが、北朝鮮が、国際社会の関心をひくため、硬軟織り交ぜた戦術を再開したとの指摘もある。

 韓国近海では、米韓の海軍が現在、合同訓練を行っており、北朝鮮がこれに反発した可能性もある。

(2009年10月13日11時33分  読売新聞)

                      ◇

日中韓首脳会議に冷や水をぶっ掛けるような北朝鮮の暴挙に韓国が抗議声明を出したのは主権国家としてごく当たり前の行為。

一方の鳩山首相は「友愛の日本海」にミサイルをぶち込まれても抗議の一言も発しない。

まるで他人事のように、「報道は聞いている。これが事実としたら、大変遺憾なことだと思うが、今、それ以上のコメントをする状況にない」(産経新聞)と、あくまでも相手の嫌がることは言わないつもり 以前も北朝鮮大好きの東門沖縄市長が、北のミサイル乱射にコメントを求められ「コメントできない」と言っていたことと重なる。

友愛の海にミサイルを乱射されても、このような脳天気な対応しか出来ないのが、友愛外交の正体である。

北のミサイル乱射は鳩山政権としては初体験だが、今年になってからは既に三回目で、先に大統領に就任したオバマ大統領は、4月に既にその洗礼を受けている。

そのときのオバマは毅然として次のように発言していた。鳩山首相とは大違いだ。

北朝鮮ミサイル発射なら「罰なしでは済まない」…米大統領
 【ストラスブール(仏東部)=黒瀬悦成】オバマ米大統領は3日、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」名目で長距離弾道ミサイル発射を予告通り実施した場合、「北朝鮮は、他国を脅威にさらす行為に及べば罰なしには済まないと知ることになる」と述べ、関係国と連携して対抗措置を取る立場を強調した。(略)(2009年4月3日22時52分  読売新聞)


鳩山外交が腰抜けなのはともかく、何より不可解なのは中国の沈黙だ。

昨日も書いたが、会談の後、温首相は先に訪朝した際の金正日総書記との会談に言及し「金総書記は米国や日本、韓国との関係を改善したい意向だ」と指摘していた。

これに対し、鳩山首相は「その言葉を信頼したい」と応えていた

北朝鮮のミサイル乱射で最も面目を潰したのは中国のはずだが、これに対し一言の抗議も発していない。

しかも中国は北朝鮮にとって特別の国のはずである。

歴史的に中国の朝貢国であったことは措いても、現在の北朝鮮が中国の援助なしでは生きてはいけないことは周知のこと。

その中国が日中韓首脳会議で「北朝鮮は日本との関係改善は良くしたい」と発言し、日本が「それを信頼する」と言った。

その中国の面子を潰すようなことを北朝鮮がするわけはない。

だとしたらあの北朝鮮の暴走は一体何を意味するのか。

韓国聯合ニュースによると、北朝鮮は12日のミサイル乱射の後、さらに短距離ミサイルを発射する準備を進めている可能性があるという。

これでは中国は世界中の物笑いではないか。

だが、外交では強(したた)かさを誇る中国がミスミスこのような恥さらしをしたまま沈黙を守るとは考えにくい。

中国の沈黙の真相はこうだ。

中国は、「対等の関係」だとか「非核三原則の明文化」だとか青臭い発言を連発する鳩山内閣の成立を見て、同盟関係にある日米の信頼関係に楔を打ち込む絶好機と捉えた。

そして首脳会談に先立って行った金総書記との会談をフルに利用して、あのような「金の伝言」を友愛鳩山に伝えた。 勿論金総書記とは、了解済みの話である。

「金の伝言」を聞いた友愛鳩山は舞い上がってしまい、一瞬次のような号外大見出しが脳裏にちらついた。

鳩山首相、電撃北朝鮮訪問!

金総書記、横田めぐみさんの帰国を確約!

そして、友愛鳩山は思わず中国と北朝鮮が望んだ次の一言を口走ってしまった!

今までややもすると米国に依存しすぎていた。日米同盟は重要だが、アジアの一国として、アジアをもっと重視する政策をつくり上げたい

満を持してその一言を待っていた金総書記はミサイル乱射で鳩山の夢を一瞬にして打ち砕いた。

温首相は、オバマ大統領が訪日する前に日米同盟に楔を打ち込むという当初の目的を果たした。

北のミサイル乱射は金総書記から宗主国中国への祝砲であった。

鳩山首相、外交は「友愛」なんて青臭い言葉ではやっていけないと言うことを「日中韓首脳会議」から学ぶべきである。

何にでも「友好」と言う言葉を冠し相手を油断させ、その一方では強かに相手国の資源を収奪している「友好大国」がお隣にいるではないか。

【追記】10:00

日米同盟に楔を打ち込む中国の目論みは、岡田外相がわずか6時間のアフガン視察の後、あっさりと「インド洋の給油活動の中断」を発言をしたことによりさらに前進した。

日本の離脱は、「アメリカへの反逆」を意味し、日米の同盟関係に入った亀裂は、鳩山首相や岡田外相の想像よりもはるかに大きい。

だが、素人内閣がこれに気がつかない。

これは日本の不幸である。

コメント (5)

祝砲はミサイル乱射!内憂外患の首相 偽装献金問題を問いつめる記者団に首相は…

2009-10-13 08:14:05 | 県知事選

 北京では「友愛」を連発して東シナ海を友愛の海にすると中国に恭順の意を表した鳩山首相は、今度は日中韓首脳会談で「東アジア共同体構想」をぶち上げ「友愛外交」の締めくくりをしようと思ったのだが・・・・。

東アジアのアノ国が祝砲にミサイル乱射というオチがついた。

北朝鮮、ミサイル5発発射 日本海側で短距離
【ソウル共同】韓国政府関係者は12日、北朝鮮が同日、日本海沿岸から短距離ミサイルを発射したと明らかにした。聯合ニュースによると、発射されたのは計5発で、「KN02」(射程約120キロ)とみられる。北朝鮮のミサイル発射は7月4日に弾道ミサイルを連続発射して以来。

 通常訓練のほか、性能実験や軍事的な示威効果を狙った可能性もある。北朝鮮が対外的な対話姿勢を示している中でミサイル連続発射を行ったことについて、韓国政府は発射意図などを慎重に分析している。

 インタファクス通信によると、ロシア外務省筋は「(北朝鮮の核問題に関する)6カ国協議再開に向けた努力が続けられている時の発射は適切とは言えない」と批判。ロイター通信によると、英国訪問中のクリントン米国務長官は、朝鮮半島の非核化に向けた取り組みを続けると強調し、北朝鮮をけん制した。

 日本政府関係者は「射程が短く、日本の安全保障に直接的な影響はない」としている。同ニュースによると、発射場所は北東部咸鏡北道の舞水端里南方から南東部江原道元山の間の一帯とみられる。午前中に2発、午後に3発を発射した。

