ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

暗闇に提灯

2008-04-18 17:01:43 | つぶやき
米国で、実際に使用されていたナンバープレートを
リサイクルして、細部に斬新なアイデアを取り入れ、
さらに有名なアーテイストのイラストを用いて作られている
ロハスなバックがある。

その名も「プレートバック」。

日本では、一部の百貨店などでしか取り扱いがなく、名古屋での
常設店は先日、名古屋、アスナル金山にオープンした、
「アスパラ名古屋店」が始めてとのこと。こんな小さな店に置いても
良いのか、というような感じだが、友人のツテというのは時に大変
ありがたく、また心強いものである。しかし、どんなすばらしい商品も、
結局は生かすも殺すも、販売する店次第であろう。
そう心得たいところである。

また、本日は、わざわざ東京から友人が訪ねて来てくれた。
会うのは約2年ぶりである。この友人とは、20世紀の終わりの頃、
ニュージーランドのセーター屋さんで少しの間アルバイトをしていた頃の
先輩である。彼女は当時、ワーキングビザで働くその店の社員であり、
またその店のトップセールスレディーでもあった。
当然、日銭稼ぎ感覚の私などとは、仕事に対する心構えが決定的に違っていた。
こちらとしては、そのようないい加減な気持ちを必死に隠そうと、
表向き一生懸命やるふりを取り繕っていたのだが、後で聞いたところ、
どうやら完全にバレていたようである。私のアカデミー賞張りの演技を
見抜くとは、なかなか人を見る目は確かなようである。
そんな彼女も数年後には帰国して、今は結婚もし、今年の夏には赤ちゃんが
生まれるそうである。ぜひ、無事に元気な赤ちゃんを産んでいただきたい。

この頃は、1日があっという間に過ぎていく。歳を重ねれば重ねるほど
時間の経つのが早く感じるもの,とは良く言ったものだが、子供の頃は、
自分が大人になる日などは、永久に来ないように感じていた。
それが、20歳を超えた頃から加速しはじめ、30を超えたらすぐ50、
てな感じである。
時々、そんなことに、ふと不安のような感覚を覚えるのだが、そんな時、
昔の友人と久ぶりに話すと、暗闇に提灯を見たくらいのささやかな安堵感を
覚えるものである。

きっと、友人とはそんなものなのだろう。


コメント