国土の3分の1が、なんて聞くと災害というより国家の危機に近いのかなと思う。
ネット動画で川に流されながらマイクを持ってレポートする映像があったのだが、あれはやらせかユーチューバーか、なんだったんだろう?南アジアで洪水というとバングラディッシュを想像してしまうが、隣のインドもその隣のパキスタンでもちょっとでも激しい雨が降ると、道路脇に排水溝などがないから、膝くらいまでの冠水はちょっ中起こっている。この辺りを旅行した時も、この3カ国で共に冠水を経験している。そうでなくとも道にゴミや動物の糞、時に人糞などが溢れかえっているこれらの国で冠水してしまうと、それはもう汚水なんてもんじゃない水の中を歩かなくてはならなくなる。サンダルを履きパンツを膝までまくり上げて歩くことになるのだが、足に切り傷などがあると、破傷風にならないかなとか要らぬ心配をしてしまうほど。
今回のパキスタンの洪水はそんな規模ではなく、大災害レベルの話なので汚いとかそんなことを言ってる場合ではないけれど、水が引いた後に漂う匂いとか、多少なりともまん延するだろう病気も気になるところだ。日本でのパキスタンのイメージは昔も今もあまり良くない。いや、かなり悪い部類入るだろう。貧困だけでなく治安が悪いと思われているせいもあるかもしれない。実際はそうでもないのだが、インドにはあれだけいる旅行者がパキスタンに入るとグッと減る。東の隣国バングラも同様だが、バングラに比べて観光資源もたくさんあるのに、そういう意味ではイメージの悪さで観光ではあまり金が落ちない。随分損をしていて気の毒だなと思う。
ちなみに私のパキスタンのイメージは痴漢の多い国。このひと言に尽きる。しかも男に対しても、平気で尻なんかを触ってくる。特にカラチの市場などの人混みを歩くと、すれ違い様に触ってくる。最初は気のせいかと思ったが、何十回もされると誰でも気がつくもの。終いにはムカついて喧嘩になったことも何度もあった。若かったし髪を伸ばしていたせいもあるかもしれないが、同じイスラムのバングラでは全くなかったので国民性かもしれない。当時のラホールの安宿では部屋に置いてあるクローゼット背中の板が閉開式で隣の部屋に繋がっており、夜中に宿のオヤジが忍び込んできて、若者なら男女構わず襲われるという噂が広がっていた。あれほどに痴漢が多いところだから充分、あり得るなと思った。今はもうそんなことはないのかなと思いたいけれど…。
あまり報じられないが、日本はパキスタンから綿花を輸入している。その規模はインドに次ぐほどで、今回のこの洪水でパキスタンの綿花のおよそ半分くらいが流されてしまっているとのこと。今後、市場での綿花の価格の上昇と取り合いが始まり、これまたアパレル製品の値上がりに繋がるだろうと言われている。
温暖化のせいももちろんあるだろうし、無作為に川から農水を引いてとか、根本的な問題は様々なのかもしれない。治水に回す予算もないし援助した金は、確実にそれに使われるとも限らない。途上国の問題は、掘り起こせば根が深いなと。
インドを共通の敵とすることで仲が良い中国には、こういう時こそ頑張っていただきたい。
ネット動画で川に流されながらマイクを持ってレポートする映像があったのだが、あれはやらせかユーチューバーか、なんだったんだろう?南アジアで洪水というとバングラディッシュを想像してしまうが、隣のインドもその隣のパキスタンでもちょっとでも激しい雨が降ると、道路脇に排水溝などがないから、膝くらいまでの冠水はちょっ中起こっている。この辺りを旅行した時も、この3カ国で共に冠水を経験している。そうでなくとも道にゴミや動物の糞、時に人糞などが溢れかえっているこれらの国で冠水してしまうと、それはもう汚水なんてもんじゃない水の中を歩かなくてはならなくなる。サンダルを履きパンツを膝までまくり上げて歩くことになるのだが、足に切り傷などがあると、破傷風にならないかなとか要らぬ心配をしてしまうほど。
今回のパキスタンの洪水はそんな規模ではなく、大災害レベルの話なので汚いとかそんなことを言ってる場合ではないけれど、水が引いた後に漂う匂いとか、多少なりともまん延するだろう病気も気になるところだ。日本でのパキスタンのイメージは昔も今もあまり良くない。いや、かなり悪い部類入るだろう。貧困だけでなく治安が悪いと思われているせいもあるかもしれない。実際はそうでもないのだが、インドにはあれだけいる旅行者がパキスタンに入るとグッと減る。東の隣国バングラも同様だが、バングラに比べて観光資源もたくさんあるのに、そういう意味ではイメージの悪さで観光ではあまり金が落ちない。随分損をしていて気の毒だなと思う。
ちなみに私のパキスタンのイメージは痴漢の多い国。このひと言に尽きる。しかも男に対しても、平気で尻なんかを触ってくる。特にカラチの市場などの人混みを歩くと、すれ違い様に触ってくる。最初は気のせいかと思ったが、何十回もされると誰でも気がつくもの。終いにはムカついて喧嘩になったことも何度もあった。若かったし髪を伸ばしていたせいもあるかもしれないが、同じイスラムのバングラでは全くなかったので国民性かもしれない。当時のラホールの安宿では部屋に置いてあるクローゼット背中の板が閉開式で隣の部屋に繋がっており、夜中に宿のオヤジが忍び込んできて、若者なら男女構わず襲われるという噂が広がっていた。あれほどに痴漢が多いところだから充分、あり得るなと思った。今はもうそんなことはないのかなと思いたいけれど…。
あまり報じられないが、日本はパキスタンから綿花を輸入している。その規模はインドに次ぐほどで、今回のこの洪水でパキスタンの綿花のおよそ半分くらいが流されてしまっているとのこと。今後、市場での綿花の価格の上昇と取り合いが始まり、これまたアパレル製品の値上がりに繋がるだろうと言われている。
温暖化のせいももちろんあるだろうし、無作為に川から農水を引いてとか、根本的な問題は様々なのかもしれない。治水に回す予算もないし援助した金は、確実にそれに使われるとも限らない。途上国の問題は、掘り起こせば根が深いなと。
インドを共通の敵とすることで仲が良い中国には、こういう時こそ頑張っていただきたい。