 北朝鮮は今月10~20日、日本海と黄海沿岸に船舶の航海禁止海域を設定していた。

2009/10/12 23:43   【共同通信】

                    ◇

会談の後、温首相は先に訪朝した際の金正日総書記との会談に言及していた。

《「(金総書記が)多国間、2国間の対話を通じ問題解決を図る。6カ国協議には反対しない」と発言したことを明らかにした。その上で「金総書記は米国や日本、韓国との関係を改善したい意向だ」と指摘した。これに対し、鳩山首相は「その言葉を信頼したい」と述べた。

温首相は「金総書記は日本との関係改善を希望している」といい、鳩山首相は「その言葉を信じたい」と応じる姿は、正に友愛そのもの。

皆仲良く手を繋いで「東アジア共同体」へ向かって進むのかと思った矢先、金総書記のミサイル乱射だ。

やっぱり話してもわからないヤツもおれば、話す前に脅すやつもいる。

これで温首相の面目は丸つぶれ。

それを信じた友愛鳩山は例によって目が宇宙を泳いでいるのだろうか。

いくら脳天気な鳩山首相でも、北のミサイル乱射を「東アジア共同体構想」に対する祝砲と勘違いして、お礼の返電をしたりはしないでしょうね。(冷汗)

それにしても北京に日韓のトップが乗り込んでの日中韓首脳会談だったはずなのに、ホスト国であるはずの中国は何故ナンバー2の温首相が参加したのか。

この会議を日本で行った場合、鳩山首相が参加せず副総理の菅直人氏が参加したらコキントウは「無礼者!」と立腹し、席を立っただろうに。 

やはり中国は日韓を一段下の属国と見ているのだろう。

鳩山首相は、折角の夢をミサイルという外患で打ち砕かれたがその前に大きな内憂を抱えていた。

北京への同行記者にツッコミ質問され、冷や汗タラタラ。

相も変らぬ、意味不明の答弁である。

鳩山首相の懇談要旨】偽装献金問題を問いつめる記者団に首相は…(4/4ページ)
2009.10.10 00:49
 

 --鳩山首相の偽装献金問題では、次々に新しい事実が出ている。国会でも追及されるとだろうが、新たに説明する予定は

 「報道の記事は読んだ。私自身、知っていること、知るべきことはすべて6月30日に記者会見した部分であり、すなわちあのようなことを行った元秘書がいたことは大変、おわびを申し上げたし、訂正すべきところは訂正申し上げた」

 「そこのところが私の知りうるところであって、新しい情報は報道、新聞を見て知った。それが事実かどうかは、まさに捜査当局が調べている。うちの事務所としては、その当局に全面的に協力することで、早く全容解明することだ。とりうる対応はこれしかない」

 --ただ、鳩山首相はかつて「秘書の罪は議員の罪だ」と繰り返していた。少し整合性がとれないと思うがいかがか。

 「そういうことではない。罪は罪で、それを調べてくれている。それをどのように今、捜査当局が判断するかということを、調べている最中で私が発言することで影響を与えることは好ましいことではない」

 「現実に知りうる情報は6月の時点で申し上げた話で、それを繰り返し申し上げ、あるいは申し訳ないと謝罪している。したがって、私が逃げているという話ではない」

 「調べてくれているわけですから。それに全面的に協力して全容解明することを待ちたい」

 --鳩山首相の過去の発言からすると、元秘書が罪を問われれば、首相も責任を問われなくてはならないとなるが

 「そこは今、捜査当局が調べているところ。それ以上のことはありません」

                                                  ◇

記者の質問に首相は、6月30日の時点をくり返しているが、その後も次々とウソの記述が発覚し、間違いを訂正した記述にもさらに虚偽記述があったことは昨日のエントリーで書いた。

記者が突っ込んだ「秘書の罪は議員の罪だ」に対して「罪は罪だ」と首相は答えた。

これは捜査の結果秘書が起訴されて有罪となれば首相の罪として、責任を取るということ。

まさか「発言は時間というファクターで変わる」などといって「秘書の罪は私には関係ない」と変化しないでしょうね、鳩山さん。

来月の臨時国会は「史上最大のショー」という向きもある。

「首相の犯罪」の解明には自民党の能力を問われる場面だが、新聞で報道された矛盾を追及すれば秘書の犯罪は解明できる。

秘書の犯罪は首相の犯罪、・・・これは検察が面目にかけても立証するであろう。

                    ◇

 【おまけ】

日中韓サミット アジア重視に踏み出した (10/11)

2009年10月11日 11:06  社説
 これまでの日本外交の流れの中でみると、かなり思い切った発言である。

 10日に北京で開かれた日中韓首脳会談で、中国の温家宝首相、韓国の李明博(イミョンバク)大統領を前に、鳩山由紀夫首相はこう言った。「今までややもすると米国に依存しすぎていた。日米同盟は重要だが、アジアの一国として、アジアをもっと重視する政策をつくり上げたい

 外務省や外交評論家などからすれば、安全保障の最重要パートナーである米国を刺激しかねない「不穏当な発言」だろう。しかし存外、大多数の国民の素朴な認識にのっとった言葉ではなかろうか。

 鳩山首相は、前日の李大統領との個別会談で「前向きに歴史を見つめる勇気を持たなければならない」として、村山談話の踏襲を表明。9月に国連総会で中国の胡錦濤主席との間で行った会談でも同様の認識を示し、歴史問題でくすぶってきた両国の不信感を払拭(ふっしょく)したうえで、今回の日中韓首脳会談に臨んだ。

 会談で温家宝首相からは「北朝鮮は日本や韓国との関係改善を望んでいるとの印象を受けた」との情報が披露された。こうした情報が直接交わされるのも首脳間の信頼構築の成果といえる。3首脳は、核問題をめぐる6カ国協議に北朝鮮を早期復帰させる重要性でも一致した。

 日中韓3カ国による首脳会談は、1999年に東南アジア諸国連合(ASEAN)と3カ国との首脳会談で、当時の小渕恵三首相ら3首脳が一堂に会したのを機に初開催。ASEAN関連会議に合わせて開くのが定例化していたが、昨年12月、初めて独立して福岡で開いた。途中、小泉純一郎首相の靖国神社参拝に中韓が反発し、中止になった年もある。

 中韓両国は民主党政権を好感しており、鳩山首相は「アジア重視」を打ち出すことで、自民党政権時代に行き詰まっていたアジア外交の「リセット」に成功しているようにみえる。この好機に3カ国のきずなを強めておくことは、北朝鮮の核開発など地域の安全保障、温暖化対策といった世界規模の問題に対応する上でも重要だ。

 会談では「東アジア共同体」構想への協力が確認された。ただ「長期目標として」との注釈付きである。鳩山首相が掲げる共同体構想は「理念先行」の段階で、具体的なイメージづくりはこれからだ。自由貿易協定(FTA)ひとつとっても、各国が利害の対立を乗り越えるのは容易ではない。今後は共同体の理念に具体策を肉付けしていく努力が大切だ。

