北海道沖の超巨大地震説ですが、その根拠について次のような説明が有りました。
引用開始(一部抜粋)
https://www.msn.com/ja-jp/news/video/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e6%b2%96%e3%81%a7%e8%b6%85%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e5%9c%b0%e9%9c%87%e2%80%9c%e5%88%87%e8%bf%ab%e2%80%9d%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%8b%a0%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-BBHb5fP
北海道沖で超巨大地震“切迫”その根拠は?
日テレNEWS24
政府は今週、北海道沖でも東日本大震災のような「超巨大地震が切迫している可能性が高い」と発表した。海沿いの住民からは、不安の声も聞かれている。
◇
地震調査委員会・平田直委員長「東北で2011年に起きたような非常に大きな地震が、千島海溝で起きる可能性が高い」
19日の政府の発表。政府が「超巨大地震」が切迫している可能性が高いと指摘したのは、北海道の東側にある千島海溝。
発生確率は、今後30年で最大40%にのぼるという。その根拠は、太平洋沿岸の「地層」に隠されていた。
北海道大学・平川一臣名誉教授「4000年間くらいに何回津波が来たか、大きな津波が低湿地に入ってきたかということが、地層として残っている」
「津波の痕跡」を長年調べてきた平川名誉教授は、巨大な津波が起きるたびに運ばれる、小石や砂などの「津波堆積物」に着目。
平川名誉教授が十勝から根室地方沿岸で採取した実際の地層に、横に伸びる2本の灰色の層。これが津波によって運ばれた堆積物で、この場所を昔、巨大津波が襲ったことを物語っているという。また、この地層から重大なことが読み取れるという。
残された堆積物の位置関係から、北海道沖の「超巨大地震」がおよそ400年の間隔で起きていることがわかるという。
平川名誉教授「(前回から)すでに400年たっているので、いつ超巨大津波が来てもおかしくない」
(中略)
実は、警戒が必要な場所は、北海道だけにとどまらない。平川名誉教授によると、前回のおよそ400年前の巨大津波の痕跡は、根室から十勝だけでなく、北海道の噴火湾、さらには青森県・岩手県などの太平洋沿岸にも見られるという。
平川名誉教授「2011年3月11日の津波規模とほとんど同じような津波が沿岸を襲うというふうに、理解しておかなければいけない」
切迫している可能性が高いという千島海溝沿いの「超巨大地震」。国は今後、沿岸を襲う津波の高さなどを想定し、来年3月までに公表することにしている。
引用終了
戦後になってからだけでも十勝沖、千島列島沖でM8以上の地震が結構発生していて、そこへ更に今後M9の地震が切迫かとい説について、筆者は「多すぎるのではないか?」とやや疑問にも思えるのですが、災害想定は大きめ、多めにしておいた方が、対策がよりなされるので、特にこのような説が有っても良いのかも知れません。
ただこの説に説得力があるのならば、では何故本州、四国、九州などで同様に大津波の痕跡と周期が明らかにされていないのか?と言うのが気になります。
なぜ北海道だけがわかるのか?です。
できれば北海道以外でもわかる範囲で明らかにして欲しいです。
それともう一つ、津波が大きいからと言って地震がM9以上とかと必ずしもなるわけではないと考えています。
「津波地震」のように、地震の被害が無い、或いは殆ど無いのに津波だけ異常に高く被害が大きかったものも記録としていくつか有ります。
それと以前の記事でも書きましたが、津波が他のエリア高くなるパターンは、反射や海底地形などいくつか有り、特定の震源域で特定の周波数、特定の方向の地震と時はそこだけ高くなる事も有ると思われます。
極端な例では日本海側でM8未満の地震が発生した場合であっても、大陸側へ到達した津波の第1波の反射波と第2や第3波が日本の海岸に重なって大きくなった例と言うのが果たして過去に無かったのか?と言うのは、今後調べて行く必要が有るのかも知れません。
大陸側における津波痕跡の時期と対応する日本側の津波痕跡の時期を調べればわかるのではないでしょうか。
仮にこれらの状況ならばM8前後の地震でも大きな津波地震となるような特定のタイプの地震が約400年前後周期で発生して来た事になり、戦後にM8以上の地震が何度か発生している上に更に今後M8クラスなら発生してもより辻褄は合うと考えています。
東日本大震災の震源域より北から千島列島南半分で、M8が合計数十回有ったとするならば大体の値として東日本大震災の震源域と地震のエネルギー総計が似た値になるのかも知れません。
ただ仮にM9未満の地震であったとしても、こうしたプレート境界型地震で津波を伴ったものは、地震そのものよりも津波での被害が遥かに大きい事が多いので、実質M9クラスの地震相当の被害と同じと見るならば、M9の地震としてもでもほぼ同じ意味になって来るので、やはりM9クラスの地震と想定しても良いのかも知れません。
引用開始(一部抜粋)
https://www.msn.com/ja-jp/news/video/%e5%8c%97%e6%b5%b7%e9%81%93%e6%b2%96%e3%81%a7%e8%b6%85%e5%b7%a8%e5%a4%a7%e5%9c%b0%e9%9c%87%e2%80%9c%e5%88%87%e8%bf%ab%e2%80%9d%e3%81%9d%e3%81%ae%e6%a0%b9%e6%8b%a0%e3%81%af%ef%bc%9f/ar-BBHb5fP
北海道沖で超巨大地震“切迫”その根拠は?
