快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  大阪北部地震と遠隔連動性 中央構造線関連のガタつきとブロック関連のガタつきとの相互影響の可能性

2018-06-25 19:55:10 | 地震 津波
 大阪北部地震と遠隔連動性が有った可能性の有る地震ですが、もう一つ有りました。
 それは、

2018年4月9日 1時32分ごろ 島根県西部 M5.8 最大震度5強

です。
 この地震とその余震と思われるものも合わせて、やはり前回の記事でテーマにした「ブロック」の境界エリアそのものか或いはそのごく近い所の震源でした。
 その他にも震度1まで範囲を広げると、ブロックの境界あたりに該当するものがこの3ヶ月位の間で少なからず有ります。
 これらの経緯から「ブロックがガタついているのではないか」と言う見方が有っても良いと今では考えています。
 そして更には、「中央構造線やそれに近いエリアでのガタつきが上記のブロックに影響するケース、そして逆に上記のブロックやその境界のガタつきが中央構造線に影響するケース、そしてその双方が交互が起きるANDのケース」などが有るかと想定できるかと思われます。
 その一例が今月12日から発生した千葉県東方沖やその後に千葉県南部地震とそれに関連するスロースリップと今月17日に発生した群馬県南部地震が中央構造線に近いエリアである事なのかも知れません。
 大阪北部地震は直接的には今月発生した群馬県南部地震に影響されたわけではないのかも知れませんが、間接的には中央構造線経由でブロックに影響が行った為も要素の一つであった可能性はゼロではないかも知れません。

仕組みとアプローチ -  大阪北部地震では遠隔連動性が有ったのか

2018-06-25 12:22:53 | 地震 津波
 大阪府北部の地震(大阪北部地震と呼んでいる事多い様なので今後はこの表現にします)ですが、最近発生した目立つ地震である今月17日に発生した群馬県南部の地震(震度5弱)と連動したのかどうか、と言う点で論点になった事も有ったようです。
 連動性は無いとする考え方が多い様で、この件に関しては真相がどうあれ、個人的には同感です。
 しかしデータ対象を先月まで範囲を広げ、最近発生した目立つ地震が全て今月の大阪北部地震との遠隔連動性が全く無いのか?と言う事になると、「少なくとも一部は可能性として考えられる」と個人的には見ています。
 それが何かと言うと、先月に発生した長野県北部地震です。
 先月12日から25日まで発生した有感地震だけで次の通り。
   
                        M  最大震度
2018年5月25日 22時56分ごろ 長野県北部 2.8   3
2018年5月25日 22時01分ごろ 長野県北部 2.2 1
2018年5月25日 21時28分ごろ 長野県北部 2.9 2
2018年5月25日 21時13分ごろ 長野県北部 5.1 5強
2018年5月16日 19時26分ごろ 長野県北部 2.5 3
2018年5月16日 10時14分ごろ 長野県北部 1.6 1
2018年5月16日 8時55分ごろ 長野県北部 2.7 3
2018年5月14日 9時03分ごろ 長野県北部 1.9 1
2018年5月14日 3時21分ごろ 長野県北部 2.1 1
2018年5月12日 11時10分ごろ 長野県北部 2.5 2
2018年5月12日 10時41分ごろ 長野県北部 2.9 3
2018年5月12日 10時29分ごろ 長野県北部 5.1 5弱
 
 このエリアなのですが、殆どがあの「ブロック」と言われる考え方の境界部分かそれに近い所です。

引用開始(一部抜粋)

https://openmatome.net/matome/view.php?q=14608745688674

NHKスペシャル 2016年4月3日「加速する地震研究の最前線に迫る」~京都大学西村卓也先生
GPSの詳細な分析から、日本列島がのる巨大な岩盤・プレートが実はいくつものブロックに分かれている。
日本列島の真下に大地の巨大な裂け目が潜んでおり、大きな地震が発生しやすいことがわかってきた。
(中略)
1枚のプレートと考えられていた西日本、 それが、複数のブロックに分断されている。

引用終了

 画像は直接御覧下さい。
 ここの画像で確認できる通り、長野県北部地震も大阪北部地震もこのブロックの境界そのものかそれに近い所です。
 なので論理構築は次のようにも出来ると考えています。
 「先月に長野県北部で目立つ地震が発生し長野県、岐阜県の多くのエリアを含むここのブロックを支えていた突っかえ棒が外れたか弱くなり、このブロックを動かそうとする力が隣接するブロックに以前より多くかかるようになった。
 それで大阪北部にあるこのブロックの境界にストレスがかかり、限界値を超えた今月18日に目立つ地震となった。」
 と言う可能性も想定すべき。
 「なので何も隣接、或いは近くの断層帯に限らず、琵琶湖を含んでいるこのブロックのどこか、大阪北部とは例えば100km以上離れたエリアでも今後目立つ地震が有る可能性はゼロでは無い。
 もっと拡大解釈すればこのブロックや前者のブロックと更に隣接してるブロックでも、そのまた先のブロックとの境界付近で今後目立つ地震が有る可能性はゼロでは無い。」
 大体、こんな状況と見ていますが、真相がどうかについては明確な確証を得るまでには至っていません。
 ただ最近、香川県での有感地震と言う珍しい事と言える地震が有りました。

2018年6月21日 22時49分ごろ 香川県東部 M2.7 最大震度1

 今後、各ブロックの境界部で何が起きるでしょうか。
 真相は神のみぞ知る、と言うのは以前にも書いた通りです。