 今月下旬のASEAN関連会議、11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)など、鳩山首相にとってアジア外交の舞台が続く。一方で11月にはオバマ米大統領が訪日する。「アジア重視」が「米国軽視」と受け止められていないか。首相は「アジア重視」が日米関係の深化と両立する外交方針であることを、オバマ大統領に納得させる必要がある。


=2009/10/11付 西日本新聞朝刊=

                     ◇

鳩山首相の「舞い上がり」の発言に、あの西日本日本新聞も引き気味である。

だが、「大多数の国民の素朴な認識にのっとった言葉ではなかろうか」と首相をフォローするあたりはさすがである。

他人の傘で雨を避けていながら「対等な付き合い」だとか、「非核三原則の明文化」だとか素人内閣の青臭い発言を良識ある国民は困ったものだと見ている。

西日本新聞の言う「素朴な共通認識を持つ大多数の国民」とは良識がないということになる。

何しろ圧倒的多数で素人集団を選択したのだ。

民主党は衆愚政治を勝ちぬいた、と西日本新聞は国民をバカ呼ばわりしていることになる。

やはり民主党を選択した国民はバカだった。


 

コメント (9)

天声人語が「裏切り」?「首相の犯罪」小口献金も虚偽記載

2009-10-12 07:15:36 | 県知事選

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文末に【追記】あり。
 
首相と与党幹事長が「政治資金規正法違反」で疑惑を持たれたまま発足する鳩山内閣は珍しいと書いた。
 
鳩山首相は、就任以来一か月足らずでニューヨーク、 コペンハーゲン、北京と、まるで海外逃亡をしているような目まぐるしさだが、その間、東京地検が鳩山献金の捜査に着手するや、これまで静観していた活字メディアが一斉に「首相の犯罪」を報じ始めた。
 
「逃亡先」の北京で鳩山首相は、問題の【東シナ海ガス田】 について、こんな発言をしていた。 腰をすえて読まないと意味のわからない発言だ。

 「そこであえて申し上げたのは、東シナ海の海を、かつてドイツとフランスがいろいろといさかいもあった中で、むしろ石炭、鉄鋼共同体を作って、最後はEU(欧州連合)というところまで高めていった。それと同じような発想で、東シナ海の油・石油・天然ガスを、むしろお互いに協力をして採掘をすることによって、互いに日中、汗をかくことによって友好の海にしていこうではないかと。それが私が言っている友愛だという話を申し上げて、この問題に対して、合意に基づいてしっかり対処していこうじゃないですかということを申し上げてまいりました」

 「温家宝総理は『国民的な感情もあるんだ』という話をいろいろとされておられましたけれども、友愛の海にしたい、友好の海にするということに関しては基本的に賛成をされました」

ドイツとフランスの関係を日本と中国の関係に例えているのには中国も困っただろう。何しろ中国は歴史上選挙をやったことのない国。選挙で選ばれたばかりの素人首相に適当に相槌を打ったのだろう。

「友愛の海って何?」

「中国では友好の海って言うんだよ」

温家宝総理も、素人首相が言っている友愛のことがよくわからないが、恭順の意を示すなら付き合ってあげるということだろう。

福田康夫元首相も、中国に対しては「相手の嫌がることはしない」といったが、それは靖国参拝のこと。

ところが、鳩山首相はそれに加えて「ガス田」に関しても、相手の嫌がることは言わずに、友愛を連発して卑屈なおべっか外交に終始した。

鳩山首相のへりくだった言説に対しても、中国様は「国民的な感情もあるんだ」と尊大な態度。

ガス田の所有者である我が国の「国民的な感情」はどうするつもりなのだろう。

テレビメディアは、「故人献金」をスルー気味だが活字メディアの中でも、特に朝日が張り切って報道しているので、久し振りに「天の声」を。

確か「西松献金事件」でも「天の声」が聞こえたようだが・・・。

天声人語 2009年10月11日(日)付

 古今の名言に勇気をもらうことがある。例えば〈小事にこだわるには人生は短すぎる〉などは、落ち込んだ時によく効く。取るに足らない失敗や不評を引きずっていては、前に進めない▼鳩山首相が外遊先で、これを独り唱えたかどうかは知らない。本紙の報道で発覚した「故人献金」のお粗末について、東京地検特捜部が動き始め、自民党は臨時国会で攻め立てようと手ぐすねを引く▼政治資金収支報告書に、故人からを含むウソの献金が並んでいた。浄財をたくさん集めたように装うため、金庫番の秘書が勝手に……との釈明は弱い。名が載らない小口献金はさらに怪しく見える。政治の大掃除をしようというのに、ほうきにゴミが絡んでいては興ざめだ▼虚偽献金の出どころは首相個人の金という。2千万円超を秘書に引き出されて気づかぬ金銭感覚を、ご本人は「大まかな人間だった」と反省された。あり余る鳩山家の資産と政治資金がごっちゃになっている心配はないのだろうか▼企業買収の激烈を描いた映画「ハゲタカ」に、印象的な言葉があった。〈人生の悲劇は二つ。一つは金のない悲劇、もう一つは金のある悲劇だ〉。鳩山氏の不幸はもちろん後者である。大店(おおだな)のぼんぼんなら金に無頓着なのもご愛敬だが、大まかが「小事」で済まない地位もある▼政権交代を受けての国会。論ずべき大事は山ほどあるのに、攻守ところを変えた「政治とカネ」が争点とは寂しい。首相は捜査を理由に口をつぐむが、ここは民主党の金銭感覚が問われている。大いにこだわりたい。

                     ◇

鳩山首相の資金団体、小口献金も虚偽記載
 鳩山首相の資金管理団体「友愛政経懇話会」の偽装献金問題で、同会の会計担当の元公設第1秘書(解任)が鳩山首相側の内部調査に対し、寄付者を記載する必要がない政治資金収支報告書の5万円以下の献金についても、「鳩山首相の個人資産を充てた」と虚偽記入を認めていることがわかった。(略)

 同会の収支報告書によると、総額のみを記載すればいい年間5万円以下の小口献金の金額を示す「その他の寄付」欄には、2004~08年の5年間に計約1億8000万円が計上されている。これは同会への個人献金全体の6割を占める。(略)

 同会への小口献金は、04年以降の各年で約2700万~約4700万円に上っており、国会などで「金額が他の政治家より突出して多く、不透明だ」と指摘されていた。

 鳩山首相側は今年6月、同会が実際には寄付をしていない人を「寄付者」と偽って収支報告書に記入したケースが、05年から08年までの4年間に約90人分の計193件、総額約2177万円に上るとする内部調査結果を公表するとともに、収支報告書を訂正した。

 この際、首相側は「元第1秘書が鳩山首相個人の資金を使い、独断で行った」と説明したが、小口献金については「調査を続ける」と述べるにとどまり、これまで調査結果を公表していない。小口献金での不正も判明したことで、収支報告書の虚偽記入額は、大幅に増える見通しとなった。(略)