日テレNEWS24
政府は今週、北海道沖でも東日本大震災のような「超巨大地震が切迫している可能性が高い」と発表した。海沿いの住民からは、不安の声も聞かれている。
◇
地震調査委員会・平田直委員長「東北で2011年に起きたような非常に大きな地震が、千島海溝で起きる可能性が高い」
19日の政府の発表。政府が「超巨大地震」が切迫している可能性が高いと指摘したのは、北海道の東側にある千島海溝。
発生確率は、今後30年で最大40%にのぼるという。その根拠は、太平洋沿岸の「地層」に隠されていた。
北海道大学・平川一臣名誉教授「4000年間くらいに何回津波が来たか、大きな津波が低湿地に入ってきたかということが、地層として残っている」
「津波の痕跡」を長年調べてきた平川名誉教授は、巨大な津波が起きるたびに運ばれる、小石や砂などの「津波堆積物」に着目。
平川名誉教授が十勝から根室地方沿岸で採取した実際の地層に、横に伸びる2本の灰色の層。これが津波によって運ばれた堆積物で、この場所を昔、巨大津波が襲ったことを物語っているという。また、この地層から重大なことが読み取れるという。
残された堆積物の位置関係から、北海道沖の「超巨大地震」がおよそ400年の間隔で起きていることがわかるという。
平川名誉教授「(前回から)すでに400年たっているので、いつ超巨大津波が来てもおかしくない」
(中略)
実は、警戒が必要な場所は、北海道だけにとどまらない。平川名誉教授によると、前回のおよそ400年前の巨大津波の痕跡は、根室から十勝だけでなく、北海道の噴火湾、さらには青森県・岩手県などの太平洋沿岸にも見られるという。
平川名誉教授「2011年3月11日の津波規模とほとんど同じような津波が沿岸を襲うというふうに、理解しておかなければいけない」
切迫している可能性が高いという千島海溝沿いの「超巨大地震」。国は今後、沿岸を襲う津波の高さなどを想定し、来年3月までに公表することにしている。
引用終了
戦後になってからだけでも十勝沖、千島列島沖でM8以上の地震が結構発生していて、そこへ更に今後M9の地震が切迫かとい説について、筆者は「多すぎるのではないか?」とやや疑問にも思えるのですが、災害想定は大きめ、多めにしておいた方が、対策がよりなされるので、特にこのような説が有っても良いのかも知れません。
ただこの説に説得力があるのならば、では何故本州、四国、九州などで同様に大津波の痕跡と周期が明らかにされていないのか?と言うのが気になります。
なぜ北海道だけがわかるのか?です。
できれば北海道以外でもわかる範囲で明らかにして欲しいです。
それともう一つ、津波が大きいからと言って地震がM9以上とかと必ずしもなるわけではないと考えています。
「津波地震」のように、地震の被害が無い、或いは殆ど無いのに津波だけ異常に高く被害が大きかったものも記録としていくつか有ります。
それと以前の記事でも書きましたが、津波が他のエリア高くなるパターンは、反射や海底地形などいくつか有り、特定の震源域で特定の周波数、特定の方向の地震と時はそこだけ高くなる事も有ると思われます。
極端な例では日本海側でM8未満の地震が発生した場合であっても、大陸側へ到達した津波の第1波の反射波と第2や第3波が日本の海岸に重なって大きくなった例と言うのが果たして過去に無かったのか?と言うのは、今後調べて行く必要が有るのかも知れません。
大陸側における津波痕跡の時期と対応する日本側の津波痕跡の時期を調べればわかるのではないでしょうか。
仮にこれらの状況ならばM8前後の地震でも大きな津波地震となるような特定のタイプの地震が約400年前後周期で発生して来た事になり、戦後にM8以上の地震が何度か発生している上に更に今後M8クラスなら発生してもより辻褄は合うと考えています。
東日本大震災の震源域より北から千島列島南半分で、M8が合計数十回有ったとするならば大体の値として東日本大震災の震源域と地震のエネルギー総計が似た値になるのかも知れません。
ただ仮にM9未満の地震であったとしても、こうしたプレート境界型地震で津波を伴ったものは、地震そのものよりも津波での被害が遥かに大きい事が多いので、実質M9クラスの地震相当の被害と同じと見るならば、M9の地震としてもでもほぼ同じ意味になって来るので、やはりM9クラスの地震と想定しても良いのかも知れません。