ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

十五三一

2024-02-12 19:28:22 | 時事(国内)
家族皆で風邪…。

辛うじて私だけが発熱一歩手前状態。寝込むまではいかないので、終日、どこへも行かず確定申告の準備をしてほぼ終えた。消費税はインボイス分の3か月との区分けが面倒と言えば面倒だったが、元々課税業者の申告自体は特に何も変わっていない。それにしても民間人には、「あれやれ、これやれ…」と、次から次へと制度を変え、指図してくるくせに政治家への非課税特権は腹立たしいことこの上ない。年間10億円の資金を一体、どうやって使ったのか明確にしていない二階さん。仮に書籍代を含めて、そのうちの半分とか3分の1を政治資金として使ったとしても、残った分は雑所得として計上しないといけないし、また課税対象にもなる。正確に使用した分を証明できないのなら、金額も大きいので間違いなく税務調査が入ってもおかしくない。政治団体への税務調査の実調率なんて公表されていないけれど、政治家へはうかつに手が出せないんだろうなと思う。

昔から十五三一(とおごおさんぴん)という俗語がある。これは、各業界が税務当局に収入を正確に把握されている割合を示すもので、サラリーマンは10割、自営業者は5割、農業は3割、政治家は1割の収入を税務当局が把握しているという意味である。なかでも政治家は収入の1割しか把握されていない、ということは、1億円収入がある人でも1千万円の収入にしか税金がかかっていないことになる。多少大げさだが、それでも政治家がとても優遇されているのは昔から言われていること。まぁ、今でもつくづくそうなんだなと…。

政治家の様々な既得権益を制度を変えるには、まず法律を変えないといけないけど、その法律を作るのは政治家だから、まずこの政治家への制度変更の部分だけは例外的に第3者委員会などで変更できるようにしないといけない。でもその制度を作るに当たっても、その前段階でおそらく政治家が関わるわけだから、そうなるとのらりくらり交わさるのがオチだ。

つまり、結局は何も変わらないということ。

権力に対して、私たちは無力である。

これもずっと変わらないことで、これからもおそらく変わらないこと…。

残念…。


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