(2009年10月8日  読売新聞)

                    ◇

 
通常この手の事情聴取は先ず秘書からというのが相場だったが、今回はいきなり「弁護士を参考人聴取」というから、弁護士が秘書にアドバイスをさせないように直接言質を取る形となった。
 
活字メディアに比べてテレビは相も変わらず「大した問題ではない」とか「悪意のないミス」だと徹底して首相擁護に回っているが、
2008年の個人献金者69人のうち55人の寄付、合計406万円が実際には存在しなかったこと、つまり「故人献金」は明らかな虚偽記載であり、重大な違法行為であることは間違いない。
 
この問題について、鳩山首相は虚偽記載を認めたうえで、「故人献金」について修正・訂正をしている。
 
ところがその後、訂正した献金者がまたウソだったことがわかったからサー大変。
 
つまり二重の虚偽記載である。
 
最初の虚偽記載は、秘書のせいにして「単なる形式犯」として逃げ延びる魂胆だったが、
 
2度目の虚偽記載では会計責任者である秘書と、代表者の鳩山首相の責任が問われ、訂正を首相が直接指示していたとしたら今度は形式犯は通用せず、首相の逮捕もあり得る。

 
もう一つの疑惑は「小口献金」。
 
これは、献金者が鳩山首相の母親であり、大口献金をカムフラージュして小口化していたとしたら贈与税逃れの脱税の疑いも出てくる。
 
>小口献金については「調査を続ける」と述べるにとどまり、これまで調査結果を公表していない。小口献金での不正も判明したことで、収支報告書の虚偽記入額は、大幅に増える見通しとなった
 
「故人献金」で特ダネを抜いた朝日新聞の指摘はこうだ。
 
《●原資は

 疑惑の焦点は原資だ。虚偽献金について、鳩山氏は自らの預金からと説明したが、報告書の修正後、献金者として名前が残ったのは、親族や秘書などの身内がほとんど。なかでも親族2人は毎年欠かさず上限の150万円を献金している。政界では「鳩山ファミリーの資産が虚偽献金や匿名献金に紛れているのでは」とのうわさが絶えない。

 仮に鳩山一族の資産が紛れ込んでいれば、「秘書の独断」で通じる話ではなくなる。献金には税金がかからず、所得税の還付を受ける制度もある。上限枠を超えた部分は贈与とみなされ、課税処分の対象になる。悪質なケースは脱税と判断される。》 (朝日新聞 2009年9月16日)

ほかにも不審な点を指摘する声が上がっている。

資金管理団体へ寄付した個人は、総務省発行の証明書を税務署に提出すると所得税の一部を控除される。

総務省によると、07年までの3年間で同会に延べ113人分を発行したといい、仮に架空の寄付者が使用していれば違法な控除を受けたことになり、悪質な脱税行為である。

居直り鳩山・釈明会見のウラをとってみた

 
前にも紹介したが、与党時代の西田議員の国会での追及を、

【動画】鳩山代表故人献金に関する西田昌司氏の発言

                    ◇

オリンピック招致の演説をする鳩山首相の目は気のせいか泳いでいた。 演説に熱意が感じられなかったのは、顧問弁護士が検察の事情聴取の知らせを受け、心中穏やかではなく、オリンピックどころの騒ぎではなかったのではないか。

これまでの経緯でいえば「中国大好き」、「東アジア共同体構想」の民主政権を応援するはずの朝日までもが社説に続き、「天の声」まで動員して、「故人献金」を糾弾し始めとなると・・・、

首相の事情聴取もありえない話ではない。

 

【おまけ】

この期に及んでも「故人献金」は大した問題ではないと、朝日の「裏切り」に怒りを露なお方もおられるようだ。

最初から賄賂性がないから微罪であると、検察や裁判官を超越した「天の目」で「首相の犯罪」に無罪判決を下しておられる。

《賄賂性のない鳩山献金問題をほじくるのもけっこうだが、そればかりに大切な国会論戦の時間を割かれては、多くの国民は大迷惑だと思うのではないか。》(永田町異聞

「首相の犯罪」の解明を大迷惑と思う国民がいるだろうか。

 

【追記】

読者のヒロシさんから面白い動画の情報が入りましたので追記します。

虚偽記載の訂正にさらに虚偽があって二重の虚偽と書いた。

ところが訂正した収支報告書の宣誓書の会計責任者の署名欄に新しい責任者(長田)の署名がなく、前任者の署名になっている。
【動画】⇒http://www.youtube.com/watch?v=ywvZlDbTQZo

今度の言い訳は、

「何者かが知らないうちに署名捺印した」ってか、鳩山さん!

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沖縄戦「集団自決」の謎と真実
秦 郁彦
PHP研究所

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沖縄のタブーは日本のタブー 「ゴー宣NEO 2」

2009-10-11 07:58:04 | 未分類

小林よしのり著「ゴーマニズム宣言NEO 2 日本のタブー」に小ブログのことが紹介されていると読者に教えていただいたので、早速読んでみた。

筆者が言論封殺魔の沖縄での後援会に何度か参加し、その会場の雰囲気をブログネタにしたので、その情報収集に小ブログを参考にした模様だが、過分に評価して頂いているので、それを自分で書くのは面映い。

言論封殺魔こと佐藤優氏は、小林氏と目下「戦争」中であり、小林側の再三にわたる論点提起にも関わらず逃回っていることは周知のこと。

同書には沖縄に関連する「日本のタブー」が満載であり、それを一刀両断する小林氏の論調の切れ味はさすがに鋭く、これでは言論封殺魔が敵前逃亡するのもむべなるかな、である。

先ほどアマゾンのランキングを調べたら27位で売れ行きも急上昇中である。

特に沖縄県民には読んで欲しい一冊である。

とりあえずこの本の目次を紹介する。

日本のタブーをどう語るか
アイヌは先住民なのか?
国民としてのアイヌ
沖縄で国歌斉唱した!
言論封殺魔の謀略
沖縄とアイヌ、「同化」をどう考えるか?
護憲派左翼の天皇容認という罠
バットマンの正義の苦悩
特攻隊員を愚弄するドラマ
わしはプロとして描いている!
「おぼっちゃまくん」の商品化に癒されるわし
「世界」に暗躍する全体主義者
「集団自決」NHK捏造番組
北方領土「おもねり・譲歩外交」の愚劣(1)
北方領土「おもねり・譲歩外交」の愚劣(2)
自称アイヌは実は日本人である
天皇論」の反響

同誌で紹介されている当日記はこれ。

殺人者の陶酔!キラーズ・ハイ?39年前の金城重明氏の証言

 

沖縄で「琉球民族の先住民認定」とか「アイヌとの連帯」を叫ぶ集団は、民族問題で正体をカムフラージュした左翼運動集団であり、これらの集会に参加する人たちは左翼運動の常連である。

