ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

紐づけ…

2020-06-07 21:19:40 | 時事(国内)
マイナンバーと銀行口座の紐づけが始まる…。

10万円給付を理由にこの議論が加速してしまったのは、政府にとってはラッキーだったと思う。けれど、私たちにとっては疑問だ。所詮、紐づけは全国民の資産の把握だからで、それ以外にほとんど意味がないからだ。それがたった一度の10万円給付が早いとか、遅いとかで、なんとなく紐づいていたら便利だということで決まってしまうのは、残念、極まりない。

そもそもマイナンバーシステム自体が、私にはとても不可解である。私はまだマイナンバーカードを持ってない。しかし、マイナンバーはある。これは申請したわけではなく、勝手に付与されたものだ。ただそれは紙に書かれた状態のもで、いわゆるマイナンバーカードではない。

しかし、この紙とカードの違いが、私にはさっぱり分からない。番号が必要なときには、この紙をコピーして送ったり、あるいは実際に窓口で見せたりする。その場合には、カードは不要のようだ。いったいカードはどういう時に必要で、どういう風に便利なのか、ときどき話題にはなるが、要するに理解不能なのだ。これまでカードがないから、手続きができなかったことはないわけで、それなら必要不可欠ではないということになる。では、どうして…と考えると、このカードを製作する会社がどこかの天下り先企業ではないのか、などとつい悪い方向へ考えてしまう。

今回の給付では、より便利だということでオンライン申請を設定したら、大混乱になってしまった。確認のために、紙の書類と突き合わせてチェックするなどということは、カードレベルでのチェック機能が、機械化されていないということになる。こうやって素人でも疑問に思うわけである。本当に一体、何のためのカードなのか良くわからない。

国民の全資産を把握するということは、政治家や裕福な人たちの資産も透明になるということで、それはそれで悪いことではない。ただ国民にそれを強いるのであれば、税金の使い方にも透明性がないといけない。

今回の持続化給付金の委託業者やアベのマスク、そしてGo Toキャンペーンにしろ、委託業者に支払う金額が大き過ぎる。利権や天下り先などの関係なんだろうけれど、本当に無駄だ。

残念だが、日本のダメさがこんなところにも表れている。
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