十勝岳で一時的な火山性地震の増加が有ったようです。
過去の火山性活動についても合わせて次の通りです。
引用開始(一部抜粋)
https://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-925.html
十勝岳で一時的な火山性地震の増加
16:09
十勝岳では、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。気象台は今後の火山情報に注意するよう呼びかけています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%8B%9D%E5%B2%B3
噴火史
安政噴火・明治噴火
十勝岳の噴火が歴史に登場するのは1857年(安政4年)のことである。この年、松田市太郎なる人物が石狩川水源踏査の帰途に十勝岳に登頂したとの記録があり、この中で硫気活動についても触れている。松浦武四郎は6月2日「山半腹にして火脈燃立て黒烟刺上るを見る」と記している。
1887年(明治20年)の噴火は黒煙を噴出し、周辺に降灰したと記録されている。
大正噴火
1923年、溶融硫黄の沼を出現させ活動を再開した。 1925年2月頃より小規模な噴火を繰り返していたが次第に活発化し、1926年5月からは小火口を形成するなど大規模な噴火が発生した。
(中略)
1983〜1987年
群発地震と小噴火を繰り返す。
1988〜89年噴火
1988年 群発地震を繰り返し、12月62-2火口から小噴火。
1989年 小噴火、群発地震の発生を繰り返す。火砕流、火砕サージ(火砕流の先端部で発生する高温ガス流、熱雲)の発生を確認。周辺140kmにわたり降灰。美瑛町、上富良野町の住民約300名が一時避難。3月以降、群発地震を伴いつつも噴火降活動は沈静化。
この噴火により1990年(平成2年)まで入山禁止となった。
1997年以降
空振を伴う火山性地震や噴気を観測するが激しい噴火活動は観察されていない。2004年2月と4月には有色噴煙や振幅の小さな火山性微動を観測。2012年8月および2013年6月には大正火口で発光現象が観察されている[12]。2014年12月、気象庁は噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた[13]。
引用終了
また関東大震災の1923年とその周辺年が出てきましたが、それ以外の期間でも火山性活動の活発化は少なくない点で霧島連山と同様です。
1923年からの活発化は1887年以来のようですから、当時は36年ぶりの活発化だったと言う事になります。
多少年数は違いますが、少なくとも20年以上のほぼ静穏期の後に活発化し始めた時に関東大震災が発生した事になり、今後もし2004年よりも活発化すれば、それは1997年以降のほぼ静穏期から約21年ぶりとなるわけでやや似る事になって来る、と言うのが気になります。
現状では活発化確定とまでは行っていませんので今後の動向に注目と言う所でしょうか。
ただ仮に活発化したとしてもサンプル数がたかだか2回では傾向確定とは行かないのかも知れません。
過去の火山性活動についても合わせて次の通りです。
引用開始(一部抜粋)
https://news.goo.ne.jp/article/tenkijp/nation/tenkijp-925.html
十勝岳で一時的な火山性地震の増加
16:09
十勝岳では、一時的な火山性地震の増加や継続時間の短い火山性微動が観測されています。気象台は今後の火山情報に注意するよう呼びかけています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%81%E5%8B%9D%E5%B2%B3
噴火史
安政噴火・明治噴火
十勝岳の噴火が歴史に登場するのは1857年(安政4年)のことである。この年、松田市太郎なる人物が石狩川水源踏査の帰途に十勝岳に登頂したとの記録があり、この中で硫気活動についても触れている。松浦武四郎は6月2日「山半腹にして火脈燃立て黒烟刺上るを見る」と記している。
1887年(明治20年)の噴火は黒煙を噴出し、周辺に降灰したと記録されている。
大正噴火
1923年、溶融硫黄の沼を出現させ活動を再開した。 1925年2月頃より小規模な噴火を繰り返していたが次第に活発化し、1926年5月からは小火口を形成するなど大規模な噴火が発生した。
(中略)
1983〜1987年
群発地震と小噴火を繰り返す。
1988〜89年噴火
1988年 群発地震を繰り返し、12月62-2火口から小噴火。
1989年 小噴火、群発地震の発生を繰り返す。火砕流、火砕サージ(火砕流の先端部で発生する高温ガス流、熱雲)の発生を確認。周辺140kmにわたり降灰。美瑛町、上富良野町の住民約300名が一時避難。3月以降、群発地震を伴いつつも噴火降活動は沈静化。
この噴火により1990年(平成2年)まで入山禁止となった。
1997年以降
空振を伴う火山性地震や噴気を観測するが激しい噴火活動は観察されていない。2004年2月と4月には有色噴煙や振幅の小さな火山性微動を観測。2012年8月および2013年6月には大正火口で発光現象が観察されている[12]。2014年12月、気象庁は噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げた[13]。
引用終了
また関東大震災の1923年とその周辺年が出てきましたが、それ以外の期間でも火山性活動の活発化は少なくない点で霧島連山と同様です。
1923年からの活発化は1887年以来のようですから、当時は36年ぶりの活発化だったと言う事になります。
多少年数は違いますが、少なくとも20年以上のほぼ静穏期の後に活発化し始めた時に関東大震災が発生した事になり、今後もし2004年よりも活発化すれば、それは1997年以降のほぼ静穏期から約21年ぶりとなるわけでやや似る事になって来る、と言うのが気になります。
現状では活発化確定とまでは行っていませんので今後の動向に注目と言う所でしょうか。
ただ仮に活発化したとしてもサンプル数がたかだか2回では傾向確定とは行かないのかも知れません。