快気分析

何か快適な気分になれるような記事にしたいです。

仕組みとアプローチ -  ケルマディックとミクロネシア(ヤップエリア)の傾向則

2017-12-26 00:18:38 | 地震 津波
 前回の記事でミクロネシアの地震をケルマディックの傾向則に入れようかどうか、多少迷いながら記事を書いたのですが、その後やはり気になって更に調べて見ると、EMSCでは次の通りでした。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-12-17 23:41:16.1 10.04 N 140.13 E 10 5.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-17 14:25:17.4 10.05 N 140.36 E 10 5.3 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-11 15:06:55.3 9.95 N 140.61 E 10 4.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-09 15:14:25.3 10.06 N 140.21 E 10 6.1 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 12:06:14.8 9.98 N 140.30 E 10 4.9 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 10:50:29.9 10.19 N 140.25 E 10 4.9 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 09:51:08.4 10.04 N 140.23 E 10 6.4 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 05:37:54.6 10.06 N 140.19 E 10 5.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 02:11:25.5 10.01 N 140.40 E 40 4.7 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 00:30:11.3 10.33 N 139.92 E 10 5.0 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 00:22:54.7 10.09 N 140.21 E 20 6.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-10-12 17:16:42.9 8.00 N 137.42 E 10 4.6 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-08-19 06:30:08.8 6.12 N 146.60 E 20 5.0 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-08-16 07:23:47.1 11.44 N 138.95 E 48 4.8 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-07-09 13:31:20.0 7.73 N 137.04 E 35 4.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-06-30 08:10:20.0 12.06 N 140.55 E 10 4.9 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-04-18 02:37:44.9 8.50 N 137.76 E 10 4.8 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-04-11 21:54:20.4 11.57 N 141.48 E 10 5.0 STATE OF YAP, MICRONESIA
2016-12-18 09:47:05.4 8.36 N 137.75 E 20 6.2 STATE OF YAP, MICRONESIA 

引用終了
 
 UTCで12月8日とはまさしくケルマディック諸島エリアでM6.2の地震があったその日なのですが、ミクロネシアのM6.5の地震の方が先に発生しています。
 更に、ケルマディック諸島エリアとミクロネシアのヤップエリアについて、M6以上の地震を調べて見ると、

引用開始 2件(一部抜粋)


https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-12-09 15:14:25.3 10.06 N 140.21 E 10 6.1 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 09:51:08.4 10.04 N 140.23 E 10 6.4 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 00:22:54.7 10.09 N 140.21 E 20 6.5 STATE OF YAP, MICRONESIA
2016-12-18 09:47:05.4 8.36 N 137.75 E 20 6.2 STATE OF YAP, MICRONESIA
2014-05-15 08:16:36.7 6.37 N 144.87 E 10 6.3 STATE OF YAP, MICRONESIA
2014-05-14 20:56:12.7 6.45 N 144.94 E 3 6.1 STATE OF YAP, MICRONESIA
2013-11-19 15:16:48.0 8.89 N 138.57 E 10 6.0 STATE OF YAP, MICRONESIA
2005-01-16 20:17:55.5 11.60 N 140.81 E 33 6.5 STATE OF YAP, MICRONESIA


https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-12-08 02:09:57.4 30.73 S 178.51 W 10 6.2 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2017-06-28 18:20:52.9 30.44 S 177.44 W 10 6.0 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2016-06-06 02:35:25.3 30.32 S 177.49 W 10 6.0 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2014-06-23 20:06:20.1 30.03 S 177.48 W 20 6.5 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2014-06-23 19:21:50.4 30.00 S 177.33 W 30 6.3 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2014-06-23 19:19:18.1 30.10 S 177.62 W 26 6.8 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2013-10-11 21:24:57.0 30.79 S 178.39 W 132 6.2 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2013-09-30 05:55:55.0 30.92 S 178.26 W 40 6.4 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2009-09-02 18:00:10.0 29.23 S 178.70 W 259 6.2 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2009-04-26 00:06:54.7 30.22 S 178.54 W 140 6.1 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2009-02-17 03:31:01.2 30.62 S 178.62 W 60 6.0 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2009-01-18 14:11:48.0 30.06 S 177.89 W 20 6.7 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2008-10-05 09:12:40.0 30.26 S 177.16 W 35 6.3 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2008-09-29 15:19:29.6 29.89 S 177.63 W 20 7.0 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2007-01-31 03:15:55.0 29.49 S 177.94 W 55 6.5 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND
2005-12-07 23:32:52.6 29.97 S 177.55 W 30 6.1 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND

