ザトウクジラに関する前回の記事で熊本地震の例も分析対象にしましたが、その熊本地震が発生下のは2016年の4月14日と16日。
この年の4月は7日が新月でしたので、月齢では特に危険期間と言う程では有りませんでした。
大地震と言うのは、何もトリガーが大きい時だけに発生するわけではなく、地殻やプレートの境界間のストレスが弾ける限界であるかどうか、と言う点が大きいく、仮に弾ける限界に近かった場合は僅かなトリガーでも大地震が発生する可能性はゼロではない、と言うのはこれまでにも書いて来ました。
熊本地震についてはあまりにも月齢に限ればですがどちらかと言うと安全期間だったので再度当時の状況を分析してみました。
その結果、熊本地方の有感地震に関しては、少し前の満月や新月とその前後期間に発生する有感地震の比率が多かった事がわかります。
M 最大震度
2016年4月14日 22時07分ごろ 熊本県熊本地方 5.7 6弱
2016年4月14日 22時03分ごろ 熊本県熊本地方 3.3 2
2016年4月14日 22時00分ごろ 熊本県熊本地方 4.0 4
2016年4月14日 21時42分ごろ 熊本県熊本地方 4.9 4
2016年4月14日 21時37分ごろ 熊本県熊本地方 3.9 4
2016年4月14日 21時26分ごろ 熊本県熊本地方 6.4 7
2016年4月6日 16時36分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年4月3日 14時22分ごろ 熊本県熊本地方 2.2 2
2016年3月23日 20時52分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年3月23日 16時13分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年3月10日 16時19分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年2月12日 15時39分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2016年の4月は7日が新月ですから4月3日と6日は新月の前後期間でどちらかと言えば要注意期間。
2016年の3月は満月が23日でしたからまさにドンピシャリ。
新月は3月9日でしたからこれも新月トリガー期間内でした。
これらの事から言える事は、次の通り。
「確かに熊本地震自体は新月や満月とその前後期間に発生したわけではないが、周辺域も含めた中小の有感地震は満月や新月とその前後期間で発震。その結果、周辺域の突っかえ棒が順次外れて行き、4月14日と4月16日の大地震の震源域に力が集中した結果、2度の大地震となった。」
月齢トリガーではどちらかと言えば要注意となる期間ではなくそれ以外の期間であっても大地震が発生するパターンとして、熊本地震は今後も参考になるかもしれない、と考えています。
この年の4月は7日が新月でしたので、月齢では特に危険期間と言う程では有りませんでした。
大地震と言うのは、何もトリガーが大きい時だけに発生するわけではなく、地殻やプレートの境界間のストレスが弾ける限界であるかどうか、と言う点が大きいく、仮に弾ける限界に近かった場合は僅かなトリガーでも大地震が発生する可能性はゼロではない、と言うのはこれまでにも書いて来ました。
熊本地震についてはあまりにも月齢に限ればですがどちらかと言うと安全期間だったので再度当時の状況を分析してみました。
その結果、熊本地方の有感地震に関しては、少し前の満月や新月とその前後期間に発生する有感地震の比率が多かった事がわかります。
M 最大震度
2016年4月14日 22時07分ごろ 熊本県熊本地方 5.7 6弱
2016年4月14日 22時03分ごろ 熊本県熊本地方 3.3 2
2016年4月14日 22時00分ごろ 熊本県熊本地方 4.0 4
2016年4月14日 21時42分ごろ 熊本県熊本地方 4.9 4
2016年4月14日 21時37分ごろ 熊本県熊本地方 3.9 4
2016年4月14日 21時26分ごろ 熊本県熊本地方 6.4 7
2016年4月6日 16時36分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年4月3日 14時22分ごろ 熊本県熊本地方 2.2 2
2016年3月23日 20時52分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年3月23日 16時13分ごろ 熊本県熊本地方 1.7 1
2016年3月10日 16時19分ごろ 熊本県熊本地方 2.3 1
2016年2月12日 15時39分ごろ 熊本県熊本地方 2.0 1
2016年の4月は7日が新月ですから4月3日と6日は新月の前後期間でどちらかと言えば要注意期間。
2016年の3月は満月が23日でしたからまさにドンピシャリ。
新月は3月9日でしたからこれも新月トリガー期間内でした。
これらの事から言える事は、次の通り。
「確かに熊本地震自体は新月や満月とその前後期間に発生したわけではないが、周辺域も含めた中小の有感地震は満月や新月とその前後期間で発震。その結果、周辺域の突っかえ棒が順次外れて行き、4月14日と4月16日の大地震の震源域に力が集中した結果、2度の大地震となった。」
月齢トリガーではどちらかと言えば要注意となる期間ではなくそれ以外の期間であっても大地震が発生するパターンとして、熊本地震は今後も参考になるかもしれない、と考えています。