ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

抗日テーマパーク

2012-10-24 21:48:37 | 時事(海外)
八路軍といえば中国共産党軍、いわゆる紅軍の通称である。

そして、その八路軍の拠点があった中国山西省、武郷郡に来場者が八路軍や
旧日本軍の兵士に扮して遊ぶというテーマパークがあるとのこと。

場所が場所だけに外国人はなかなか訪れないようだが、中国人はオモチャの武
器を手に、俳優の扮した旧日本軍や八路軍の兵士たちとRPGのようなアクション
プレイを楽しんでいるとか…。

ちなみに来場者は旧日本軍と八路軍兵士の扮装を選択できるそうである。
パフォーマンスには、銃剣で切り殺したり、機関銃で射殺したりと本来なら
とても子供には見せられないような内容が満載らしいのだが、そこは反日教育
なら愛国無罪で何でも許される中国である。子供から大人まで皆、大いに楽し
んでいるそうである。

もし、このようなところに、ふらっと日本人が行ったらどうなるのだろう?

おそらく半強制的に日本人兵の役をやらせられて、皆に寄ってたかって切られ
たり撃たれたり、時には本気で蹴られたり殴られたりするかもしれない。

覗いてみたい気もするが、やっぱり怖くて行けないような気もする。

先月だったか、中国で起こった暴動のさなか、日本車に乗った中国人が暴行を
受けて半身不随になった事件があった。犯人はその後捕まったが、暴行した理由
を問われ「幼いころからテレビでやる抗日ドラマが好きで、良く見ていたこと。
日本人は悪人で嫌いだった…」などと答えており、結局、反日教育が巡り巡って
同じ中国人をも傷つける結果になってしまった事件だった。

幼いころから刷り込まれた記憶は、なかなか消えないものである。

そのうち、日本のテレビがバラエティー番組として、お笑い芸人に潜入させて
レポートさせるなんていうことで紹介されるかもしれない。

しかし、笑えるけど笑えない番組になりそうな気もする。

CENTER>

コメント    この記事についてブログを書く
« 理解と運命 | トップ | 想像 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