引用終了

 どちらが先になるか決まっていませんが、連動性がかなり有る傾向が見て取れました。
 と言う事で「ケルマディックとミクロネシア(ヤップエリア)の傾向則」としておきます。

仕組みとアプローチ -  ケルマディック諸島エリアのM6.2の地震発生から既に約17日経過

2017-12-25 17:46:23 | 地震 津波
 今月8日に記事にしたケルマディック諸島エリアのM6.2の地震発生から既に約17日経過している現在時点で、まだ「ケルマディックの傾向則」に対応する地震が発生していません。
 あの地震が発生してから環太平洋西側北半球での地震(M6以上)についてEMSCデータは次の通りです。

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-12-09 15:14:25.3 10.06 N 140.21 E 10 6.1 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 09:51:08.4 10.04 N 140.23 E 10 6.4 STATE OF YAP, MICRONESIA
2017-12-08 02:09:57.4 30.73 S 178.51 W 10 6.2 KERMADEC ISLANDS, NEW ZEALAND

引用終了
 
 では同エリア(但しミクロネシアを除く)のM5.5以上の地震はと言うと、

引用開始(一部抜粋)

https://www.emsc-csem.org/Earthquake/?filter=yes

2017-12-22 14:44:19.2 53.90 N 160.42 E 60 5.5 NEAR EAST COAST OF KAMCHATKA
(中略)
2017-12-21 03:00:17.7 29.28 N 142.68 E 10 5.7 IZU ISLANDS, JAPAN REGION
(中略)
2017-12-20 13:40:55.1 30.63 N 131.99 E 10 5.5 KYUSHU, JAPAN

引用終了

と言う程度で、やや目立つ地震は有りましたがM6には至らなかったようです。
 12月は世界的にもやや静穏気味だったようです。
 今後はどうなるでしょうか。
 12月29日は、来年1月2日に来る満月のスーパームーン前の長潮です。
 

 

仕組みとアプローチ -  北海道沖の超巨大地震説 その根拠について

2017-12-24 13:45:11 | 地震 津波
 北海道沖の超巨大地震説ですが、その根拠について次のような説明が有りました。

引用開始(一部抜粋)

https://www.msn.com/ja-jp/news/video/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e6%b2%96%e3%81%a7%e8%b6%85%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e5%9c%b0%e9%9c%87%e2%80%9c%e5%88%87%e8%bf%ab%e2%80%9d%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%8b%a0%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-BBHb5fP

北海道沖で超巨大地震“切迫”その根拠は?
日テレNEWS24

政府は今週、北海道沖でも東日本大震災のような「超巨大地震が切迫している可能性が高い」と発表した。海沿いの住民からは、不安の声も聞かれている。
    ◇
地震調査委員会・平田直委員長「東北で2011年に起きたような非常に大きな地震が、千島海溝で起きる可能性が高い」
19日の政府の発表。政府が「超巨大地震」が切迫している可能性が高いと指摘したのは、北海道の東側にある千島海溝。
発生確率は、今後30年で最大40%にのぼるという。その根拠は、太平洋沿岸の「地層」に隠されていた。
北海道大学・平川一臣名誉教授「4000年間くらいに何回津波が来たか、大きな津波が低湿地に入ってきたかということが、地層として残っている」
「津波の痕跡」を長年調べてきた平川名誉教授は、巨大な津波が起きるたびに運ばれる、小石や砂などの「津波堆積物」に着目。
平川名誉教授が十勝から根室地方沿岸で採取した実際の地層に、横に伸びる2本の灰色の層。これが津波によって運ばれた堆積物で、この場所を昔、巨大津波が襲ったことを物語っているという。また、この地層から重大なことが読み取れるという。
残された堆積物の位置関係から、北海道沖の「超巨大地震」がおよそ400年の間隔で起きていることがわかるという。
平川名誉教授「(前回から)すでに400年たっているので、いつ超巨大津波が来てもおかしくない」

