獺祭は、山口県にある旭酒造で作られている大吟醸です。
それの新潟県産「山田錦」100%で作られたお酒をいただきました。
酒米の「山田錦」は、大吟醸を造るために最も適したお米です。
高級な日本酒を造るには、酒米を磨き込み、40%以下にしていくと純度の高いお酒ができてくるのです。しかし、普通の酒米では、その前に砕けてしまいうまくいきません。砕けない米である「山田錦」を使うのです。
しかし、「山田錦」は西日本で作られていて、新潟県で作ると、刈り取りが遅くなりすぎるし、背が伸びすぎて倒れてしまうし、良い米がつくれないし量も取れません。
最近、農家の方々の努力により新潟県でも、ある程度の品質で山田錦を作られるようになりました。(量はとれませんが、作りたいという意気込みでつくっているのです)
その貴重な新潟県産山田錦を100%使ったお酒です。
アッサリしているなかにほのかな甘みがあり上品な仕上がりです。
機会があれば召し上がってください。