当日記も過去に何度かアイヌに関連して「先住民問題」を取り上げた。

琉球民族は哀れな先住民か

幻の「先住民差別」 いつまで叫べば気が済むのか

アイヌに乗っ取られた慰霊の塔

続・アイヌに乗っ取られた南北の塔

完結編!アイヌに乗っ取られた慰霊塔 イヨマンテの夜と魔女の洞窟

                    ◇

「ゴーマニズム宣言NEO 2 日本のタブー」の前編ともいえる「ゴーマニズム宣言NEO 日本のタブー」については、「草莽崛起ーPRIDE OF JAPAN」さんが素晴らしい読後感を書かれているので下記に転載させていただきました。

                  ◇

 

「ゴーマニズム宣言・日本のタブー」

 小林よしのり氏の掲題書を読みました。大変勉強になりました。取り上げられたテーマを幾つか簡単にまとめて見ました。(尾形)

1アイヌ問題

08年6月に国会で「先住民族決議」なるものが全会一致で可決された。私などはそのことを全く知りませんでした。もっとも、例によって国会議員も肝心のアイヌについて無知なまま、勉強もせず、決議をしているようです。

そもそもこうした決議がなされたのは、これも例によって、07年9月に国連で「先住民族の権利に関する国連宣言」が採択されたことによります。

この中には、先住民族の土地や資源に関する補償・賠償を受ける権利、交渉過程への参加権などが謳われています。従って極端に言えば、アイヌの自決権を認め、北海道を譲って、自治政府を作らせなければならない、という主張も可能ということかもしれません。


2沖縄の全体主義

異論を許さないのが全体主義です。沖縄では、例えば、「集団自決は軍命令」ということに疑問や否定する意見は抹殺されます。小林さんは言います。沖縄の左翼は次の論点で議論するのを恐れている。

集団自決は軍命令か否か?独立論は沖縄県の良心的な人々の意見と言えるか?沖縄の新聞は偏向していないか?沖縄の言論空間は全体主義ではないか?

実は沖縄の人々もそのことに気付いている。だが、軍用地主や基地関係者など既得権を維持したい一部の富裕層は、左翼が「犠牲者の島」で活動することを容認している。つまり、「米軍が悪い」では国から補助金や優遇策は引き出せない。

「日本軍が悪い」の方が都合がいいのだ。かくして「平和の礎」に刻まれた日本人の99%が米軍によって命を奪われた人々であるにも拘らず、沖縄の左翼もマスコミも、「米軍よりも日本軍の方が残酷だった」とキャンペーンを張る。

                                      ◇
沖縄の二大新聞の「犠牲の島・反日キャンペーン」は単に左翼活動であるばかりでなく、実は政財界・富裕層のお墨付きでもあるわけだ。

沖縄の一人当たり県民所得は、全国最低だが、県内総生産は全国38位(05年度)で、所得1000万円超の納税者の割合は10.2%。全国10位(06年度)となっている。

大変な格差ではないか!沖縄マスコミに巣くう左翼運動家、学者、そして沖縄マスコミを持ち上げる本土の「言論封殺魔」などは、決して庶民の味方ではない。既得権益を保守する一部の富裕層の味方であり、体制側の人間なのである。

曽野綾子氏は昭和60年に次のように指摘しています。

「私はかねがね、沖縄という土地が、日本の様々な思想から隔絶され、特に沖縄にとって口当たりの苦いものはかなり意図的に排除される傾向にあるという印象を持っている。その結果、沖縄は、本土に比べれば、一種の全体主義に統一された思想だけが提示される閉鎖社会だなどと思うことが度々あった」

 那覇市役所に勤める高里洋介氏は、沖縄で小林よしのりさんの講演会を開いた方である。高里氏は上司に呼ばれ、講演会のことに言及され、「君については課長に昇進も考えていたけど、ダメだな」と告げられたと言います。

また、兄弟の縁も切れ、実家の仏壇の前にもいけなくなった、という。最近、集団自決に軍命令はなかったことを実証した『暴かれた神話の正体』という本が出た。

その著者の鴨野守氏は、沖縄の思想風土に疑問を呈する記事を書き続けていることに対して、ある現職の教育長から真顔で「怖くないですか?」と言われた。

沖縄では、異論を唱えることを「怖い」と思うのだ。沖縄大学の宮城能彦教授は、「沖縄論」の案内役を務めたために、それまで関わってきた調査研究プロジェクトにいられなくなった。こうして「沖縄タイムズ」「琉球新報」の二紙が作り出す論調に真っ向から逆らう人間は沖縄では排除される。

 

3「集団自決」NHK番組の捏造

 NHKがまたも反日捏造番組を放送した。沖縄慰霊の日の前日、6月22日、『“集団自決”戦後64年の告白』である。番組は、渡嘉敷で集団自決を経験した金城重栄、重明という兄弟を主人公に展開する。この兄弟は、有名な「語り部」である。

この兄弟が隠し続けていた事実を白日の下に晒したのは、大江健三郎裁判の控訴審、福岡高裁那覇支部で行われた出張法廷だった。弟の重明は被告側証人として出廷、もちろん「軍命令があった」と証言するためである。

しかし、原告側はこの証人に関する「爆弾」を用意していた。それは沖縄戦当時14歳の村民の手記だった。

 私は14歳だったが、村の青年達が、死ぬ前にアメリカ兵を一人でも殺してから死のう、斬り込みにいこうと話し合ってね。

行く前に、心残りがないようにと、刃物、本当はゴボウ剣ですが、それで子供は背中から刺し殺し、女の子は、上半身裸にして、左のオッパイを自分で上げさせて、刺したのです。

私は、年が若いし、青年達に比べて力もないから、後ろから支える役でしたよ。私たちは三人一組でね、その一人は今、大学の先生をしています。もう一人は区長、字の世話係りですよ。

この「大学の先生」が当時16歳の金城重明、「区長」が当時18歳の金城重栄なのだ。

原告側代表の質問に、重明はその事実を認めた。手記は更に、年寄りに首に縄を巻いて木に吊るす。この兄弟は、要するに集団自決実行者だったのです。しかし、兄弟は「集団自決は軍命令だった」と“証言”し続けているのです。

重明はさらに重要なことを裁判で証言している。「集団自決」の殺戮を起こした後、重明は米軍の迫撃砲を受け、「指が4本も入るほど」の傷を負った。直ぐに治療を受けなければならない状態だったが、日本軍の医務班には絆創膏しかない。

そんなとき、重明は、なんと、赤松隊長に遭遇したのだ。赤松隊長は、「渡嘉志久に行けば薬はあるはずだよ」と。住民に自決を命じた隊長が、何で負傷した住民に治療を勧めるだろう。重明は、赤松隊長のお陰で生き延びているのではないのか?

