映画と渓流釣り

物忘れしないための処方箋

四万の釣り

2019-06-10 19:46:13 | 釣り




会社の五日間連続有給休暇取得義務を履行すべく、梅雨入りとともに日曜日夜の関越道を下り、故郷の四万温泉で釣りと温泉と僅かばかりの親孝行の三泊。

このところ故郷の川で釣りをしてなかったけど、渓相は殆ど変わっておらず小さい魚ばかりだが魚影も濃かった。少々気になるのは岩魚が一つも釣れなかったことか。子供の頃は山女魚と半々くらい居たし、10年前でも必ず何尾かは針がかりしたのだけれど。放流があまりされていないのか、エサ取りが上手い山女魚に駆逐されてしまっているのか、虹鱒も見かけなかったから放流の問題かな。




昼過ぎからゆったりと温泉に浸かり、お袋の山菜料理に舌鼓を打つ。
我が家のルーツを親父から聞けるのも今のうちと思い、小学生の頃に交通事故で亡くなった祖母の話を聞く。薄っすら覚えていた祖母が語った秩父夜祭の華やかな宵闇が、最初の連れ合いだったご主人との想い出だったことを知る。明治大正昭和初期にもロマンスはあったんだ。