ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

下世話な大騒動

2024-02-07 20:47:59 | 時事(国内)
「毎日かあさん」の家が大変そうだ。

サイバラ氏、娘、その友人、皆言ってることが違う。この友人が勝手に週刊誌に話をして…というのが、ことの発端ならちょっとお節介過ぎるかも…。で、この娘さん、離縁し、しかも亡くなっている父親姓を名乗っているのも良くわからない。週刊誌は十分な取材のもと、過分な憶測を加え、さらにいくつもの想像をプラスして書いているから単純に鵜呑みにしてはいけない。とはいえ、これって単に親子の問題でもあり、まぁどこの家にも大なり小なりある、という話なんじゃないかと思ったりもする。
それでもあの「毎日かあさん」の裏で、書かれているように娘さんが苦悩していたとしたら、全く笑えないし、作者のサイバラ氏の印象は地に堕ちることになる。つまりサイバラ氏が毒親かどうかっていう、これが問題の核心だ。

子は親をよく見ている。幼い子でも、思いのほか冷静に見ていたりする。今は虐待や毒親についての情報はいくらでもあるから、それに当てはめて見れば自分の親が正常な範囲か否かの判別はおおよそ付いてしまうし、そこから脱する方法論や相談窓口も情報としては簡単に手に入る。けれど、例えその環境から抜け出したとしても、それだけで問題は解決することはない。それまでの心のキズは完全に癒えることはないし、トラウマのように事あるごとに続いたりする。おそらく記憶のある限り続くのかもしれない。

それを思うと、つくづく毒親に成り果てるのは罪深いことである。
例え自覚がなくても、我が子の人生を棒に振ってしまうこともあるし、時には死に追いやってしまうこともある。サイバラ氏が毒親である確証はない。現時点では娘さんからの告発もない。それでも全てが作り話というのも無理があるように思う。

ここはひとつ、事実婚の立場で継父に当たる高須クリニックに客観的な判断をしてもらうと良いんだけど、この人も完全否定だから、それはちょっと期待できない。せめて「グレーです…」くらいにジャッジしてくれれば、彼の株はもっと上がる、と思う。

もっとも、真実は娘さん次第である。

毒親は子供を懐柔する術を知っている。書かれているような過去が本当にあったとしても、今現在、一時的なものだとしても和解できていれば真実は闇の中だ。それでも毒親、基本、最後まで改心することはない。

次のサイバラ氏の連載はフィクションを謳ったうえで、「毒親かあさん」はどうだろう?
想像力だけでも、彼女なら面白く書けそうだ。

もちろん、娘さんの了解も得たうえでの話である。
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