 赤松隊長は、戦後、「自決命令を下した」という濡れ衣を黙って着た。「軍命令に従った」ということにすれば、島民に「遺族援護金」が支給されるからである。全国の空襲被害者には一円も出ていない。原爆の被害者さえ、厳しい審査を経て、治療が受けられるだけである。

沖縄の集団自決の遺族だけが特別待遇を受け、その援護金の支給額は、累計で一人一億円にも及ぶという。

渡嘉敷の住民はこう言う。「赤松さんは人間の鑑です。渡嘉敷の住民のために泥を被り、一切、弁明することなく、この世を去ったのです。家族のためにも本当のことを世間に知らせて下さい」

 ところが、NHKは事実を全て隠蔽し、金城兄弟を集団自決の事実を語る唯一の証言者のように扱って番組を作った。しかもその金城重明でさえも「軍命令があった」とまでは明言しないことに業を煮やし、「戦陣訓」を必死に強調し、しまいには本人は言っていないことをナレーションで入れるという捏造を行った。

 「生きて虜囚の辱めを受けず、鬼畜米英、そして手榴弾の音、金城さんにとって、それは自決命令でした」

NHKはこんなインチキまでして、一体、誰のためなのか?

4北方領土返還交渉における裏切り

省略しますが、鈴木宗男と佐藤優の裏切りは取り返しのつかないダメージをもたらしています。私はこれまで、佐藤氏については、『国策捜査』とか『自壊する帝国』などを読んで、大変な人だ、と思っていたのは間違いだったようです。

小林よしのりさんにも、正面から論戦を挑むのではなく出版社に圧力をかけるという左翼の手法を用いているようです。大体、大阪の阪和食品などと組んで狂牛病対策費の詐欺的行為、国有林の木を盗伐した業者を入札に復帰させるように林野庁に圧力をかける、


ODA予算を喰い者にしたような鈴木とつるむことに疑問は感じていましたが。小林さんによればソ連のハニートラップにかかっているとの噂があるようです。
以上
(小林よしのり、『ゴーマニズム宣言・日本のタブー』小学館)
平成21年10月3日

                     ◇

佐藤優氏に関するエントリーの一部を挙げるとこうなる。

敵前逃亡のラスプーチン 佐藤優沖縄講演会

小林よしのりvs佐藤優の大戦争!罠にかかった小林よしのり

 罠にかかった小林よしのり 護送船団方式の沖縄論壇

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演説だけならノッチでも出来る

2009-10-10 07:52:33 | 県知事選

ノーベル賞:オバマ米大統領に平和賞 「核なき世界」評価、対話外交へ指導力
l 【ロンドン笠原敏彦】ノルウェーのノーベル賞委員会は9日、「国際的な外交を強化し市民の間の協力を強めることに非凡な努力を傾けた」として、バラク・オバマ米大統領(48)に09年ノーベル平和賞を授与すると発表した。国際的非難の中で京都議定書から離脱し、イラク戦争を開始したブッシュ前米政権のユニラテラリズム(単独行動主義)を改めて対話と協調を基本とする外交を進め、「核廃絶」を唱えて核軍縮に新たな地平を開いたことが評価された。

 米メディアによると、オバマ大統領は12月10日にオスロで行われる授賞式に出席する。

 現職の首脳への授与は00年の金大中・韓国大統領(当時)以来9年ぶり。米国の現職大統領の受賞は1906年のセオドア・ルーズベルト、1919年のウィルソン両大統領に続いて3人目。元職では、カーター元大統領も02年に受賞している。

 同委員会は授賞理由について「核兵器のない世界」を求めるオバマ大統領の「理想と行動を重視した」とし、こうした理想が軍縮交渉を「力強く後押しした」と述べた。また大統領の外交スタイルが「国際政治の新たな流れを作り出した」と評価。「国連中心の多国間外交が中心的位置を占めるようになった」としたうえで「(創立から)108年間、ノーベル賞委員会が促進しようとしてきたことだ」と絶賛した。

 気候変動問題や民主主義の促進、人権擁護などの面で「米国がより建設的な役割を演じている」のは大統領の「指導力のおかげだ」とも述べ、「より良き未来への希望を与えた」とたたえた。

 大統領は今年4月、プラハでの演説で「核兵器のない世界」を目標に掲げた。今年9月の国連安保理首脳会合での決議に「核兵器のない世界」を求める内容を盛り込むのに尽力した。また、今年7月、ロシアのメドベージェフ大統領と年末で失効する第1次戦略兵器削減条約(START1)に代わる核軍縮条約を締結することで合意した。イラク駐留米軍の11年末までの完全撤退を打ち出し、6月に戦闘部隊を都市部から撤退させた。

 6月のカイロでの演説でイスラム世界との「相互利益と敬意」に基づく関係強化を呼び掛け、核開発を巡りイランとも直接対話を含む交渉に乗り出した。

 一方でオバマ大統領はアフガニスタンへの増派を行い武装勢力タリバンとの戦闘を激化させている。同委員会はこうした問題には触れていない。

==============

 ◆授賞理由の骨子

・核兵器のない世界へ向けた理想と行動を重視した。

・対話と交渉を重視する新たな流れを国際政治にもたらした。

・米国が、気候変動問題でより建設的な役割を果たすようになった。

・民主主義と人権が強化された。

・オバマ氏の国際的政策、理想こそ、ノーベル賞委員会が108年間の歴史を通じて促進しようとしてきたものだ。

                                            ◇

反省だけならサルでもできるが。

演説だけならノッチでも出来る。

「YES,WE CAN」で大統領になり、演説だけでノーベル賞を貰った人物も珍しい。

そういえば、「テロリスト」と呼ばれた男もノーベル平和賞をもらっているくらいだから、演説だけでもらうのもありか。

 

早速本国アメリカではこんなコラムが。

アメリカではこの手のブログの影響力は新聞以上に大きいという。

日本も早くそうなればよいが・・・。

【米国ブログ】オバマ大統領のノーベル平和賞に疑問の声

 2009/10/10(土)05:57
写真を大きくする
  今年のノーベル平和賞が9日、核兵器の全廃に向けた外交を推進し、平和に貢献したとして、オバマ大統領に授与されることが決まった。

  米国のウェブサイト「The Daily Beast」で記者のPeter Beinartは、「ブッシュ前大統領は先制攻撃で戦争を始めたが、ノーベル賞委員会は先制攻撃で平和を目指そうとしたということなのか。既に平和に貢献した人に対し、その功績を称えてノーベル賞が贈られるものだと思っていたが、委員会は方針を変えたのだろうか」と記し、まだ具体的な実績がない中での授与に疑問を呈している。

  また「ノーベル賞は、日の目を見ないところで地道に平和に貢献し、活動に対する人々の関心や資金を本当に必要としている者に対して贈られるべきである。オバマ大統領への授与は、その理念とは正反対だ」と、ノーベル賞委員会に対する批判的な考えを示している。

  最後に「オバマ大統領が賞にふさわしい行動を取っていくことを期待したい。またノーベル賞委員会がこのような間違いを二度を犯さないことを願う」と結んでいる。(編集担当:松井望・山口幸治)

