また謎かけしたような言い回しをしておきながらいきなりこう言うのも何ですが、大阪府北部の地震前兆についてこれと言った決め手となるものは特に確認できていません。
ですが当ブログでは「地震が無いの地震の前兆」と言う旨の記事や「突っかえ棒の交代理論」についての記事を以前に書いています。
これらから考えると、兵庫県南部地震や中越地震でこれらエリアの突っかえ棒が外れればその隣接、或いは周辺地域に力がかかって今度はそこの突っかえ棒が外れる、と言う事で当然だったのかも知れません。
しかし大阪府北部の地震についてはあまり確率として大きくは見ていませんでした。
過去の記録では慶長伏見地震などは有りますが、大阪は京都に比べれば記録としては多くないからです。
以前の記事で何度が引用して来た資料では京都やその周辺での地震がかなり多く有り、それに比べて現在がかなり少ない事は以前から気にかかっていました。
ですが何も起きていないのに、大阪北部を含む京都とその周辺エリアの地震について可能性を言うのも気が引けるので特に記事にしていない内に今月の地震となってしまいました。
多少は書けば良かったのかとも、と今になって思う事も有りますが、それは結果論です。
参考程度に昔の京都エリアの地震についての資料を挙げておきたいと思います。
引用開始(一部抜粋)
http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen02.htm
1363(貞治 2)年
7月14日 大地震。(東寺執行日記)
8月 4日 大地震。(東寺執行日記)
11月 9日 大地震。(東寺執行日記)
1364(貞治 3)年
8月 5日 地震あり。(続史愚抄26)
9月11日 地震あり。(続史愚抄26)
1368(応安 1)年
2月19日 西方に彗星出現。以後連日雨天。(鳩嶺雑事記)
3月22日 乾方に彗星あり。23日、4月2日、3日にもあり。(後深心院関白記)
5月11日 石清水に桃子の如き大きさの雹が降る。(続史愚抄26)
1369(応安 2)年
7月27日 京で大地震。(後深心院関白記)
1371(応安 4)年
3月19日 京で大地震。23日にも地震。(後深心院関白記)(鳩嶺雑事記)(後愚昧記 4)
1372(応安 5)年
6月27日 京で大地震。(後深心院関白記)
12月24日 地震あり。(後深心院関白記)
1373(応安 6)年
2月 2日 京で大地震。(後深心院関白記)
4月 1日 京で大地震。12日にも地震。(後深心院関白記)
5月11日 橘子の如き大きさの雹が降る。(本朝通鑑146)(後深心院関白記)(南方紀伝 3)
8月20日 京で大地震。(後深心院関白記)
閏10月22日 京で大地震。(後深心院関白記)
1374(応安 7)年
6月15日 地震あり。(後深心院関白記)
1375(永和 1)年
6月11日 地震。23日にも地震あり。(後深心院関白記)
11月19日 阿蘇山噴火し、大石上がり、霊水沸騰する。(阿蘇郡誌)
引用終了
これらはごく一部、それもあまり歴史的大地震とは記録されていない地震です。
他の地震はこの資料や他の年代資料などで確認できます。
ですが当ブログでは「地震が無いの地震の前兆」と言う旨の記事や「突っかえ棒の交代理論」についての記事を以前に書いています。
これらから考えると、兵庫県南部地震や中越地震でこれらエリアの突っかえ棒が外れればその隣接、或いは周辺地域に力がかかって今度はそこの突っかえ棒が外れる、と言う事で当然だったのかも知れません。
しかし大阪府北部の地震についてはあまり確率として大きくは見ていませんでした。
過去の記録では慶長伏見地震などは有りますが、大阪は京都に比べれば記録としては多くないからです。
以前の記事で何度が引用して来た資料では京都やその周辺での地震がかなり多く有り、それに比べて現在がかなり少ない事は以前から気にかかっていました。
ですが何も起きていないのに、大阪北部を含む京都とその周辺エリアの地震について可能性を言うのも気が引けるので特に記事にしていない内に今月の地震となってしまいました。
多少は書けば良かったのかとも、と今になって思う事も有りますが、それは結果論です。
参考程度に昔の京都エリアの地震についての資料を挙げておきたいと思います。
引用開始(一部抜粋)
http://www.nagai-bunko.com/shuushien/tenpen/ihen02.htm
1363(貞治 2)年
7月14日 大地震。(東寺執行日記)
8月 4日 大地震。(東寺執行日記)
11月 9日 大地震。(東寺執行日記)
1364(貞治 3)年
8月 5日 地震あり。(続史愚抄26)
9月11日 地震あり。(続史愚抄26)
1368(応安 1)年
2月19日 西方に彗星出現。以後連日雨天。(鳩嶺雑事記)
3月22日 乾方に彗星あり。23日、4月2日、3日にもあり。(後深心院関白記)
5月11日 石清水に桃子の如き大きさの雹が降る。(続史愚抄26)
1369(応安 2)年
7月27日 京で大地震。(後深心院関白記)
1371(応安 4)年
3月19日 京で大地震。23日にも地震。(後深心院関白記)(鳩嶺雑事記)(後愚昧記 4)
1372(応安 5)年
6月27日 京で大地震。(後深心院関白記)
12月24日 地震あり。(後深心院関白記)
1373(応安 6)年
2月 2日 京で大地震。(後深心院関白記)
4月 1日 京で大地震。12日にも地震。(後深心院関白記)
5月11日 橘子の如き大きさの雹が降る。(本朝通鑑146)(後深心院関白記)(南方紀伝 3)
8月20日 京で大地震。(後深心院関白記)
閏10月22日 京で大地震。(後深心院関白記)
1374(応安 7)年
6月15日 地震あり。(後深心院関白記)
1375(永和 1)年
6月11日 地震。23日にも地震あり。(後深心院関白記)
11月19日 阿蘇山噴火し、大石上がり、霊水沸騰する。(阿蘇郡誌)
引用終了
これらはごく一部、それもあまり歴史的大地震とは記録されていない地震です。
他の地震はこの資料や他の年代資料などで確認できます。