ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

ベスト

2013-06-02 21:33:29 | 時事(海外)
明日は久しぶりに休みが取れそうである。

まずは、とにかく目が覚めるまで寝たい。そしてどこかに出かけようと思う。
すると、再び疲れそうな気もするが…。

今、日本にはアフリカにあるほとんどの国のお偉いさんがやってきて、アフリカ
開発会議なるものをやっているそうである。で、結構な額を援助や支援という名
目で提供したそうである。中国に出遅れて焦っているのかどうかは知らないが、
そういう日本の足元を見られて、援助の陳情合戦になっているのではないかとい
う気もしている。

もう10年以上も前から、アフリカ援助は中国の牙城である。

また、中国にもアフリカ人がたくさん来ている。私が度々行く、華南の空港では
いつもエチオピアやケニアといった国の機体を見かけるし、中国の航空会社の中
には南部アフリカのアンゴラにまで路線を持っている会社もある。アンドラでは
ない。アンゴラである。おそらくアフリカの中でソマリアに次いで入国が難しい
国だ。当に内戦は終わったが、外国人になかなか門戸を開かない国で有名である。
そのような国にも直行便を飛ばすなんて、いかに中国人がアフリカ中に入り込んで
いるのかという実証である。

別に日本は中国に張り合う必要などないし、ましてや札束合戦などこんなにアホら
しいことはない。そうではなく、日本なりの理念と独自のアプローチを打ち出せば
いいのだ。中国は内政不干渉という一見格好良いお題目を持っているが、中国式援
助は金も出すが、人も中国から呼び寄せ、あげくに村のようなものを作り、そこに
中華食堂や雑貨屋などを開店し、地元にあまり金が落ちない仕組みとなっているこ
とも多い。日本は日本でこれを反面教師でひと味違った形でやればいい。
とは言っても、援助って難しいのだろうけれど…。

しかし、日本もせっかく援助してもアピール下手で地元民にあまり浸透しているよ
うには思えない。アフリカを訪れると日の丸マークの入った日本が寄付した車両や
建物や橋などのインフラ設備周辺には日本援助の看板を度々目にするが、朽ち果て
ていることも多い。

やってあげても、感謝されないのであれば…ということではないけれど。

しかし、多くのアフリカの国々は今も独裁や汚職、腐敗にまみれている。そういう
国々にとって、似通った中国のような国が援助するのが本当はお互いにとってベス
トなのかもしれない…。



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