                   ◇
確かに核削減に向かう高邁な演説をぶったことは評価するとしても、まだ就任してから10ヶ月足らずではないか。

せめて任期を終えてその活動結果を見ての受賞だったら、納得できるのだが。

彼が就任直後行ったのは「平和賞」とは真逆のことだった。

オバマは2009年1月23日、パキスタンに対するミサイル攻撃を指示し、攻撃の結果、民間人15人が死亡した(President Obama 'orders Pakistan drone attacks' - Times Online)。

大統領選挙期間中、オバマは「大統領就任後16ヶ月以内にアメリカ軍のイラクからの完全撤退」を公約として掲げてきたが、就任後にこの公約を修正・撤回した。

このように政治家の「宣言」と「実行」にはいつも乖離が伴うもの。

宣言しただけでノーベル賞が貰えるのなら、日本のいたるところに「核廃絶宣言都市」を宣言する市町村が掃いて捨てるほどある。

オバマは来月に訪日する。

せめてそのとき、広島、長崎を訪れて慰霊碑に献花し、原爆投下国としての罪を謝罪した後であれば、その「実行」は「平和賞」に値すると思うのだが、それはありえない話だ。

もっともオバマがノーベル賞のプレッシャーで原爆投下の謝罪を実行したとしたら、それはそれなりにノーベル賞の効力として認めてもよい。

上記の米国ブログの紹介記事では触れていないが、同ブログの記者はオバマのノーベル賞について、次のような必殺の皮肉を放っている。

Perhaps next they’ll start giving Oscars not to the people who have made the best movies of last year, but to the people who have the best chance of making the best movies next year.

(【超訳】ーおそらく次のアカデミー映画賞は、前年の最優秀映画製作者ではなく、最優秀映画を作ると宣言した者に与えられるだろう

そう、ガンの特効薬を発明しなくとも、発明すると宣言すればノーベル賞の対象になるということ。

 

【おまけ】

これで仕事が増える!

ノッチに新しいギャグ。

「大統領、世界から核廃絶出来ますか?」

「YES, WE CAN」

「大統領、普天間基地を撤廃できますか?」

「NO, WE CAN’T」

オバマ大統領そっくりのノッチさんオバマ大統領そっくりのノッチさん

 

【追記】13:10

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
      平成21年(2009年)10月10日(土曜日)
          △△△△△△△△△△△△
  
 飛び込んできた今年度最大のジョーク、オバマ大統領にノーベル平和賞
  次はオサマ・ビン・ラディンが受賞しても不思議でなくなった
                                   ****

 テロリストにノーベル平和賞が与えられたことがある。故アラファトPLO議長だ。
 イスラエルとの和平交渉にのってオスロ合意に至ったのは、弱体化したPLOの最後の選択だった。それ以外、選択の余地はなかった。ラビン、ペレス両イスラエル指導者と三人同時受賞だった。
 それ以前まで米国はしばしばアラファトを「テロリスト」呼ばわりしていた。

 オサマ・ビン・ラディンはCIAの手先だった。
 アフガニスタンからロシア侵略軍を撃退し、米国はパキスタン経由の武器援助をやめ、反ソ活動家への援助も打ち切った。
 政治環境が変わると、かれはテロリストと認定され、世界に指名手配された。
 ならばもう一回転向し、和平交渉に乗ってきたら、オサマだって受賞資格がある。

 バラク・フセインは「核なき平和」を訴えた。
理想を述べたにすぎず、ロシアは同意するそぶり、手をたたいて喜んだのは北京だった。バラク・フセイン・オバマ路線によって、もし米ロが戦略的核兵器を削減すればバランス上、中国の核戦力が突出することになるからだ。
 
 オバマは受賞を聞いて「これは『行動を起こせ』という呼びかけだ」と受け取った。
 ノーベル平和賞が、つぎの国際政治のパラダイムをオバマに強制することになる。露骨な政治的思惑だが、ノルウェー政府の考えそうなことである。もっともキッシンジャーやカーター、スーチー、金大中と、へんな受賞がつづき、もはや「権威」は雲散霧消しているのだが。。

 ロシアが核兵器削減に前向きなのは、じつは「過剰」な在庫の中に旧世代の核兵器(事実上、もっていても仕方がない)からプルトニウムを取り出して、原発原料に回したいからである。

 米国も「過剰」なICBM在庫を削減し、管理コストを下げたい。そうした経済コスト意識が裏面に潜んでいる。
 手放しで喜んでいる人たちは偽善者の本質を、その打算と汚らわしい打算とを軽視するか、無視する。

 ちょうと筆者は福田恒存氏の「文学と戦争責任」を読んでいた(下欄、書評参照)。
 偽の英雄を、現代世界はまたでっちあげた。その人の名はバラク・フセイン。
    

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続・流弾事件は民間住宅地で起きた

2009-10-09 07:56:17 | 金武町流弾事件

今朝の沖縄タイムス社会面の最下段に「強姦致傷で起訴」という見出しの目立たない小さな記事がある。

記事によると、9月16日、那覇市の中学教諭が被害者女性宅の玄関先で顔にスプレーを吹きかけ女性宅へ引きずり込んで犯行に及ぶという極めて悪質な犯罪。

容疑者が中学教諭であり起訴されたということでベタ記事ながら報道しているが、読者の中でこの事件を知っているものが果たして何人いるだろうか。

一方では米兵がらみの事件となると「買春」でも、「ナンパのトラブル」でも、連日一面トップで「米兵強姦魔」を」糾弾するキャンペーンを張る沖縄紙。

おかげで新聞の見出しを真実と信じる沖縄の「女性知識人」達がグアムの国際女性会議まで出かけて、

宮城晴美女史(女性史研究家)などは「沖縄は米兵の強姦魔が徘徊する島」といったウソの情報を世界中に発信している。

世界に飛び出すウソのニュース! 国際女性会議inグアム

二人の不良米兵を擁護する気はさらさらないが、彼らが「強姦魔」だとしたら自宅の玄関先でスプレーを顔面に噴き付け、家に引きずり込んで暴行に及ぶ那覇の中学教諭は「強姦魔」ではなく一体何と呼べばよいのだ。

強姦魔王? いや、王の上の大をつけて強姦大魔王でも足りないくらいだ。

女性識者の皆さん、国際女性会議で沖縄の「米兵の強姦魔」を糾弾するなら、沖縄の「強姦大魔王」のことを論じなければ「大魔王」様に礼を失することになりますよ。

沖縄紙の疑惑の報道について、「金武村流弾事件」についてしつこく述べてきたが沖縄タイムスが社説を書いた。

事件は去年の12月に起きた。

知らせを受けた県警が初動捜査を開始、流弾を米軍実弾訓練所から飛来したものと断定した。

沖縄タイムス 2009年10月08日 社説 

[金武・流弾事件]