(中略)

実は、警戒が必要な場所は、北海道だけにとどまらない。平川名誉教授によると、前回のおよそ400年前の巨大津波の痕跡は、根室から十勝だけでなく、北海道の噴火湾、さらには青森県・岩手県などの太平洋沿岸にも見られるという。
平川名誉教授「2011年3月11日の津波規模とほとんど同じような津波が沿岸を襲うというふうに、理解しておかなければいけない」
切迫している可能性が高いという千島海溝沿いの「超巨大地震」。国は今後、沿岸を襲う津波の高さなどを想定し、来年3月までに公表することにしている。

引用終了

 戦後になってからだけでも十勝沖、千島列島沖でM8以上の地震が結構発生していて、そこへ更に今後M9の地震が切迫かとい説について、筆者は「多すぎるのではないか?」とやや疑問にも思えるのですが、災害想定は大きめ、多めにしておいた方が、対策がよりなされるので、特にこのような説が有っても良いのかも知れません。
 ただこの説に説得力があるのならば、では何故本州、四国、九州などで同様に大津波の痕跡と周期が明らかにされていないのか?と言うのが気になります。
 なぜ北海道だけがわかるのか?です。
 できれば北海道以外でもわかる範囲で明らかにして欲しいです。
 それともう一つ、津波が大きいからと言って地震がM9以上とかと必ずしもなるわけではないと考えています。
 「津波地震」のように、地震の被害が無い、或いは殆ど無いのに津波だけ異常に高く被害が大きかったものも記録としていくつか有ります。
 それと以前の記事でも書きましたが、津波が他のエリア高くなるパターンは、反射や海底地形などいくつか有り、特定の震源域で特定の周波数、特定の方向の地震と時はそこだけ高くなる事も有ると思われます。
 極端な例では日本海側でM8未満の地震が発生した場合であっても、大陸側へ到達した津波の第1波の反射波と第2や第3波が日本の海岸に重なって大きくなった例と言うのが果たして過去に無かったのか?と言うのは、今後調べて行く必要が有るのかも知れません。
 大陸側における津波痕跡の時期と対応する日本側の津波痕跡の時期を調べればわかるのではないでしょうか。 
 仮にこれらの状況ならばM8前後の地震でも大きな津波地震となるような特定のタイプの地震が約400年前後周期で発生して来た事になり、戦後にM8以上の地震が何度か発生している上に更に今後M8クラスなら発生してもより辻褄は合うと考えています。
 東日本大震災の震源域より北から千島列島南半分で、M8が合計数十回有ったとするならば大体の値として東日本大震災の震源域と地震のエネルギー総計が似た値になるのかも知れません。
 ただ仮にM9未満の地震であったとしても、こうしたプレート境界型地震で津波を伴ったものは、地震そのものよりも津波での被害が遥かに大きい事が多いので、実質M9クラスの地震相当の被害と同じと見るならば、M9の地震としてもでもほぼ同じ意味になって来るので、やはりM9クラスの地震と想定しても良いのかも知れません。

仕組みとアプローチ -  カムチャッカでまた大噴火 そして過去の地震は

2017-12-23 20:04:32 | 地震 津波
 ロシアのカムチャッカで大噴火がまた有ったとの事です。

引用開始(一部抜粋)

https://weathernews.jp/s/topics/201712/210075/

今年世界最大級 ロシア・カムチャッカで大噴火

2017/12/21 14:39 ウェザーニュース
ロシアのカムチャツカ半島に位置するベズイミアニ山で日本時間の昨日20日(水)12時45分頃に噴火が発生、噴煙高度では2017年で世界最大級の噴火となりました。
噴煙の高さは一時15kmに

