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快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  活断層と考えられている所があるから目立つ地震が起きるのではなく、力がかかったから過去に断層面がズレた、と言う観点

2018-06-19 19:38:21 | 地震 津波
 地震災害が発生すると多くの場合に活断層の話が出て来ます。
 その活断層ですが、「活断層と認識されているものが有るから地震が発生するわけではない」、と個人的には考えています。
 「そのエリアの地殻に於いて、そのまとまりの境界間に歪、ストレスがかったから耐ストレスの限界値を超える事になって破壊が発生し、断層が動いた、或いは新たな断層が発生した」と言う事かと思います。
 なので「そのエリアの地殻間に歪、ストレスがかからなければ、それまで活断層と考えられていた所でも地震やずれが生じる事は無いし、逆にそれまで活断層と考えられていなかった所でもあるエリア内の地殻に於いて、そのまとまりの境界間に歪、ストレスがかかれば新たな断層が生じる」と言う事ではないでしょうか。
 更に以前の記事でも書きましたが、活断層と考えられている断層は、既に動いた場所なのでそこが滑りやすくなっていて小地震で済んでしまうケース、或いは逆に、ずれ動く可動限界になって動きにくくなっている場合は、そこでのストレス発散がされずに、そこ以外の場所に力がかかる事になるケースも少なく無い、と考えています。

仕組みとアプローチ -  大阪府北部の地震と活断層の考え方

2018-06-19 08:11:05 | 地震 津波
 この地震も活断層との関連について多くの見方が有るようですが、地震と活断層の関連については、以前にも記事にした通りで、「新たな断層が発生する事が多いからこそ世界にはは多くの活断層が有るのであり、仮に活断層しか動かないのであれば世界には活断層は僅かしかないはず」と言う事に変わりは有りません。
 現在でも今後更に動きやすい活断層もあれば、既に動きにくくなってしまっている旧活断層を今も動きやすい活断層として認識してしまっているケースも有る、と言う事なのでしょう。
 何しろ「いつ活動を停止したかはわからないから」です。
 つまり活断層については、対局する二つのケースと更にその中間的なケースと言う3つのケースが有るのかと思われます。
 一つは「一度地殻のまとまりが割れてしまった為に動きやすくなり、そこがまた地震となって活断層となっている」と言うケース。
 もう一つは今まで活断層として動いていたものが、そろそろ稼動範囲の限界にまで来て動きにくくなり、その活断層の比較的近くに力がかかり易くなってそこに新たに活断層が生まれる」と言うケース。
 更にもう一つは「上記の2者のANDである中間のケース、つまり新たな活断層が発生しながらも既に有った活断層も有る程度は動く」と言うものです。
 活断層と活断層帯は別のものとして考えるべきものであり、「活断層帯内では新たな活断層はどちらかと言うと発生しやすいが、活断層と思えていたもの自体は既に活動期を過ぎたか終わりに近いものも少なくない」と考えられます。 
 そしてもう一つ。
 それは「活断層帯で無かった所であったも、そこに今までに無かった様な力がかり、そのエリアの地殻のまとまりの破壊限界に至れば、新たな活断層や活断層帯は発生する事も有る」と言う事かと思います。
 活断層同様、世界には活断層帯が多数有ります。
 これもやはり「新たな活断層帯が発生したからこそ多数有る」と言う事かと考えています。
 尚、先日発生した大阪府北部の地震はM5.9からM6.1になったようです。