真相究明はまだ道半ば


 「金武流弾事件」「県警、基地内立ち入りへ」「関係者も聴取」―7日付本紙1面の見出しを読んで、多くの読者は一瞬、首をかしげたのではないだろうか。

 金武町伊芸区で起きた流弾事件に関連して県警の黒木慶英本部長は、県議会で、基地内への立ち入り調査と訓練関係者の事情聴取を実施する方向で米軍と調整していることを明らかにした。そういう内容の記事である。

 最近の事件ではない。昨年12月に起きた流弾事件の話なのだ。

 事件発生から10カ月たつというのに、今もって立ち入り調査も事情聴取も実現していないというのは、異常というしかない。通常の捜査ではあり得ないことだ。

 立ち入り調査や事情聴取が実現すれば一歩前進には違いないが、まだ「米軍と調整中」の段階で、時期が決まったわけではない。

 仮に実施されたとしても、事件発生からすでに10カ月も経過しているのである。現時点での立ち入り調査や事情聴取が、果たして真相究明にどれだけ役立つのか。

 「遅すぎた前進だ。今、認めるのなら、なぜ事件直後にできなかったのか。区民の精神的苦痛はあまりに大きい」と伊芸区の池原政文区長は米軍への不信感を隠さない(7日付本紙)。

 在沖米海兵隊は4月、訓練との関連を全面否定する最終報告を明らかにしている。だが、最終報告書には重大な「ほころび」があり、うのみにするわけにはいかない。

 昨年12月10日午後、金武町伊芸区の民家の敷地内で、パーンという音がして振り返ったら、白煙が上がっているのを、家人が目撃した。

 3日後の13日午後、その家の乗用車の前部ナンバープレートに銃弾の金属片が突き刺さっているのを見つけ通報したことから事件が発覚した。金属片は、米軍が使用する50口径通常弾「M33BALL」の弾芯と同じ種類だったことが明らかになっている。

 最終報告書は、事件が12月11日に発生したことを前提に論理を組み立てている。11日には実射訓練を行っていない。だから、事件には関与していない―というわけだ。

 だが、県警の調査で事件の発生日が10日であることが明らかになっており、その日に実射訓練があったことも分かっている。米軍もその後、事件発生日に対する認識をあらためた、という。だが、最終報告を撤回したわけではない。事件は依然として謎に包まれたままだ。

 事件は決して幻ではない。パーンという音がして白煙が上がったという目撃証言は重い。県警は、あらゆる手を尽くして真相究明を進めてもらいたい。

 なぜ、立ち入り調査や事情聴取が実現しないのか。鳩山新政権は日米地位協定の問題点を洗い直し、政権公約である協定見直しにつなげるべきである。今ごろ県議会で、立ち入り調査だの事情聴取だの、ちぐはぐな質疑が交わされること自体、主権国家の体をなしていないと言わなければならない。

                   ◇

読者が十ヶ月も前の事件の詳細は覚えていないだろうというタイムスの驕りが「多くの読者は一瞬、首をかしげたのではないだろうか」という冒頭の文に垣間見える。

確かに多くの読者は「何で今頃」と思うだろうが、社説はそこにつけ込んで、あたかも米軍側の捜査妨害にあって十ヶ月もの間事件が曖昧にされているといったタイムスお得意の印象操作記事である。

何度もくり返すが事件は民間住宅地で起きており、基地内で起きたわけではない。

しかも現場検証、証拠物件の押収等初動捜査は県警が行い、早々に犯行は米軍だとの結論を出した。

ところが県警の連絡を受けた米軍の調査団も調査を開始し、「流弾は米軍が発射したものではない」と県警発表と真っ向から対立した。

問題は簡単だ。

被弾を受けた自家用車が被弾した車庫に駐車していた時間が、県警と米軍の調査では一日の誤差があり、その一日のアリバイの差が判断の違いに繋がったわけだ。

>昨年12月10日午後、金武町伊芸区の民家の敷地内で、パーンという音がして振り返ったら、白煙が上がっているのを、家人が目撃した。

事件発生日は、県警と米軍、両者の主張によると、こうなる。 

◆県警⇒12月10日 午後3時ごろ(目撃者証言)

◆米軍⇒12月11日 午後4時ごろ(証言はウソだということ)

米軍は県警の報告を基にしながらも、独自の調査で問題の乗用車が事件現場の車庫に駐車していた時間を、次のように特定している。

駐車時間⇒11日午前零時から13日午前7時30分まで

事件発生(被害者が大きな音を確認)⇒11日午後4時ごろ

米軍がこのように具体的にアリバイ調査の結果を発表しているのに対し、県警も含めてこれに客観的に反論している事実はない。

県警によると、被害者らの情報などから捜査の初期段階で発生日時を10日と特定しているが、たった一人の目撃証言を鵜呑みにして初期の裏付け捜査を怠ったのではないのか。

事件発覚後、米軍に発生日時を随時伝えていたというが、これに対して米軍は証言を鵜呑みにしないで裏付け調査をして、最終調査報告で「事件発生は訓練終了以降の11日」との結論に到ったのではないか。

米軍が目撃者は一人しかいないと事実上の名指しをされている玉城さん(車の所有者の祖母)は、事実上「嘘つき」と言われたことに憤りを示しているし、

儀武剛金武町長も「納得できるまで説明を求めていく」といっている。

にもかかわらず、その後沈黙を護っていたのは結局納得したと言うことなのか。

発生日に食い違い 流弾事件/再三通報 県警10日→米軍11日【04月10日】

ウソつきは誰だ!疑惑の銃弾 メア総領事とコーヒー

「米軍vs県警」疑惑の銃弾大戦争勃発!発生日に食い違い 

複雑そうに見えて問題は簡単だ。

目撃者の証言が正しいか、それともウソだったかと言うことにもなる。

>なぜ、立ち入り調査や事情聴取が実現しないのか

タイムス社説は事件を曖昧にしょうとして、基地内の立ち入り調査を問題視しているが、

問題解明には意見の分かれる「駐車時間」のアリバイ調査が最重要ではないのか。

基地内に立ち入り調査せずとも問題の車が現場に駐車する前の時間帯(11日午前零時以前どこに駐車していたか)を時系列で追っていけば複数の証言者も出てくるだろうし、県警、米軍、どちらが正しいか容易に解明できたはず。

民間住宅地で起きてこれだけマスコミが騒いだ事件なら、県警の調査を待つまでもなく沖縄タイムスでも聞き取り調査は出来たはずだ。

それを十ヶ月も経過して「基地内立ち入り調査」しても一体何の意味があるというのか。

そうそう、一つ書き漏らしたが、社説では何故か触れていないが唯一人の目撃者(車の所有者の祖母)である最重要証人は既に亡くなっているとのこと。

これでは正に死人に口なしで、真相は藪の中という可能性もある。

本件は国会で日米間で「政治決着」をつけたが、あれだけ騒いだマスコミとしては無意味な「立ち入り調査」でもして、

「事件」をうやむやにしたまま、

「地位協定」の嘆き節で幕を閉じたいのが社説の真意だろう。

 

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