引用終了

 カムチャッカでの火山活動はシベルチ山だけでなく、ベズイミアニ山でも活発なようです。
 そのベズイミアニ山ですが、

引用開始(一部抜粋)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%BA%E3%82%A4%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%8B%E5%B1%B1

ベズイミアニ山

ベズイミアニ(Bezymianny、ロシア語:Безымянный)は、ロシアのカムチャツカ半島にある成層火山。標高は2,882m。
(中略)
1955-56年の噴火

前述にもある通り、この火山は有史に入り一度も噴火しておらず、この噴火が歴史上初の噴火である。
噴火の1か月前の9月29日から火山性地震が多発し、その地震は前日まで続いた。そして、10月22日に噴火。この噴火が有史最初の噴火となる。その後もブルカノ式噴火を起こし、火山灰を多く噴き上げる。12月になってもベズイミアニ山は火山灰を噴き上げるが、噴火の規模はやや小さくなったため、小康状態になったように思えた。しかし、翌年の1956年3月30日、現地時間の午後5時11分ごろベズイミアニ山を震源とする大きな地震が起き、この地震で北東斜面で山体崩壊が発生。山頂に蹄鉄型の火口が出現し、噴火前3,085mあった標高はこの大噴火で2,882mに減少。この噴火による火山爆発指数は5だった。その後、火口から溶岩ドームが出現し、火口の大半を埋めた。
なお、地震が引き金となって山体崩壊を起こし、大噴火をして溶岩ドームを形成するこのようなタイプの噴火は、24年後にアメリカ合衆国にあるセント・ヘレンズ山(火山爆発指数は同じく5)でも起きている。

1952年11月のカムチャツカ地震(Mw9.0)の3年後であることから、連動噴火の可能性が指摘されている[2]。

引用終了

 ではその前後でどのような地震や火山噴火が千島列島や北海道で発生しているのか、と言うと他のエリアも含めて次の通りです。

引用開始(一部抜粋)


https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8
2006年11月15日 千島列島沖地震 - Mw 8.3(M 7.9)、ロシア極東地域や北海道の一部に津波警報。
2007年1月13日 千島列島沖地震 - Mw 8.1(M 8.2)、北海道・東北地方で最大震度 3、北海道や太平洋の沿岸地域で津波観測。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%AE%E5%B9%B4%E8%A1%A8_(%E6%97%A5%E6%9C%AC)
1952年(昭和27年)

3月4日 十勝沖地震 - Mj 8.2(Mw 8.2)、北海道浦河町・帯広市・本別町・釧路市で最大震度 5。死者・行方不明者33人。北海道から東北に津波。
(中略)
1958年(昭和33年)
(中略)
11月7日 択捉島沖地震 - Mj 8.1(Mw 8.3)、北海道釧路市で最大震度 5。太平洋岸各地に津波。

1960年代

1960年(昭和35年)
3月21日 三陸沖で地震 - Mj 7.2、青森県青森市・八戸市・むつ市、岩手県宮古市・盛岡市・雫石町・水沢市で最大震度 4。
5月23日 チリ地震津波 - 南米チリ・バルディビア沖で発生した巨大地震に伴う津波。日本国内での死者142人。
1961年(昭和36年)
2月2日 長岡地震 - Mj 5.2、新潟県長岡市で最大震度 4。死者5人。
2月27日 日向灘で地震 - Mj 7.0、宮崎県宮崎市・日南市・都城市で最大震度 5。死者2人。
8月12日 釧路沖で地震 - Mj 7.2、北海道道東、浦河町で最大震度 4。
8月19日 北美濃地震 - Mj 7.0、中部地方から近畿地方にかけて最大震度 4。死者8人。
1962年(昭和37年)
4月23日 広尾沖地震 - Mj 7.1、北海道帯広市・広尾町で最大震度 5。同年6月29日に十勝岳が噴火している。[133]
4月30日 宮城県北部地震 - Mj 6.5、岩手県、宮城県、山形県、福島県で最大震度 4。死者3人。
1963年(昭和38年)10月13日 択捉島沖地震 - Mj 8.1(Mw 8.3[114] - 8.5)、北海道浦河町・帯広市で最大震度 4。択捉島から宮城県までで津波を観測。

