ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

優秀な人

2007-12-03 17:45:53 | つぶやき
「優秀な社員を辞めさせない方法」というのが、今ネットで
話題となっているらしい。

以下が、その「優秀な社員を辞めさせない方法」の
16の方法である。

1. 企業文化を正しく伝える
2. 規律の範囲内で自由を与える
3. 多様性を大事にする
4. 良き企業市民であること(コーポレートシティズンシップ)
5. 正しく褒める
6. 福利厚生で工夫
7. 従業員のニーズは変化する
8. 偉大な従業員は偉大なリーダーの下に集う
9. 定期的な面接
10. 最も仕事がしやすい環境を整える
11. 仕事/プライベートのバランス
12. 休暇をとるようにしつこく迫る
13. 雇用主と従業員の間に信頼関係を
14. 雑草を排除する(使えない従業員は切る)
15. 新人発掘
16. 季節毎に大切に思っている事を伝える

当然のことばかりのような気もするが、実際に全てを実践できている
経営者などは皆無であろう。

そしてこの筆者は、こうも言っている。(一部抜粋)

「多くの社長はビジネスのルールが変わったことに気がついていない。
昔はお客様が神様だったが、最近は従業員を満足させる事で従業員が
より良いサービスを提供して顧客を満足させるということが求められる」

うーん。なるほど。
要は、自分が従業員だったら経営者に何をしてほしいか、ということを
まず考えて、それをできる範囲で実践してみる。ということではないのか…。

私がまだサラリーマンだった頃、会社での評価は結して優秀な社員では
なかったはずである。5時から男や宴会部長的な立場ではなかったが、
いつも控えめでささやかに仕事をさせていただいていた。当然サービス
残業も控えめにやるほうで、足音を立てずにいつの間にか退社している
その技は、社内での評価も高かったと記憶している。

話はずれたが、会社というところには、実にいろいろな人がいるものである。
優秀な人、至って普通な人、そして駄目な人もいる、それが現実の会社である。
それはたとえ一流企業と呼ばれる会社でも同じであろう。そして会社には
優秀と呼ばれる社員よりも、圧倒的にその他大勢の普通の社員の方が多いので
ある。

従って、経営者は優秀な社員を辞めさせない方法に腐心するよりも、
圧倒的多数の、普通の社員の底上げに力を注いだほうが会社の発展に
繋がると思うのは、私だけであろうか…。


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