ミャンマーチーク屋さんのわが道を行く

日々の出来事と旅と愚痴と文句を勝手に語る日記。

超絶後悔

2025-01-11 13:39:56 | つぶやき
昨日、馴染みのお客さんがやって来て「今年の4月にピースボートに乗ることにしたの…」と、パンフレットを持ってやってきた。

そういえば、コロナ禍前までは商店の扉にピースボートの張り紙が貼ってあるのを度々見かけていけれど、最近は目にすることが無くなったなと。いや、あるところにはあるのかもしれないけど、あまり見かけなくなった気がする。見せてくれたパンフレットにはコースの詳細と船室の案内などが載っていた。神戸か横浜発で107日、最低で200万円くらい。コロナ禍前までは最低額で130万円程度だったらしいが、今は円安とインフレで随分、値上げになっていた。お客さんは70代の独り身の方なので1人で参加するらしく、2人の相部屋というところを希望しているという。ルートは日本を出ると中国(深圳)シンガポール、インド(コーチン)を経て、スエズ運河を通って南欧と北アフリカに立ち寄り、ポルトガルを回って北欧とアイスランドを経て大西洋へ、その後ニューヨーク、パナマ運河を通過してメキシコ、カナダ、最後はアラスカから日本へという世界一周のルートだったと思う。多分…。

こうやってピースボートの案内を見るのは初めてだった。またそれぞれの寄港地で降りて観光に連れて行ってくれる分はオプショナルで加算される仕組みなんだとか。あとはビザ代とか船のポートチャージなどという名目で12~13万円かかる。びっくりしたのが、チップ代として18万円ほどを別途支払うようになっている。チップって心づけのはずで、何かをしてもらった対価として支払うもののはず。それを前もって強制徴収されるのってどうなんだろうと、ちょっと疑問に思った。それともクルーズ船とか、船旅ってそういうものなのかな…?
支払総額は今の時点で250万円くらいで、これからオプショナル分を追加するつもりで、最終的には300万近くになるかも…と言っていた。

仮に300万円を107日で日割りしてみると、1日およそ28,000円。3食付いて、連日様々なイベントやカルチャー教室なども催される。通常のクルーズ船なんかと比べてどうなのかわからないが、聞くところによると参加者の平均年齢は意外と若く20代から30代が中心で、あとは年配者もチラホラという程度だという。私はこの手にはまったく興味は持てないが、それでも70代のおばちゃんにとっては、大冒険なんだろうと思う。しかも長年の夢だったらしいので、とてもうれしいそうだった。夢が叶う、ちょっと手前の今が、もしかすると一番楽しい時期かもしれない。こういう前向きな人を見ていると、こちらもちょっと幸せな気分になる。

「もう、あと何年元気でいられるかわからないからね、やりたいことはやっておこうと思って…」と、言って帰っていった。帰った後、「やりたいことは、やっておく…」という言葉が頭の中に残った。

というのは、今、ちょっと後悔していることがあるからだ。昨年11月にスカンジナビア航空の100マイルキャンペーン、あれやっておくんだったなと、今、超絶後悔している。年末までの1カ月半の間にスターアライアンス15社にマイル加算運賃で乗ることを条件にもれなく100万マイル貰えるという、近年に稀にみる規格外のキャンペーンだった。最近トライした人の日記やレポートが掲載されているのを、時々見かける。最短9日間でやり遂げた人もいる。短い日程で完了しようとすればするほど機内泊ばかりになり、疲労でクタクタになりながらも目指すは100万マイルということで、それでも皆、結構、楽しそうだった。どうせ先月はあまり仕事しなかったわけだし、50~60万円の予算で2週間以内で完了する日程ならやれなくはなかっなと…。100万マイルなら今後、3人分の旅先の飛行機代を浮かすこともできたわけだし、基本、座席に座ってるだけだし、横になって寝れない苦痛の対価とすれば、ゲーム感覚で面白いし、かなりお得だったなと今さらながらに思った次第。

「やりたいことはやっておく…」

今後は、迷ったらやる、を肝に銘じたい。

風邪は結局、発熱までは至らず、2日目から正月休みでなまった体を動かしにジム通いを再開した。昨日は7キロ、今日は8キロ走って終了。

ちょっと足首が痛い。

やっぱり、年齢には勝てないを実感している。


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