(中略)
1968年(昭和43年)

2月21日 えびの地震 - Mj 6.1、熊本県人吉市で最大震度 5。死者3人。
4月1日 日向灘地震 - Mj 7.5、高知県宿毛市と宮崎県延岡市で最大震度 5。死者1人。
5月16日9時48分頃 十勝沖地震 - Mj 7.9(Mw 8.3)、北海道、青森県、岩手県で最大震度 5、三陸沿岸で5mの津波。死者・行方不明者52人。三陸沖北部の固有地震[89]。

同日19時39分頃 青森県東方沖で地震 - Mj 7.5、北海道浦河町・広尾町で最大震度 5。1968年十勝沖地震の最大余震[121]。

6月12日 三陸沖で地震 - Mj 7.2、青森県、岩手県、宮城県で最大震度 4。1968年十勝沖地震の余震[121]。
10月8日 小笠原諸島西方沖で地震 - Mj 7.3、深さ460km[4]。福島県、茨城県、千葉県、東京都で最大震度 3。

1969年(昭和44年)

8月12日 色丹島沖地震 - Mj 7.8(Mw 8.2)、北海道広尾町・釧路市・根室市で最大震度 4。

引用終了

 これを見ると十勝沖や択捉沖、色丹沖は結構Mw8以上の地震が発生していて、歪は時々解消しているようです。
 これだけストレス発散していて、更に今後M9以上の地震が起きる可能性が果たして有るのか? 多少疑問ですがただ確率はゼロとまで言い切れません。

仕組みとアプローチ -  津波高さ予測の難しさ

2017-12-22 20:29:15 | 地震 津波
 今月20日の記事で、津波が場所によってかなり高くなるケースも有る事を書きましたが、これ以外でも一部の地域で時には異常に高くなるケースが想定できるので記事にしてみます。
 まず仮に同じ震源域からの地震である場合ですが、津波がどこかの海岸などに到達し、その反射波に反射波でない直接の津波、或いは別の反射波が加わった場合もやはりその合成波となるので、複数の津波が打ち消しあう場合でなければ津波は合わさった分、高くなると見られます。
 これはどちらかと言うと陸地に挟まれた海などの方が多いと考えられますが、そうでない場合でも全く無くはないと見られます。
 それから別のパターンとしては、津波が別の方向に進んだにもかかわらず、潮流、海流でその分コースが徐々にずれてしまうケース。
 特に二つの潮流がぶつかる潮目などで津波とタイミングが合ってしまった場合、二つのコースの津波がぶつかり合うに近い状況となる事も考えられます。
 更に別のパターンとしては海底地形によって津波の進行方向がずれたり、迷走したりするケースがあると思われます。
 そして更に別のパターンとしては、異なる地震で発生した別の津波が、何処かの場所で同時に到達してしまうケース。
 異なる地震とはまず同じ震源域で本震と余震とかである場合。
 もう一つのパターンは別の震源域での地震、つまり別の地震なのに数時間とか近い時間差で発生した場合。
 その「別の地震」ですが、全く別の地震である事も有れば、連鎖地震である事もあり、更にどちらともとれる見分けのつきにくい地震であるケースも考えられます。
 「津波がどこでどれだけ高くなるのか?」と言うのは、上記多数のパターンの組み合わせとなる事が有るわけで、到達時刻までにはとても正確な予測などつかない事が少なく無いと筆者は見ています。