快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  今度の満月とその前後期間をどう見るか 

2018-06-27 19:10:24 | 地震 津波
 明日は満月。
 今年7月と8月の満月は年間最小満月かそれに準じる小さな満月、そして今月と9月の満月もどちらかと言えば小さな満月です。
 通常ならば満月とその前後は5~6日位をどちらかと言えば要注意期間と見ていますが、今月から9月までの満月は月齢によるトリガーに限れば、ですが満月トリガーとしては小さい方なので、満月とその前後3~4日程度をその該当期間にしても良いのではないかと見る考え方は有ります。
 しかし一方で以前から何度か書いて来た通り、有るエリアでM7以上の地震がもう2年2ヶ月以上空白期となっている事、そしてもう一つ、今年5月31日の記事、サブタイトル「M7以上の地震 あるエリアの頻度比率が低いのをどう見るか」で書いた通りの情況ですので、この空白期や低頻度期間は果たしていつ、何処で終了するのか?と言う状況である以上、小さい満月とその前後期間であっても今回はどうも油断はできないのではないか、と思っています。

仕組みとアプローチ -  活断層に関する対極的な基本思想とその原理

2018-06-27 00:38:22 | 地震 津波
 前回の記事で書いた事に関連します。
 活断層についてはその考え方については少なくとも二つのものが有り、それは「対極的な基本原理とその思想」でもあります。
 ではその「対局する基本思想とその原理は何か?」 と言うと、それは人間の体で言うと次の通りです。
 「骨折した部分は治癒が十分でなければ、また骨折しやすい。しかし一方で骨折した部分は治癒が十分になった場合にはそこの骨が太くなり、仮にストレスがかかった場合にはかえってその周辺部に負担がかかって骨折しやすくなる。」
 これを活断層や地殻の世界で表現するとこうなります。
 「既に認識されている活断層はその後も動く可動範囲が仮に十分有るのであれば、今後もそこが更に動く可能性は有るのかも知れない。なのでその活断層での地震は今後も有り得る。しかしその活断層が過去の地震などで動く可動範囲が既に限界に達していれば、もうそれ以上は動けないか、動くには更なる相当なストレスが必要な為、仮にそれまで行かない力がかった場合、その負担領域はその隣接域や関連域に移るのであって、今まで活断層と言われなかったエリアになる可能性は有る。」
 かくして「これまで活断層と確認されていなかった場所で震源となり地震が発生して新たな活断層となるケースが少なからず有る」、と個人的には考えています。
 この原理によればですが、目立つ地震が現実に発生してから、「実は知られざる活断層が有った」とか言う論理構築が多い事には疑問です。